だんだん(第11週)♪心の旅♪

マナカナ,映画・テレビ・ラジオ

第11週は、のぞみの救済キャンペーンです。めぐみと出会ってから、祇園を引っかき回してきたのぞみが、挫折して人生をやり直そうとします。のぞみを応援するしかありません。

久乃は、自分と考えが合わないと、どんどん切り捨てて行くような感じです。めぐみを花むらから追いだすつもりのようですし…。不安定な真喜子から、のぞみもめぐみも引き離してしまったら、真喜子はどうなってしまうのでしょうか? 最悪の場合、花雪も芸妓を続けられなくなるかも知れません。夢花を失い、花雪も失ったら、花むらは相当なダメージを受けると思うのですが…。

感想を書いているつもりなのですが、シーンの説明の方が多くて…。今回は、なるべく感想を多く書くようにしました。

【あらすじ】

のぞみが祇園を出て、松江で新しい人生をやり直します。でも、のぞみが思っていたよりも、現実は厳しく、悩んでしまいます。祇園では、のぞみ(夢花)がいなくなった事で、真喜子(花雪)が非常に不安定になります。それを助けるべく、めぐみが春休みも花むらに残っています。

【シーンと感想】

のぞみ(夢花:三倉佳奈)は、祇園を飛び出して、松江にやってきました。港で作業していた田島忠(吉田栄作)と田島嘉子(鈴木砂羽)の前にひょっこり現れます。忠は、一瞬ですべてを理解したようで、しっかりとのぞみを抱きしめます。自分の道を見つけたいと言うのぞみに、松江ものぞみの街であると、受け入れます。のぞみに、逃げてくる場所があって、良かったです。

蜆(しじみ)漁に出ている忠とのぞみ。大きな蜆を見つけて、のぞみは喜びます。かつてのめぐみの様に…。のぞみはポツリポツリと、人生をなぞっているのでしょうか? 忠に、蜆漁師をいつから始めたかを聞きます。

花むらでは、一条真喜子(石田ひかり)が錯乱しています。浴衣を着ためぐみをのぞみと見間違えてしまいます。一時の激情で、夢花(のぞみ)に冷たく当たった反動でしょうか?

のぞみは、松江で重宝されているようです。そばじい(松本邦治:石倉三郎)の店も手伝っています。みんな、のぞみの事情をわかって、大事にしてくれているのでしょう。

のぞみは、そばじいの手伝いをしています。のぞみは、ほとんど、着の身着のままで出てきてしまったので、嘉子と一緒にデパートに買い物に行きます。のぞみは松江のみんなに温かく迎えてもらえて、幸せそうです。

京都では、のぞみがいなくなってしまった事で、シジミジルの価値が急落しています。ワイルドダックではライブを許してもらえません。老人ホームならOKって、それは老人ホームの人に失礼なのでは? ワイルドダックに聞きに来てもらっている人からはお金を取っているけれど、老人ホームからはお金をもらっていないから? プロとアマの違いからなのでしょうか?

石橋友也(山口翔悟)は、のぞみの選択を良かったととらえています。自分の気持ちに素直になって、花むらと言う場所よりも、自分自身の事を一番に考えました。そして、花むらを出た今、一緒に歌うしか無いと考えています。自分がよければ良いのでしょうか? 確かに自分で納得していない事を続けても、他人の高い評価を得ることは出来ないと思います。でも、みんながみんなそうできるわけではなく、限られた条件の中で、出来る事を見つけていくのだと思います。

花むらの落ちてしまった信用を取り戻すためには、都をどりで、立派な舞を見せる事だと、花村久乃(藤村志保)は考えています。夢花が辞めないように、説得する方に力を使った方が良かったのでは? と思います。

真喜子から忠に電話します。のぞみの事をよろしくと。(62)

のぞみは、ワンピースを買ってもらいました。とてもよく似合っています。

のぞみは、初めて自転車に乗る設定ですが、あんな湖の縁で練習しなくても…。転んだら湖に落ちやしないかと心配ですし、下も固そうで、転んだら痛そうです。佳奈さんは実際には自転車に乗れる訳で、上手い具合に乗れない人を演じていたと思います。

シジミジルは、琥珀苑(こはくえん、老人ホーム)で演奏しますが、今一つ盛り上がらなかったようです。利用者のみなさんにも、のぞみの重要性がわかっていらっしゃるようです。

涼乃(木村文乃)は芸妓に成れたようです。やはり、舞妓と芸妓では雰囲気が違いますね。

のぞみは、1ヶ月経って、やっと現実の厳しさをわかってきたようです。自分で選択したのだから、仕方ありません。思いつきで舞妓を辞めたのなら自業自得ですが、真剣に考えた上で辞めたのだったら、きっと正しい道なのだと思います。これから、どうなるのでしょうか?(63)

田島健太郎(木咲直人)とのぞみが、仲良く話しています。健太郎ものぞみも随分と落ち着いています。健太郎は初めて自分の夢を他の人に話しました。大学に行って、水産の勉強をしたいとの事です。もしかしたら、将来は蜆漁師になるしかないかも知れないのですが、随分前向きな考えです。のぞみの将来を聞かれて、のぞみは困っていました。のぞみは、将来の事を考えず、ただやり直したいと言う一心で飛び出してきただけなのかなぁ。

今度は、忠とのぞみの二人で話すシーンです。のぞみは、中学を出てすぐに舞妓になったので、高校へ行っていません。求人を見ると、高卒や各種技能を持っていないと難しいようです。高校へ行かなくても道はあると、のぞみを励まします。のぞみは、少しずつですけど、前に進んでいます。自転車に乗れるようになったのも、一つの表れでしょう。

花雪が、都をどりの舞の稽古でこっぴどく怒られたらしく、花むらの人々は、不機嫌そうに帰ってきます。久乃に厳しく責められ、花雪は倒れてしまいます。ストレスからくる疲れだとか。そんな花雪を元気づけようと、めぐみはお弁当を作り、一緒に花見をします。手作りのおかずがたくさん入っています。春休みに実家に帰らずに花雪のそばにいるめぐみに、一度くらい松江に帰りなさいと花雪に言われます。のぞみに何と伝えたら良いですか? と花雪に問うと、二度と帰ってくるなと言う勢いの言葉が…。そこまで言わないでも…。(64)

のぞみは、そば屋で求人広告を見ています。そこへ、石橋がやってきました。またもや、歌手になる事を勧めます。のぞみは、自分の道は自分で決めたいと断ります。歌手になりたくて、舞妓を辞めたわけではないと。私は、石橋が言っていた「旬」は、夢花が舞妓である期間の事だと思っていたのに、違いました。別に、舞妓でも、芸妓でも、普通の娘でも構わないそうです。だったら、もう少しなんだから、芸妓になるまで待ってあげれば良かったじゃない。まじめなのぞみは、「旬」だと思っていた舞妓のまま、その道を閉ざしてしまいました。のぞみは、歌手になりたくて舞妓を辞めたわけではないと言っていますが、「旬」の内に次の人生を開きたいと思ったんじゃないですかね?

そんなのぞみを見かねて、石井真弓(河合美智子)はのぞみを石井酒造に誘います。意気揚々と働くのぞみでしたが、最初から大きな間違いをしてしまいます。箱詰めしたお酒の本数を間違ってしまったようです。税務署に申告するので、出荷した本数と在庫が非常に重要とか…。だったら、初めからその事を説明してあげるとか、席をはずす時に他の人に見てもらうように頼むとか…。これは七代目(石井寛治:阿南健治)と真弓のミスですね。最初の箱は5本必要で、きちんと5本入っていたようです。のぞみが指さし確認していましたから…。映像では4本しか入れていませんが…。そうなると、他の箱で間違えたんでしょうね…。

真喜子の様子が心配なので、春休みは帰らない宣言を、めぐみがします。花むらの中に、花雪の味方はいないみたいだし、仕方ないのかな…。

そんな様子を見かねた田島初枝(三林京子)が、花むらに乗り込む事になりました。どうなるのでしょうか?

花鶴(京野ことみ)の洋服姿を見られました。なんか、新鮮。

健太郎は、自ら勉強する事を宣言します。自分の夢の実現ために。(65)

のぞみは元気がありません。仕方ないですね。

初枝は花むらに乗り込みます。のぞみは元気だし、舞妓を辞めてよかったと思うと告げます。普通の娘になれた事、自分の道を探せる様になった事。でも久乃は良く思っていません。二度と来て貰っては困ると。厳しい〜。でも、それがけじめだとか。

初枝に花雪は黒髪を舞ってみせます。でも途中で舞えなくなってしまいます。それでも、気持ちは初枝に届きました。修行の厳しさ、母親としての気持ち…。初枝の祇園に対する偏見も解けた様です。初枝はそれまでどう思っていたのでしょうか? 祇園と言うと一見さんお断りくらいしか、思いつかないけど…。

のぞみが居なくなった事で、めぐみの処遇問題が発生します。めぐみは真喜子と一緒に居たい様です。でも久乃は、春休みの間に出て行って欲しいと告げます。やっぱり厳しいよ〜。久乃は祇園の世界を守りたいのでしょう。(66)

【前半】

第1週〜第8週は↓DVD-BOXでどうぞ。

[amazonjs asin="B001O6W9T4" locale="JP"]

【後半】

第9週〜第17週は↓DVD-BOXでどうぞ。

[amazonjs asin="B001QYPD9C" locale="JP"]

第18週〜最終週は↓DVD-BOXでどうぞ。

[amazonjs asin="B0023E5YES" locale="JP"]

Posted by お市のかた