だんだん(第15週)♪上を向いて歩こう♪

マナカナ,映画・テレビ・ラジオ

男女4人のグループから、双子女子2人のユニットに変えただけ(?)で、大ヒットです。懐メロを歌うと言う基本路線は変わっていない訳で、違いと言えばビジュアル? 双子女子と言う事? それともめぐみがギターを弾かなくなったから?! 歌に集中出来るようになったからと言う事でしょうか?

タンバリンはタンバリンとして、かなり難しいようです。

「音が大きい分すごく目立つし、ぼくのリズムがずれるとほかのメンバーにも迷惑をかけてしまいます」。

「あと、手首だけでなく、肘から先の動きで叩かないとダメなんです。そうしないと余分な音が鳴ってしまう」。

シジミジル物語(3)康太、タンバリンを語るより。

康太は、収録が始まってからタンバリンを練習したようです。

ところで、薮田が、薮田の娘時代(和菓子屋の看板娘)の服から作っていた物はなんだったんでしょうか?

基本的に、敬称略です。

【あらすじ】

SJを解散し、康太は松江に帰ります。めぐみとのぞみは、新ユニット「Sweet Juno」としてデビューします。1stシングル、2ndシングル、3rdシングルと、連続して大ヒットです。1stアルバムも出す事になりました。めぐみとのぞみに、琥珀苑で「上を向いて歩こう」を歌って欲しいと言う薮田との約束を果たす前に、薮田は亡くなってしまいました。悲しみを押し殺して、めぐみはアルバムのレコーディングを続けます。

【シーンと感想】

4人のSJに可能性は無いと、石橋友也(山口翔悟)はきっぱり言いました。1stシングルはOKだったけど、2ndシングルはNGと言う事で、3rdは方向転換するのが当たり前だと。結果が全てであると。厳しいです。

坂下俊(東島悠起)が、サリーミュージック竹中敬三部長(円広志)からの、リードギターの誘いを断ったのが原因じゃないかと、俊は心配します。そういう事は無いとわかったのですが、山田康太(久保山知洋)が音楽の世界では生きて行けないと、石橋はばっさり切り捨てます。やはり、タンバリンだけじゃ、つぶしが効かなかったみたい…。かわいそうだけど、これ現実なのよね。

こういう状況になって、田島めぐみ(三倉茉奈)は感情に従って、不満をぶちまけます。でも、一条のぞみ(三倉佳奈)は冷静でした。プロの世界が甘くない事を知っています。

当の康太は受け入れているのでしょうか? 康太は、シジミジル結成の様子を語ります。柔道部でうだつが上がらなかったので、ギターを練習しているめぐみに魅かれて(多分)、音楽を始める事になったみたいです。康太は、SJとして年末ライブ・解散ライブが出来たから、満足だって…。いさぎよいですね。

康太と俊は、柔道部の先輩・後輩だったのですね。俊の返事が「うっす」だったのは、柔道部だったからなんだ! 柔道部と言う話は、あまりに突然だと思ったのですが、伏線はあったのですね。

竹中部長は、俊をリードギターに誘った事を、石橋に話していなかったみたいですね。俊の話を石橋にしていたら、状況は変わったかも知れないのに…。悪いのは竹中部長だけではなく、誘われた事を上司の石橋に話さなかった俊もです。更に上の上司からの指示は、直属の上司に持ち上げて相談するべきです。それ
を俊は、解散の話を聞くまでしなかった所にも原因があります。(85)

康太は、めぐみ、のぞみ、俊、そして石橋をワイルドダックに呼び出します。そして、康太が松江に帰る事を宣言します。俊は石橋のおかげで、スタジオミュージシャンとして音楽の道に残れる事が決まったようです。帰るにあたり、康太はみんなにお願いをします。俊には、自分の道を進んで欲しい、めぐみには、歌を続けてほしい、のぞみには、めぐみを離してはいけないと。石橋には、めぐみとのぞみのこれからをお願いします。最後にマスター(Mr.オクレ)にお礼を言ってから、康太はワイルドダックを後にします。男らしい去り際でした。

ちゃんとお別れが云えるなんて、君は大人になったね。

(「最后の頁」作詩:さだまさし)

私には言えないかも…。忘れ去られる事を選ぶかも知れません。

メジャーデビューのコンセプト会議に、めぐみとのぞみも出席します。石橋の戦略は、70年代・80年代の曲で、30代以上をターゲットにするとか。そして、新ユニット名が発表されました。Sweet Juno(スイート・ジュノ)です。Junoはローマ神話の女神の名前だそうです。シジミジル(ShijimiJiru)→SJ→Sweet Junoと言う、名前の連続性があります。石橋は、良く考えましたね。でも、あのプレゼンテーション(ロゴ)は、力が入りすぎ〜。CG制作会社に頼んだのかな? なお、Junoを名前に選んだ理由は、次の通りです。

家庭を守り暮らしを支える女性でもあるジュノの様に、2人にもリスナーの心を癒し、生きる活力を与えられるような歌を歌ってもらいます。

琥珀苑(特別養護老人ホーム)のみんな(高林知美所長(辻沢響江)含む)に、歌手として活動する事を伝えます。入居者の薮田房子(西岡慶子)に、「『上を向いて歩こう』を歌って欲しい」と頼まれ、めぐみはのぞみと一緒に歌いに来ると約束(でしょうねぇ)してたけど、大丈夫なのかな? 石橋に黙って決めて…。

それにしても、ケータイの「だんだん」公式サイトのクイズは、間違いの選択肢に、ものすごい物があります。今回のは、次の通りです。

「ワイルドダック」に「SJ」のメンバーと石橋を集めた康太。みんなに何と宣言した?

  • 「俺はめぐみと結婚する」
  • 「俺はソロでデビューする」
  • 「俺は松江に帰ることにした」

笑いを誘っているとしか思えません。問題を考える人、良いセンスをしています。(86)

康太は、出雲そば「まつもと」に集まっているみんなに報告します。音楽で生きて行けない事がわかり、きちんとけじめをつけて帰ってきましたと。お別れだけでなく、あいさつも出来ます。康太、がんばれ。

「まつもと」の壁に、SJのポスターが貼ってありました。1stシングルと2ndシングルのポスターです。演出が細かいです。

Sweet Junoは、2003年4月23日のテレビ番組「SOUND9」(サウンドキュー)に出演する事になりました。デビュー曲は「赤いスイートピー」に決まりました。石橋が選んでくれたようです。ですが、Sweet Junoとしての活動では、めぐみはギターを弾かない事になりました。歌のみです。そして、立ち位置も、左がめぐみ、右がのぞみと、今までと逆になりました。今までは、ギターを持っていたから、めぐみが右だったけど、人間の視線の動き(左から右)に合わせるため、メロディーを歌うめぐみを左に持ってきたとの事です。石橋は、いろいろ策を練っています。

人間の視線の動きを考えると、向かって左にメロディーを歌う人が立つ事が普通と言う事ですが、それならばSJの時、左に立っていたのぞみがメロディーを歌うべきだったのでは無かったのでしょうか? 立ち位置よりも、めぐみの歌声を優先したと言う事でしょうか?

「いち條」の旦那さん(一条隆康:夏八木勲)は、いくつになっても頑張らないと行けないと言う気持ちになったようです。後藤辰夫(伊武雅刀)の話を聞いたからでしょうか?

田島忠(吉田栄作)の蜆(しじみ)の評判が「花むら」で良いと言う事で、追加注文を貰える事になりました。花雪(一条真喜子:石田ひかり)と忠が電話で話しています。でも、そんな様子を見て、田島嘉子(鈴木砂羽)は悲しそうでした。

ギターを弾かないと歌えないと言う、めぐみの考えは甘いと、石橋にたしなめられます。めぐみちゃん、頑張ってごしない。

そんな調子ですが、写真撮影、取材、レコーディングと、デビューの準備は着々と進められて行きます。(87)

デビューCD発売の日、Sweet Junoは新聞に載ったようです。しかも、松江でも京都でも記事が載っていた事から、全国紙のようです。新人歌手としては異例ではないでしょうか?

いよいよテレビ「SOUND9」に出演です。2人とも、めちゃくちゃ緊張しています。そんな2人の緊張をほぐすため、石橋が2人に話しかけます。昨日はすき焼きにすれば良かったって。それで、2人に笑顔が戻りました。

松江の田島家でも、琥珀苑でも、ワイルドダックでも、関係者が集まってテレビを見ています。そばじい(松本邦治:石倉三郎)にいたっては、「本日、店主の孫である、あのスイート・ジュノがあの『サウンド9』に出演の為、誠に勝手ながら夜の営業を休ませていただきます。店主拝」だって。SOUND9は全国放送の生番組なのかな? "9"って付くくらいだから、午後9時からの放送なのでしょうか? そばじいが「あの」って付けるくらいだから、超有名な音楽番組なのでしょうね。ところで、「花むら」には、テレビが無いのでしょうか?

Sweet Junoとしての1stシングル「赤いスイートピー」は順調に売れています。発売2週間目に3位にランクインです。新人→一気に売れっ子です。新聞社の目の付け所も良かったと言う事でしょうか? 東京・大阪の往復や、雑誌取材など、大忙しです。ドラマに映っている様子は、本物の三倉茉奈・三倉佳奈の様子に近いのでしょうか?

そんな非日常を続ける中、テレビの控室に、琥珀苑の薮田と須賀小百合(正司花江)から花が届きます。本番前でも、届けてもらえる物なんですね。(88)

だけん私、つい2人に約束してしまったんだが。のぞみと琥珀苑で歌うけんて。

のぞみの、めぐみの真似、上手かったと思います。最初に見た時、その直前のシーンを見ていなくて、あれ? めぐみにしては、佳奈さんっぽい顔だなぁと思っちゃいました。

のぞみは、めぐみと琥珀苑で歌う事をOKします。でも、ちゃんと石橋の許可を取ってからだって。のぞみは、さすがです。ちゃんとわかっています。

2ndシングルの「白い色は恋人の色」(1969年のヒット曲だそうです)は、発売と同時に1位だそうです。すごい人気です。3rdシングルも決まっていて、アルバムも出そうかと言う勢いです。

門田直子(寺田有希)は、宍道湖信用金庫に勤めているみたいです。貯蓄プランを、康太に勧めていました。営業担当? 後ろに映っていた、出雲そば「まつもと」の壁のポスターが、SJ→Sweet Junoに貼り替わっていました。細かい〜。

琥珀苑の須賀、薮田の登場シーンが多くなっている気がします。

めぐみは、大学と芸能活動を両立させるため、頑張っています。みんなに支えられてきたので、恩返ししないとと思っているようです。力いっぱいやっています。めぐみはのぞみと一緒に歌えて良かったと思っています。大学を無事卒業して、介護福祉士の資格を取る事が、第一の目標ですからね。Sweet Junoはめぐみの仮の姿?

実際の三倉茉奈と三倉佳奈も、大学と芸能活動を両立させた訳ですが、こういう苦労があったのでしょうか? 私は、苦労があったと思います。(89)

3rdシングルは、シスター化粧品のCMとタイアップで、「渚のシンドバッド」です。これまた売れて、ヒットチャート1位。Sweet Juno人気はすごいです。

Sweet Junoは、アルバム制作のため、4日間スタジオにこもりっきりになります。一流のスタジオミュージシャンとエンジニアを集めたと言う事です。でも、そのメンバーを集めるのは4日間がやっとで、延長はできないとの事。その期間内に、10曲レコーディングしなければなりません。今回のレコーディングは、SJの時と違い、パート毎の録音のようです。私は、そちらの方が一般的だと理解しています。

一方、琥珀苑の薮田が肺炎で壬生(みぶ)中央病院に入院です。その事をめぐみが知り、お見舞いに駆けつけたいと思いますが、アルバム制作のため、行く事が出来ません。結局、薮田は入院の次の日(?)に、亡くなってしまいます。レコーディング中にその事を知っためぐみですが、悲しみを押し殺して、レコーディングを続けます。のぞみが石橋に薮田の死を伝えようとした時、それを押さえ込んだめぐみの手が印象的でした。

めぐみの「上を向いて歩こう」は、薮田に聴かせるような感じで、優しく歌われていました。薮田が生前に聴きたがっていた歌です。(90)

【前半】

第1週〜第8週は↓DVD-BOXでどうぞ。

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【後半】

第9週〜第17週は↓DVD-BOXでどうぞ。

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第18週〜最終週は↓DVD-BOXでどうぞ。

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Posted by お市のかた