アプリコ・クリスマス・フェスティバル 2008[訂正あり]

マナカナ,芸能・アイドル,音楽

12月13日(土)、蒲田にあるアプリコホール(大田区文化振興協会ガイド/大田区民ホール アプリコ)で、クリスマス・フェスティバルが開催されました。「アプリコ・クリスマス・フェスティバル 2008」です。

行こうと思ったきっかけは、三倉茉奈さん、佳奈さんがゲストとして出演されるのを知ったからです。オーケストラとパーカッションの素晴らしい演奏を聴けて良かったです。入場料の2,000円は妥当な額だと思います。

プログラムは次の通りでした。

【第一部】ポーランドからのクリスマスプレゼント☆素晴らしき弦楽器の音色

  1. ロッシーニ:歌劇「ウィリアムテル」序曲
  2. サン=サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ(編曲:Tatsuya Kurachi)
  3. アンダーソン:プリンク・プレンク・プランク
  4. クリスマスメドレー:戦場のメリークリスマス、天にはさかえ、ジングルベル、あら野の果てに
  5. キルラ:オラヴァ

【第二部】こどもと一緒に楽しむスペシャルな時間☆クリス&祥子の世界

  1. ベートーヴェン:喜びの歌(編曲:Chris&Shoko)
  2. ハチャトリアン:剣の舞(編曲:Chris&Shoko)
  3. ポーランド童謡:「はしのうえのしあわせ」
  4. 中川ひろたか:世界中の子供たちが
  5. ラヴェル:ボレロ(編曲:Syunsuke Shindo/Kazunori Maruyama)

第一部は、アマデウス室内オーケストラ(音楽監督、兼指揮(マエストロ):アグニエシュカ・ドゥチマル)が中心です。弦楽器のみで構成されています。ヴァイオリンのソリストとして正戸里佳(まさとりか)さんが加わっていました。第二部はパーカッションを中心に据えた構成です。クリストファー・ハーディー&新谷祥子(あらやしょうこ)パーカッション・デュオです。司会と童謡の朗読は石尾和子(いしおかずこ)さんでした。

以下、記憶とメモを頼りに、まとめてみます。事実関係で、間違っている事に気がついたら、教えて下さい。

「歌劇『ウィリアムテル』序曲」は有名ですね。知っている曲から入ってもらえると嬉しいです。各楽器が非常に素晴らしい調和で演奏をしていました。

「序奏とロンドカプリチオーソ」では、(訂正 2008-12-18 21:06 ヴァイオリニストの正戸里佳さんが登場しました。19歳だそうです。それなのに、あんなに上手いなんて!! 3歳の頃から練習しているそうです。退場する時に見てみたら、あごにヴァイオリンを押し当てた跡がくっきり残っていました。弓を使わず弦を弾くと言う独特の演奏をしていました。コントラバスはそういう奏法をしますが、ヴァイオリンなどでも出来るのですね。)

「プリンク・プレンク・プランク」で(訂正 2008-12-18 21:06 弓を使わず弦を弾くと言う独特の演奏をしていました。コントラバスはそういう奏法をしますが、ヴァイオリンなどでも出来るのですね。ヴァイオリニストの正戸里佳さんが登場しました。19歳だそうです。それなのに、あんなに上手いなんて!! 3歳の頃から練習しているそうです。退場する時に見てみたら、あごにヴァイオリンを押し当てた跡がくっきり残っていました。)

ここで、スペシャルゲストの三倉茉奈さん、三倉佳奈さんの登場です。登場した時、あまりに近くて、頭の中が白くなり、メモを取るのを一瞬忘れてしまいました。我に返った後からメモを取りました。

茉奈さんの衣装は赤いワンピースで、スカートが二重になっていました。二段目のスカートは白です。ヒールの高いパンプスを履いていました。佳奈さんの衣装は白いワンピースで、ヒールの高いブーツを履いていました。三倉茉奈 三倉佳奈オフィシャルウェブサイトの、Mana’s DIARYとKana’s DIARYの2008年12月13日に、写真が載っています。

音楽に携わっていたと言う話になり、中学・高校の時、吹奏楽部に入っていたと言う話をしていました。二人は中学校に入った時、卓球部に入るつもりだったそうですが、中学校に卓球部が無く入れませんでした。吹奏楽部に入ったのは、顧問の先生がカッコいいと言う事が動機だったそうです。吹奏楽の時は、茉奈さんがトランペット、佳奈さんがテナーサックスをしていたと話していました。吹奏楽の時の想い出を聞かれ、二人でいろいろ企画して、中心的に動けたと言う事をあげていました。

その後の音楽活動について聞かれ、大阪の3000人の吹奏楽に、ゲスト司会や他の人に混ざっての楽器演奏をしていると言う話をしていました。

そして話は「だんだん」の事になりました。茉奈さんが、役のためにギターを始めた事、佳奈さんは、京都で舞のお稽古をした話をしていました。そして、せっかくなので、曲を披露してもらう事に…。と言っても、二人が舞台に出てきた直後から、スタンドマイクとギターマイクが用意されていたのでした…。

ギタ子さん(茉奈さん愛用のギター)が登場して、赤いスイートピーを披露してくれました。ホールなので、音が良く響き、気持ちよく歌えたと話していました。立ち位置は、シジミジルとして演奏する時とは違い、左が茉奈さん、右が佳奈さんでした。

年明けの1月14日に、懐メロをカバーした、二人のアルバムが出る事が紹介されていました。

二人がいったん退場した後、クリスマスメドレーの演奏がありました。アマデウス室内オーケストラのみなさんは、サンタのの帽子をかぶって演奏していました。

曲の後、二人が再登場です。マナカナの二人は、いつまでサンタクロースからプレゼントを貰っていたか、聞かれていました。小学校の時までと答えていました。想い出として、みんなを集めてクリスマスパーティをした事を話していました。自分たちでケーキを作ったりしたそうです。

ここで、突然のプレゼント抽選です。茉奈 佳奈のCDとクリアファイルが、5名に当たります。チケットの半券がくじになっています。私は、外れてしまいました。

このプレゼントとは別に、お子様向けにチョコレートのプレゼントが用意されていました。マナカナの二人は、「私たちも貰えますか?」と聞いていましたが、司会に「今年大学を卒業された社会人ですよね?」と突っ込まれていました。大人だから無理ですよ、と。お子様向けのプレゼントは、終演時に配られていました。

ここで、プログラムに載っていないサプライズです。オーケストラをバックに、二人が「赤鼻のトナカイ」を歌いました。歌い始める前に二人が一緒に歌って良いか、マエストロに(確か茉奈さんが)英語で"Can we … ?"と聞いていましたが、質問を終える前にマエストロはOKを出していました。弦付き(げんつき、オーケストラをバック)で歌えるなんて、プロでも滅多に出来ない事です。良かったですね。

オラヴァは、初めて聴いた曲でした。

ここで、第一部は終了です。20分の休憩の後、第二部に入りました。

第二部は、パーカッション主体の構成でした。珍しいです。

「喜びの歌」、「剣の舞」が、パーカッションだけで、編曲・演奏されていると言うのは驚きです。「喜びの歌」は、マリンバがメロディーを奏でていました。「剣の舞」は、ヴィブラフォン(って、言ったと思います)が主にメロディーを奏でていました。マリンバの威力は素晴らしいです。マリンバの演奏を見ていていつも思うのですが、マリンバ奏者の方って、4本のバチを良くも打ち間違わずに弾ける物だと、感心してしまいます。また、見た事も聴いた事もない楽器を使っていて、音色豊に演奏されていました。

「はしのうえのしあわせ」は、朗読に合わせてのパーカッション演奏でした。パーカッション演奏も上手いですが、朗読も上手でした。「はしのうえのしあわせ」のあらすじを書こうと思ったのですが、これから読みたい人もいるかも知れないので、止めておきます。キーワードは、橋、夢、かまど、かな?

「世界中の子供たちが」では、会場の人たち全員で、音楽を楽しむと言う趣向でした。アンクルベルを持ってきた人は、足首に巻いて、一緒に演奏します。持っていない人も、手拍子とタップで伴奏します。楽しめました。私は、結構リズムに乗れていたと思います。アマデウス室内オーケストラの方々も(確か)一緒に演奏していました。パーカッションには、清水優さん、神尾弥さん、李令貴さんが加わりました。

最後は、「ボレロ」です。弦楽器+パーカッションで、素晴らしい迫力でした。

そして、アンコールです。2曲演奏されました。

  1. パッヘルベル:カノン
  2. ルロイ・アンダーソン:そりすべり

多分、この曲で間違いないと思います。隣の人が、「カノン」とつぶやいていました。自宅で手持ちの曲を聴いたら、そうだったように思います。「そりすべり」はタイトルを司会者が紹介していました。どちらの曲もYouTubeで検索すると出てきます。

三倉茉奈さん、佳奈さんは、第一部だけの登場でした。ちょっと残念です。席は一列目だったのですが、左端の方だったので、ステージ右寄りに立っていた茉奈さん・佳奈さんをあまりよく見られませんでした。その代わり、入退場の時は驚くほど近くて…。双眼鏡を持って行ったのですが、1階1列目で双眼鏡と言うのもはばかられ、メモも取れなくなるので止めました。今から考えると、歌っている時に使えば良かったな…。

ちなみに、さだまさしさんのコンサートで、そんな前の席から双眼鏡を使うといじられます。「2列目の双眼鏡、止めて下さい」とか。私はそんなに良い席を取れた事は無いのですが、そういうトークがコンサートライブのCDに収録されています。さださんの本当の魅力は、ライブ(CD)を聴かないとわからないですね。

会場は、撮影・録画・録音禁止でした。ホールの入り口に張ってあったポスターの写真を撮ってきました。

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20081213aprico

(訂正 2008-12-18 21:06)「序奏とロンドカプリチオーソ」と「プリンク・プレンク・プランク」の説明が逆になっていました。書いていて、自信の無かった所です。ご指摘頂いた、ほら貝さん、ありがとうございます。

Posted by お市のかた