マナカナの大阪LOVERS(2)「天の川さくら色」
3月2日放送の、NHK FM「青春アドベンチャー〜マナカナの大阪LOVERS〜」第二回目は、「天の川さくら色」(作:堀田りえこ)でした。登場人物は、ヨシイ(鶴見辰吾)、マキタ(賀集利樹)、リンコ(三倉佳奈)の3人です。
- ヨシイ
- 北海道で農業をしている。5年前の夏を最後(夏前?)に、教師をやめ、北海道に帰る。高校時代は、ソフトボール部顧問。既婚?
- マキタ
- 大学3年生。高校1年の時、リンコは高校3年生だった。リンコと同じ高校。
- リンコ
- 社会人一年生。高校の時は、ソフトボールのエース。
リンコとヨシイは、遠距離恋愛中です。一年に一度、天の川で逢う約束をしています。5年目のその日、遠距離恋愛にピリオドを打つために、リンコがマキタを恋人と偽って、ヨシイに別れを告げます。
ヨシイとリンコは、高校の時、教師と生徒でありながら、恋人関係にあったようです。リンコが卒業したら、一緒になると約束していた様ですが、その前にヨシイが北海道に帰ってしまいます。ヨシイが北海道に帰り、バラバラになった後も、一年に一度だけ、桜の咲く頃(3月終わりから4月?)、同じ場所〜天の川〜で逢っていました。
リンコが卒業したら一緒になると言う約束をしていたくらいですから、深い関係だったのでしょう。ヨシイには奥さんがいるようなので、不倫? それとも、高校時代は、ヨシイは独身だったのでしょうか? …と言うのは、邪推でしょうか?
きっと、そんな関係ではなく、ヨシイはリンコのピュアな心を受け止める為に、それに応えようと、毎年大阪にやってきていたのでしょう。
リンコは、社会人になって、落ち込んでいたみたいで、その事を手紙などでヨシイに相談していたのでしょう。優しいヨシイは、必死にリンコを支えようとしていたに違いありません。リンコがヨシイとの恋にピリオドを打とうとしたのは、そんなヨシイの気持ちが重すぎたのかもしれません。
リンコからの別れの言葉は、ヨシイを安心させると言う手段でした。(最近は)仕事も面白いし、野球もしているし、彼氏(マキタ)とデートもしていると。ヨシイは、その言葉とマキタを、マキタとキャッチボールしながら、受け止めて行きました。納得したヨシイは、リンコと再び顔を合わせる事もなく、「元気で」と言う言葉を残して帰って行きました。
いや〜、佳奈さん、声だけの演技したけど、上手かったです。声だけですが、役者スイッチが入っていたように感じました。
またまた番外編ですけど、ドラマの始まる前のやり取りで佳奈さんが「ですねぇ」と言った所が良かったです。かわいい。
【シリーズ記事】
- マナカナの大阪LOVERS(1)「恋のキューピッド」
- マナカナの大阪LOVERS(2)「天の川さくら色」
- マナカナの大阪LOVERS(3)「君を探し続けて」
- マナカナの大阪LOVERS(4)「婚活実習」
- マナカナの大阪LOVERS(5)「たこ焼き焼けた」
- マナカナの大阪LOVERS(6)「大阪LOVE ROAD」
- マナカナの大阪LOVERS(7)「鈴虫が鳴く庭で」
- マナカナの大阪LOVERS(8)「そして二人残った…」
- マナカナの大阪LOVERS(9)「夏の迷子」
- マナカナの大阪LOVERS(10)「二人いる」
番組の感想は、次の所に送って下さい。茉奈さんと佳奈さんの出演した番組の評判が良ければ、続編があるかもしれませんので。
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