マナカナの大阪WORKERS(4)「アシスタント魂」[追記あり]
マナカナの大阪WORKERS(4) の「アシスタント魂」は、益田昌さん(ますだしょう)作の「アシスタント魂」でした。益田昌さんは、昨年のマナカナの大阪LOVERS「婚活実習」も書いています。
以下、思いっきりネタバレしていますので、内容を知りたくない方は、ご注意をお願いします。
登場人物(敬称略)
- 福原チーフ: 魏 涼子(ぎ りょうこ)
- 営業アシスタントのチーフ。早期退職に応じて、退職する予定。退職後は、田舎に帰る。
- 前田課長: 渋谷 天外(しぶや てんがい)
- 老舗和菓子店の営業課長
- 竹内ショウゴ: 趙 珉和(ちょう たみやす)
- 営業課課員。清住はるかの恋人。
- 清住はるか: 三倉 佳奈(みくら かな)
- 営業アシスタント。営業アシスタントの仕事に自信とやりがいを持っている。
あらすじ(ストーリー)
清住はるかは、営業アシスタントとして優秀な仕事を納めます。でも、前田課長から、はるかに言い渡されたのは、営業アシスタントは全員派遣社員に変更すると言う話です。今いる営業アシスタントは、他の部署に転属か早期退職して欲しいとの事です。
納得出来ないはるかは、恋人のショウゴに相談します。でも、つれない返事。ショウゴははるかに、仕事を辞めて結婚しないかと言います。意見の合わないはるかは、ショウゴとの関係も見直す事にしました。
はるかは、新商品の企画が始まっている事を知ります。はるかは、チーフの福原とともに、お客様の本音を元にした商品企画を打ち立てます。
はるかとチーフは、VOC(Voice Of Customer:
顧客の声)に基づいた商品企画を考えます。それも、表面的なVOCではなく、お客さんの本音トークを元にして…。華やかさと楽しいパッケージをキー
ワードに企画書を作ります。そして、商品そのものも、現代指向にして、栄養成分表示もきちんとして、お客さんにウケる事を考えています。ショウゴもそれを手伝ってくれます。そのプレゼンテーションの結果は…。
感想
仕事が無くなるから、職種変更して配置転換や退職を迫られたら、自分ではどうしようかなぁ。
たぶん、配置転換を受け入れると思います。職種が変わっても、そこで、仕事の面白さを見つけられると思うから…。
退職を迫られたらどうしようか。希望する職種に再就職できれば良いですけれど、再就職できなければ…。
どちらの場合でも、自分の意と沿わない事が長く続く事になりそうだったら、起業するかもしれません。何をできるかわかりませんけれど…。
結婚か仕事か、か。その時の状態によるなぁ。はるかと同じく、仕事で行き詰まっていたら、辞めたいと思うかもしれないし、仕事が面白ければ、やっぱり仕事を続けたいです。どちらにしても、その場が来て、真剣に考えないと、結論は出せないと思います。
仕事を辞めて、専業主婦になっても、仕事を再開したいと思うかもしれません。それも、状況次第ですね…。
池田信夫さんのブログで読んだのですが、子育てのみの「専業主婦」自体が、戦後の日本おいて特殊な状態みたいですね。その前は、普通に女性が働いていました。
こんな風に、会社が傾いたのは、営業・営業アシスタントが、仕事の事を真剣に考えて居なかったからでは? と、福原、竹内、はるかが反省します。う〜ん、担当者自らが、商品企画か〜。あいにく、そう言う立場になった事が無いからなぁ。でも、商品を作る上では、お客様が満足できると思われる物を作ろうとしています。
VOCを聞いて商品企画をするのも良いですけれど、出てきた表面的な要求から、お客さんの真意をつかむ事が重要ですね。
たとえば、iPad 2だと、薄く・軽く・速くが、お客さんが本当に求めている物だと思った訳でしょ? 確かに、その通りだと思います。
佳奈さんのまじめな性格にあった配役だったと思います。ガッツで困難を乗り切るOLを、見事に演じていたと思います。
アフタートーク
アフタートークは、結婚か仕事かのどちらを取る? でした。
佳奈さんは、結婚しても仕事を続けたい派です。もし、結婚するなら仕事を辞めてくれと言われたら、その人とはサヨナラだそうです。相手が、どんなに良い人でも。自分の事を理解してくれていないと言うことだから。
茉奈さんは、相手に合わせちゃうからなぁと悩んでいました。でも、結婚・出産は芝居に生きてくるから…。で、結婚しても良い役者仕事でいたいと言う感じでした。基本的には、仕事を続けたいのですね。
応援ソング
今回の応援ソングは、ゆずの「栄光の架橋」でした。
[amazonjs asin="B0002F6AAC" locale="JP"]番組の感想を、NHKに送りましょう。もしかしたら、第3弾があるかもしれませんので。
感想を送ると、確認のメールが届くのが、ちょっとウザイですけれど…。
(追記 2012-12-24 00:06)
2011年8月25日放送分は、2011年3月10日放送分の、再放送の様です。
【シリーズ記事】
- マナカナの大阪WORKERS(1)「たこ焼きたガール」: プラスα空間
- マナカナの大阪WORKERS(2)「お局様」: プラスα空間
- マナカナの大阪WORKERS(3)「ニセモノ」: プラスα空間
- マナカナの大阪WORKERS(4)「アシスタント魂」: プラスα空間 (2011年3月11日)
- マナカナの大阪WORKERS(5)「ラストドライブ」 : プラスα空間 (2012年12月17日)
- マナカナの大阪WORKERS(6)「さくらそう」 : プラスα空間 (2012年12月18日)
- マナカナの大阪WORKERS(7)「商売の神様」[追記あり] : プラスα空間 (2012年12月19日)
- マナカナの大阪WORKERS(8)「マフラーの彼」 : プラスα空間 (2012年12月20日)
- マナカナの大阪WORKERS(9)「おがくず」 : プラスα空間
(2012年12月21日)
- マナカナの大阪WORKERS(10)「バナナケーキ」 : プラスα空間 (2012年12月22日)
昨年の、「マナカナの大阪LOVERS」は、次の記事をご覧下さい。
- マナカナの大阪LOVERS(1)「恋のキューピッド」[追記あり]: プラスα空間 (2010年03月02日)
- マナカナの大阪LOVERS(2)「天の川さくら色」: プラスα空間 (2010年03月03日)
- マナカナの大阪LOVERS(3)「君を探し続けて」: プラスα空間 (2010年03月04日)
- マナカナの大阪LOVERS(4)「婚活実習」[追記あり]: プラスα空間 (2010年03月05日)
- マナカナの大阪LOVERS(5)「たこ焼き焼けた」: プラスα空間 (2010年03月06日)
- マナカナの大阪LOVERS(6)「大阪LOVE ROAD」: プラスα空間 (2010年03月09日)
- マナカナの大阪LOVERS(7)「鈴虫が鳴く庭で」: プラスα空間 (2010年03月10日)
- マナカナの大阪LOVERS(8)「そして二人残った…」: プラスα空間 (2010年03月11日)
- マナカナの大阪LOVERS(9)「夏の迷子」: プラスα空間 (2010年03月12日)
- マナカナの大阪LOVERS(10)「二人いる」: プラスα空間 (2010年03月13日)
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