だんだん(第6週)♪弟よ♪[訂正あり]
「だんだん」第6週のあらすじと感想です。基本的に敬称略です。感想は、簡単な場面紹介を加えて書く事にしました。そうすれば、初めて読む人も、見た後に読む人にとっても、わかりやすいだろうと言う判断です。私自身、その方が書きやすいですし、後から見返す時もわかりやすいです。その分、文章が長くなってしまいますが、お許し下さい。
【あらすじ】
健太郎が本格的にぐれて、ついに家を飛びだして、めぐみのいる京都に乗り込みます。そして、めぐみの歌を聴く事に成功します。その裏には、石橋の策略でステージに立たされた夢花がいました。
【感想】
石橋(山口翔悟)に直球の質問を投げ掛けた夢花(のぞみ:三倉佳奈)。逆に石橋に、「きみの舞いは最悪だったね」と指摘されます。客席に誰がいたって、それに惑わされているようではダメだと…。凹んでいる夢花に更に追い討ちをかけるように、歌を歌う事だって、舞いだって同じだよと、歌を歌う事との共通性を示して、間接的に歌の道を勧めます。鬼のようだ…。
めぐみ(三倉茉奈)の大学では、新キャラ「イーリン」(チェン・チュー)登場です。中国の上海から来た留学生です。大勢の前で、ズバッと自分の意見を言えて、カッコよいです。
健太郎(木咲直人)は大変な事になっています。学校を無断で休み続け、髪を金髪に脱色してしまいます。当然、家族はびっくりする訳で…。数時間であそこまで脱色するとは、相当強い薬剤を使ったのでしょうね…。(30)
めぐみの大学生活に興味津々ののぞみ。一度、めぐみに大学に連れて行ってもらいます。それがよほど気に入ったのか、仮病を使ってまで舞の会を休み、めぐみの扮装をしてめぐみの大学に侵入します。相変わらずのぞみは大胆ですね。
石橋は、元シジミジルの康太(久保山知洋、タンバリスト?(訂正 2008-11-17 0:37 タンバリンプレイヤーか、タンバリニストが正しいようです))と俊(東島悠起、ギタリスト)に、シジミジルを再結成しないかと持ちかけます。「二人はボーカルを殺している、最低だ」と罵っていたのに、態度豹変です。めぐみやのぞみを歌手デビューさせるための策略と思われます。武道館のステージに立ちたいか? 立ててみせると言われたら、音楽を目指していた人にとっては、たまらないのかも知れません。石橋っていったい…。
そう言えば、「おぼこい」って使われていました。「うちらみたいなおぼこい舞妓には 稽古もしてもらえへんのどす。」と言う台詞で。「おぼこい」とは、「純真無垢」とか「初々しい」と言う意味らしいですけど、この場合は「うぶな」とか「幼い」と言う意味でしょうね。(32)
めぐみと入れ替わって大学へ行ったのぞみ。まんまとイーリンと徳蔵(多賀勝一)をだまします。イーリンはしかたないにしても、めぐみの恋の様子を一瞬で見破った徳蔵がだまされるかなぁ〜?
花雪に問い詰められて、外の世界を知りたかったと言うのぞみ。知る必要は無いと言う花雪。のぞみは反発します。お母ちゃんだって祇園を飛び出したじゃない? 私とめぐみは逆の立場かも知れなかったじゃない? と。母を追い詰めてしまった事に気が付いたのぞみは謝ります。
夜、石橋からめぐみにライブハウスへ誘う電話が入ります。その様子をのぞみに見られてしまいました。何故石橋は突然電話して来るかなぁ〜? 何故のぞみがタイミング悪く部屋に入って来るかなぁ〜? そして、何故石橋からの電話って、わかるかなぁ〜?
忠の口から「ダラクソ」が出ました。「ダラ」「ダラズ」の最上級です。「あほ」とか「バカ」とか「たわけ者」と言う意味だそうです。(33)
めぐみをしつこくライブハウスに誘う石橋。石橋の魂胆は、ライブハウスに来ている康太と俊を見せ、めぐみを歌の世界に引きずり込む事だったようです。石橋は、目的のためには手段を選ばない人間なのですね。18歳や二十歳そこらの若い人が、「夢を追ってみないか?」とそそのかされれば、気持ちが揺らぐでしょう。そこに付け込むなんて、やり方が汚いと思います。石橋が汚いのではなく、これがミュージックプロダクション会社のやり方なのかな?
めぐみが大学へ行くと、なぜかそこに康太と俊が…。のぞみがついたウソ(暇なときは路上ライブをやっている)が、イーリンの口を通して康太と俊に伝わります。話の伏線がよくまとめられていると思います。
健太郎は、嘉子に本当の気持ちを吐露します。お姉ちゃん(めぐみ)の歌が聴きたいと…。チャコ(六子)のライブを聴いて、自分が何を求めているかがわかったのでしょうか? めぐみと半分しか血がつながっていないことよりも、めぐみと離れ離れに暮らすことの方が辛いのでしょうか?(34)
「めぐみは…恵まれすぎてるからめぐみや」とのぞみの台詞。うらやましいことはわかるけど、そんな言い方をしたら、めぐみがかわいそう。じゃあ、「のぞみは、望みすぎているからのぞみ」かな。
「めぐみが居らんかったら、生きとられんかった」と忠の台詞。めぐみとのぞみが赤ちゃんの時、忠はあまり可愛がっていないような感じだったのですが、生きる支えだったのですね。
めぐみも、石橋の強引さにはあきれている様子です。でも、心の中を見透かされているとも言っています。そのあたりが、石橋に惹かれる要因なのでしょうか? でも、石橋は、人の心を見透かした上で、傷口に塩を塗ってきそうな気がします。
祇園は一見さんお断りだけど、逆に信用のある人からの紹介だったら、断れないのかな…。石橋から電話が来ていて、久野(藤村志保)は困っていました。(35)
石橋にお花をつけて(ご指名して)もらった夢花。食事をして、その後ライブハウスに誘われます。石橋の本性が出ていました。最初の頃は、「(歌が)ここ(心)に響いてきた」と言っていましたが、お花をつけるのにかかった費用を将来倍にして返してもらうと言う発言…。やはりお金が目的です。お花付けの代金も、多分、事務所(会社)から出ていると思われます。それを、さも自腹のように夢花に告げる…。ずるい。
健太郎は、花むらを尋ねてきます。そこで徳蔵に呼び止められます。徳蔵は、初めて会う健太郎を見て、すぐにめぐみの関係者だとわかったようです。すごいです。でも、めぐみとのぞみの区別はついてなかったんですよね…。
健太郎はめぐみと再会します。自分に寂しい思いをさせて、お姉ちゃんだけ出て行ってずるいと思っているようです。めぐみと話した後、再び、出て行ってしまいます。出て行った先は、康太達のいるライブハウスです。康太からめぐみに電話がかかってきて、めぐみが呼び出されます。めぐみがライブハウスで見たのは、なんと康太、俊と一緒に歌う夢花。夢花達が「赤いスイートピー」を歌っている所に、健太郎の熱い台詞「俺は…姉ちゃんの歌が聴きたい」。台詞とともに差し出されたギターを持って、めぐみはステージに上がります。そして、一緒に「赤いスイートピー」を歌います。丁度そこに、連絡を受けて駆けつけた忠と真喜子。さあ、どうなるんでしょうか?
康太、俊、夢花が、シジミジルの歌を歌い始めた時、めぐみが振り返りましたが、イントロの部分で気付いて振り返るべきだと思いました。声を聞いてから振り向いたのでは、ちょっと、気付くのが遅いんじゃない?
健太郎から渡されたギターを、めぐみはチューニングもせずにステージで演奏しました。健太郎がチューニングをしておいたのでしょうか? (36)
【前半】
- だんだん(第1週)♪赤いスイートピー♪
- だんだん(第2週)♪一人ぼっちの二人♪[追記あり]
- だんだん(第3週)♪時の過ぎゆくままに♪
- だんだん(第4週)♪出発(たびだち)の歌♪[追記ありx2]
- だんだん(第5週)♪春の予感♪
- だんだん(第6週)♪弟よ♪>
- だんだん(第7週)♪恋する夏の日♪
- だんだん(第8週)♪揺れる想(おも)い♪
第1週〜第8週は↓DVD-BOXでどうぞ。
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- だんだん(第10週)♪空も飛べるはず♪[追記・訂正あり]
- だんだん(第11週)♪心の旅♪
- だんだん(第12週)♪もう一度ふたりで歌いたい♪[訂正あり]
- だんだん(第13週)♪夢の中へ♪
【後半】
第9週〜第17週は↓DVD-BOXでどうぞ。
[amazonjs asin="B001QYPD9C" locale="JP"]- だんだん(第18週)♪勇気があれば♪[訂正あり]
- だんだん(第19週)♪愛(いと)しき日々♪
- だんだん(第20週)♪明日に架ける橋♪
- だんだん(第21週)♪負けないで♪[訂正あり]
- だんだん(第22週)♪君がいるだけで♪
- だんだん(第23週)♪愛は勝つ♪
- だんだん(第24週)♪あしたが生まれる♪
- だんだん(最終週)♪縁(えにし)の糸♪[追記・訂正あり]
第18週〜最終週は↓DVD-BOXでどうぞ。
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