マナカナの大阪LOVERS(7)「鈴虫が鳴く庭で」
3月9日放送の、NHK FM「青春アドベンチャー〜マナカナの大阪LOVERS〜」第七回「鈴虫が鳴く庭で」(福井ちひろ)を聴きました。以下ネタバレです。ご注意を。
- 和尚(鶴見辰吾)
- 鈴虫寺の和尚。お地蔵様?
- シンイチ(賀集利樹)
- 新郎。キョウコの婚約者。
- キョウコ(三倉茉奈)
- 新婦。結婚式を抜け出してきた。
キョウコは優し過ぎるシンイチに不安になり、結婚式を抜け出してしまいます。キョウコが抜け出した先で、春先にも関わらず、逃げ出した鈴虫を探している和尚さんに出会います。しばらくして、シンイチが追い掛けてきます。岩の陰で和尚とシンイチの話を聞いていたキョウコが出てきました。キョウコとシンイチは、和尚との話しを通じて、解決点を見つけました。
幻想的な話でした。鶴見さんの和尚さんの演技が良いですねぇ。話を支えています。
結婚とはなんだろう? と考えさせてくれる話でした。「私一人じゃ見つけられへん幸せを、一緒に探したい」と言う台詞が良かったです。結婚する意味って、この辺にあるのじゃないでしょうか?
物語前半の茉奈さんの声が、地に着いていない感じがしたのですが、それは、キョウコの不安さを表す為の演技だったと理解し直しました。物語後半になって、キョウコが岩陰から出てくるシーンからは、もう全開でキョウコを演じていると言う感じでした。
キョウコが、気持ちが高まると関西弁になると言う設定が良かったです。それで、キョウコの気持ちの入り方を聴者に訴える事が出来ます。
シンイチは優しすぎるんでしょうか? どちらかと言うと、傷つけたくない・傷つきたくないと言う気持ちから、自分の考えや気持ちをキョウコに話せないのだと思います。人は、傷つけ・傷ついて成長して行くと言うのに…。
「余計な事、言わんとってよ」と言う、茉奈さんの小声が良かったです。カワイイ。それと、「パンがいい」「ネコも飼う」と、ちょっとすねた感じの茉奈さんの声も良かったです。カワイイ×2。
【シリーズ記事】
- マナカナの大阪LOVERS(1)「恋のキューピッド」
- マナカナの大阪LOVERS(2)「天の川さくら色」
- マナカナの大阪LOVERS(3)「君を探し続けて」
- マナカナの大阪LOVERS(4)「婚活実習」
- マナカナの大阪LOVERS(5)「たこ焼き焼けた」
- マナカナの大阪LOVERS(6)「大阪LOVE ROAD」
- マナカナの大阪LOVERS(7)「鈴虫が鳴く庭で」
- マナカナの大阪LOVERS(8)「そして二人残った…」
- マナカナの大阪LOVERS(9)「夏の迷子」
- マナカナの大阪LOVERS(10)「二人いる」
番組の感想は、次の所に送って下さい。茉奈さんと佳奈さんの出演した番組の評判が良ければ、続編があるかもしれませんので。
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