だんだん(第20週)♪明日に架ける橋♪[追記・訂正あり]

マナカナ,映画・テレビ・ラジオ

先週、第20週の予告ビデオから、本編を予想してみたのですが、完璧な程に外されていました。われながら、見事な外れっぷりです。

今週で、いろいろな事にケリがつきました。一番嬉しかったのは、夢花が「花むら」に戻れた事です。それまでののぞみを見ていると、辛くて辛くて…。

(追記 2009-2-23 2:02 夢花が芸妓になる時、忠の回想シーンで泣きそうになりました。のぞみ、泣いて笑って。)

(追記 2009-2-23 2:03 それぞれの道が決まり、「いのちの歌」の合唱で終わり、まるで最終回のようでした。このまま終わっても良いです。)

★ いつもご指摘ありがとうございます。[E:happy02]

【あらすじ】

忠と嘉子に離婚の危機が訪れます。ですが、雨降って地固まるで、お互いの愛を確認して、より深い絆になりました。一方の真喜子と澤田は、真喜子からの婚約破棄で、終わりました。nozomiはもうダメだと、石橋は康太に告げます。花雪からの仕事の依頼があり、康太の後押しがあって、のぞみは芸妓夢花として「花むら」に復帰しました。めぐみは「ひなげし」に就職して、介護福祉士として働きつつ、看護士の資格を取るようです。

【シーンと感想】

一条真喜子(花雪:石田ひかり)と田島嘉子(鈴木砂羽)の元に、田島めぐみ(三倉茉奈)と田島忠(吉田栄作)が現れました。第114回で現れた時に思ったのですが、めぐみは大学&琥珀苑じゃ? 忠は、「花むら」にやってくるのが早すぎです。離婚届を見つけてから、松江からすぐに電車に乗ったとしても、先に京都に付いている嘉子と時間差がほとんど無く現れるとは…。漁は無かったのでしょうか?

忠と真喜子と嘉子のただならぬ様子をめぐみは娘として感じ取っていると言う事です。そりゃあ、びっくりするでしょう。娘じゃなくても気が付くと思います。

嘉子が離婚届を置いてきた事は本気かと、忠が尋ねます。嘉子はもちろん本気です。忠は別れるつもりは無いと…。嘉子は離婚するつもりだけど、その後の事は何も考えていないようです。サリーミュージックを突然辞める羽目になった一条のぞみ(nozomi、夢花:三倉佳奈)や山田康太(久保山知洋)よりもひどいんじゃ無いでしょうか? 嘉子は、離婚しても、めぐみや田島健太郎(木咲直人)は大丈夫と考えている様ですが、まだ大学生ですよ。嘉子は我慢してきた分、一気に不満が爆発したと言う感じでしょうか? めぐみものぞみも嘉子も花村久乃(藤村志保)も、堪えるだけ堪えて、爆発するパターンです。今、のぞみが我慢しているので、再爆発でしょうか?

忠と嘉子の夫婦の危機を救ったのは、真喜子でした。まあ、真喜子が忠にちょっかいを出したのが原因ですからねぇ。真喜子がサブライド澤田悠一社長(平岳大 ひら たけひろ)のプロポーズを受けたのは、本心なのでしょうか? 現場を取り繕うためだけに、受けたような気がするのですが…。

真喜子は、澤田のプロポーズを受け入れたものの、真喜子はまだ芸妓なので、発表は待ってほしいとの事です。時間稼ぎ? 澤田は、結婚式、披露宴(京都・東京)と、大々的にやりたいつもりです。

真喜子の決心を、久乃に伝えます。久乃は真喜子に芸妓を続けてほしかったようです。それなら、最初に真喜子にお見合いの話があった時に、さっさと断らなかったのでしょうか? 行動に疑問が残ります。(115)

のぞみと康太は、相変わらずキャバレー回りです。のぞみは、客に歌よりも、一緒に呑む事を期待されています。ホステス代わりです。余りにもひどい仕打ち…。康太が止めに行こうとしますが、キャバレーのマスターに止められてしまいます。そのため、のぞみは部屋に引きこもってしまいました。連絡無しに、練習に来ません。連絡が出来ないとは、仕事のプロとしては失格ですが、そこまで追いつめられているのでしょう。

そんな様子を聞いた康太は、坂下俊(東島悠起)に助けを求めます。俊は快く応じてくれたみたいで、のぞみの練習を助けます。一人で練習するよりも、複数で練習した方が楽しいですよね。

めぐみは、琥珀苑で、夜間の介護実習です。篠崎杉子(千草英子)が狭心症の発作になっているのを見つけ、慌てて薬を出します。舌下錠と呼ばれるタイプで、舌の下に置いておくみたいです。めぐみはそれを知らず、舌の上に薬を置いてしまいました。介護福祉士の藤原(井上麻衣子)が異変に気付き、篠崎は一命をとりとめました。めぐみは、氷のう事件に引き続き、二度目の失敗でした。狭心症の舌下錠の薬と言えば、ニトログリセリンのようです。舌の裏側には血管がたくさんあって、素早く吸収されるそうです。でも、篠崎も狭心症の発作を今までに経験しているのなら、自分から舌を上に上げるような気がするのですが…。それに、入居者の持病と対応法は、あらかじめ実習生を含めた介護スタッフに知らされないのでしょうか? 実は、周知義務を怠った、琥珀苑高林知美所長(辻沢響江 つじさわ きょうこ)の責任?

めぐみは石橋友也(山口翔悟)にこの件を相談します。石橋は、介護福祉士は家族の代わりなのだから、家族の異変を感じ取り、対応する事が必要だとアドバイスします。それ以上の事は、看護士じゃないと無理だって…。めぐみは上を目指し、介護福祉士を続けながら看護士の資格を取りたいと希望を述べます。それに対し石橋は、めぐみものぞみも前しか見ない猪突猛進型と評します。そう言う石橋だって、のぞみを歌手の道に引きずり込もうとした時、周りを見てなかったじゃない?

そんな石橋でも、のぞみの事に対して、責任を感じているようです。のぞみは限界に来ているはずなのにと、わかっています。のぞみを祇園(舞妓・芸妓)から歌の道へ転向させたのは、石橋が悪いと感じています。それに対しめぐみは、歌手になって良い事もあったから、石橋が責任を感じる事は無いと言います。でもそれは、めぐみの気持ちであって、のぞみの気持ちじゃありません。のぞみはどう思っているのでしょうか?

2004年8月16日、めぐみとのぞみの22歳の誕生日です。めぐみは、もう誕生日で喜ぶ年じゃないって…。えー、若いのに…。真喜子は、澤田と結婚して花むらの女将になると、めぐみに伝えます。社長夫人でありながら、置屋兼お茶屋の女将って、こなせるものなのでしょうか?

真喜子は、女将の仕事にだいぶ慣れてきたようです。久乃はいつ退院するのでしょうか? 神経性胃炎って、胃そのものには、症状がでない(無い)のですね。

めぐみは、のぞみにメールを入れていました。何か、話したいようです。真喜子が結婚する事は、真喜子からのぞみに伝えると、真喜子が言っています。そうすると、話したいのは、石橋の言葉でしょうか? 伝えられてもなー、と思います。そうじゃないとすると、祇園に戻らないか? と言う事かなぁ。(116)

嘉子とめぐみが電話で話しています。めぐみは松江に帰る事を希望しているから、離婚してはダメだと言います。本日のネタ振りです。

石橋と康太が、ワイルドダックで話しています。石橋は康太に、nozomiの歌手活動はもう無理だと告げます。デモテープを持ってこいと言うのは、体よく追っ払われていると教えています。のぞみに引導を渡すのもマネージャーの仕事だと言います。石橋は、言いたい放題です。こうなる事の予想がついていたなら、無理やりでも歌手の夢を諦めさせれば良かったのに。石橋が、のぞみに引導を渡せば良かったのに。それが出来なかったから、のぞみと康太が苦しい思いをしています。

康太は、営業のため、出ていってしまいました。その後、めぐみがやってきます。ワイルドダックで、めぐみと石橋の二人でのんきにお誕生会です。石橋は、ケーキを買ってきていました。撮影の都合なんでしょうが、ロウソクをつけた状態でケーキを持ってくるのはおかしいと思いました。

のぞみと康太は、仕事が終わり、のぞみのマンションに帰ってきます。康太は、のぞみの知らない間にケーキを買ってきていました。何時間くらい前なのかな? ちゃんと、ドライアイスももらっていたかな? のぞみの部屋で、康太と二人で誕生会です。そんな中、のぞみは自分の限界について話し出しました。もう、無理だろうと…。メジャーでやっていくためには、飛び抜けた何かが必要だと…。誕生日に、二人っきりの状態で、こんな話を切り出したら…。のぞみと康太は、もう一緒になるしかないと思います。

田島家では、忠と嘉子と田島初枝(三林京子)で、「はな舞」の改良版を呑んでいます。途中気を使って初枝が出て行きましたが、それがとんでもない裏目に…。忠と嘉子が二人っきりになった時、嘉子が「夫婦って何?」と切り出します。忠と真喜子の間には、めぐみとのぞみの親同士と言う関係があって、それはずっと続くと…。それを見ている嘉子は辛いと…。忠も嘉子も、どうしたら良いかわかりません。そして導き出した結論が、離婚だったようです。忠は、嘉子が書いた離婚届を捨てずに取っていたみたいです。何故? 忠は、離婚届に押印してしまいました。忠と嘉子は、健太郎の親でしょうに!! それを投げ出して、どげするかね!! 忠は、酔った勢いで押印してしまいました。ダメだなぁ。(117)

出来上がった離婚届を前に、忠と嘉子は、もう一度話しあいます。嘉子は、今の歳になって嫉妬するとは思わなかったと…。夫婦だからと言って、心の全てをさらけ出すのはおかしいんじゃないかと忠は言います。嘉子は、忠を好きになったのは(忠と嘉子の馴れ初めは)、嘉子が中一の時に遊覧船から宍道湖に落ちて、小学生だった忠に助けられたからのようです。それからずっと想っているなんて、嘉子はすごいです。そんな嘉子の気持ちを知って、忠も素直になり、今は嘉子の事が好きだと告白します。抱きあう二人…。円満解決で良かったです。

篠崎の狭心症は、やはり持病みたいですね。めぐみに発作を見つけてもらって、感謝しています。

「花むら」では、花香(伊藤麻衣)が行方不明になって、大変な騒ぎになっています。丁度その時、康太からめぐみに電話があって、花香がのぞみのマンションにいる事がわかりました。花香は、「花むら」に逃げ場がなくなって、のぞみの所までやってきました。花鶴(京野ことみ)がいじめるから…。めぐみに甘えさせておけば、良かったのに…。花香の苦しみを聞いて、のぞみが花香の舞を見てあげる事になりました。現役を離れたのぞみにもダメ出しされます…。花香は大丈夫なのでしょうか…。結局、のぞみがお手本を見せる事になりました。3年間全く舞っていなかったのに、のぞみは「京の四季」を舞いきります。久しぶりに夢花の舞を見ましたが、綺麗でした。三倉佳奈が必死に練習した成果が出ていると思います。ところで、のぞみはどうして着物を持っていたのでしょうか? 「京の四季」のテープは、誰のものでしょう? 花香? 夢花? のぞみに促され、花香は「花むら」に帰りました。

3年ぶりに舞った事が、のぞみの新たな門出に結びつくのでしょうか?(118)

のぞみが久乃のお見舞いに来ます。久乃はnozomiのCDを聴いています。一条隆康(夏八木勲)に借りているようです。良い歌だと、来てくれてうれしいと、久乃が言います。久乃はのぞみのその後を聞きます。のぞみは、祇園の外は思ってたより厳しいけど、自分で選んだ道だから後悔していないと、祇園の世界は美しく誇りに思うと、のぞみは言います。サリーミュージックを辞める羽目になってまでも守りたかった物があるのですね。

めぐみは真喜子と二人っきりの時に、大学を卒業したら松江に帰ると告げます。めぐみは真喜子に結婚して女将を継ぐ意思があるのか聞きましたが、答えはありませんでした。真喜子は、まだ迷っているのでしょうか?

めぐみと康太がワイルドダックで話しています。康太も泣き事を言います。のぞみの力になれないと。この場にKYな石橋を呼ばずに正解だと思います。

めぐみは真喜子と供に、のぞみの歌ってた楽屋に来ます。そして仕事の依頼を入れます。「花むら」で歌って欲しいと。

のぞみは「花むら」で歌う事に抵抗を持っています。でも康太の後押しでやって来ました。仕度部屋は懐かしいままでした。まるで芸妓になる夢花を待つように…。久乃の心遣いを聞いて、夢花は舞う事にしました。

康太は先の予定を全てキャンセルしマネージャーも辞める覚悟です。のぞみに引導を渡しました。康太は男です。石橋に出来なかった事をやりました。(119)

「花むら」に、めぐみ、忠、嘉子、花鶴、花香、石橋、花雪、花田徳蔵(多賀勝一)、康太、千代(こばやしあきこ)が集まります。夢花は芸妓の支度をして、黒髪を舞いました。見ている人に、次々と回想がよみがえってきます。舞っている最中、隆康と久乃が入ってきました。夢花は無事舞い終わりました。夢花の舞は、凛としてきれいでした。

夢花は芸妓になりませんと、2年半前、祇園を出て行ったと久乃が言います。その2年半の間、苦労したこと(悲しみ、苦しみ)が芸の肥やしになっているといいます。その苦労したことが、舞によく見えたと評します。そして、久乃は「夢花、お帰り。長い修行やったな｣と夢花を迎え入れます。無事、復帰できました。

夢花が帰ってきたことで、久乃は女将に復帰します。花雪は芸妓に戻る事になりました。元の鞘に納まりました。

「御存知の夢花どす。本日はこのような場にご足労頂いただき(訂正 2009-2-23 1:44 頂き)、ありがとうございます。これからも芸に精進しますさかい、今後ともおひいきのほど、よろしゅうおたの申します。」と、夢花はあいさつします。夢花が戻ってきて良かったぁー。

喫茶 祇園鴨東で、花雪と澤田が逢っています。花雪は芸妓になるのでと(訂正 2009-2-23 2:00 夢花の舞「黒髪」を見て、芸妓をやめるのが惜しくなって、あるいは悔しくなって)、正式に澤田のプロポーズを断りました。澤田は、ハネムーンのためにわざわざ南海の孤島を買って、フラワースノー島(花雪島)と名づけていました。結婚したら楽しかったろうに、澤田は想像します。この話も納まりました。

めぐみは、大学卒業したら松江に帰り、ひなげしで週末や夜勤は介護福祉士の仕事をしながら、看護学校に通うと、高林に報告します。高林から、頑張るように励まされます。めぐみは、ひなげしに就職が決まったのですね。

めぐみは松江に、のぞみは祇園に、康太、俊も別の道を歩き始めることになりました。(120)

【次週の予告から】

数年後の話からになります。石橋は医者になれたようです。めぐみは看護士になろうとしているようです。後半年で卒業。でも、事務所で倒れてしまいます。夢花は芸妓として活躍しています。康太は呉服屋(「いち條」?)で働いています。俊は全国をライブして回っているようです。各登場人物の話が、かなり大きく進むようです。

【前半】

第1週〜第8週は↓DVD-BOXでどうぞ。

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【後半】

第9週〜第17週は↓DVD-BOXでどうぞ。

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第18週〜最終週は↓DVD-BOXでどうぞ。

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Posted by お市のかた