マナカナの大阪LOVERS(3)「君を探し続けて」[追記あり]

2012年12月20日マナカナ,日記・コラム・つぶやき,芸能・アイドル

3月3日放送の、NHK FM「青春アドベンチャー〜マナカナの大阪LOVERS〜」第三話「君を探し続けて」(凪司工房(なぎつかさこうぼう))です。以下、思い切りネタバレなので、ご注意を。

まずは、登場人物の紹介からです。

鍵田(カギタ)(鶴見辰吾)
春奈を探し続けている人。実はタカギと同一人物。カギタはタカギのアナグラム(文字を入れ替えた)。
高木(タカギ)真治(賀集利樹)
春奈の恋人。20年前の春奈の死の直後に、ドイツへ留学していた。10年前に帰国し、それ以来、春奈の魂を探している。
遠藤 春奈(三倉茉奈)
タカギの恋人。20年前に、交通事故で亡くなり、それ以来タカギを探している。

恋人同士だった、春奈と真治は、真治の留学をきっかけに別れてしまいます。春奈の交通事故死と言う、永遠の別れになってしまいました。春奈は、自分が死んだ事がわからず、ずっと真治を探し続けます。真治は留学から帰国した後、その事を知り、春奈の魂を探します。やっと真治に巡り会えた春奈は、幸せな気持ちで天に召されました。

ドラマを最初に聴いた時は、ネットで知り合った男女かの話かと思いました。ネット上で逢う約束をしていて、春奈が予想していたよりも、年齢が上の男性がそこに現れたのかと思いました。

話を聴いて行く内に、春奈がコールドスリープで、寝て起きたのかと思いました。

その後で、交差点の話が出て、あぁ、なるほどと、その先のストーリーが読めました。

今回も、繰り返し聴いています。もう12回聴きました。

真治は、なぜドイツ行きを、春奈に告げなかったのでしょうね? 話してたら、きっと一緒になれたのに。

結婚するか別れるかなんて、真治は極端だと思います。真治なりに考えた、春奈の幸せが、別れると言う事だったのでしょうが…。

結婚するにしても、別れるにしても、真治がその理由を話さないから、春奈は混乱したのだと思います。ちゃんと、背景を説明しなければなりません。

帰国してから真治は、10年も探し続けたのですね。春奈の魂が、本当にいるかどうかもわからないのに、10年も探し続けるエネルギーはすごいです。

春奈は20年探し続けましたけど、魂なので、時間と言う概念がありません。とは言え、成仏出来ないほど、真治の事を思い続けていたのですね。

ストーリーは簡単ですが、感動しました。演技がよかったからだと思います。物語の中に引き込まれました。エンディングで、ウルウル来ました。

茉奈さんの演技がとてもよかったです。自然な感じで、春奈を演じていました。茉奈さんの声の調子が、自然な感じでよかったです。さわやかな感じから、シリアスな感じまで、幅広く演じていました。

茉奈さんの台詞で、「ウフッ。それって、ほめてるん?」が好きです。

第一話から思っているのですが、効果音などの音響効果が非常に良いです。担当は、荒川きよしさんと、水谷明男さんです。それを支えているのは、技術の渡辺暁雄さんと福井清春さんなんですね。

今回の音響で、鍵田の声に高木の声がクロスして切り替わる所が良かったです。

(追記 2012-12-20 22:07 脚本の凪司工房さんからの情報を元に、漢字部分を直しました。)

SCRIPT – Osaka LOVERS

【シリーズ記事】

  1. マナカナの大阪LOVERS(1)「恋のキューピッド」
  2. マナカナの大阪LOVERS(2)「天の川さくら色」
  3. マナカナの大阪LOVERS(3)「君を探し続けて」
  4. マナカナの大阪LOVERS(4)「婚活実習」
  5. マナカナの大阪LOVERS(5)「たこ焼き焼けた」
  6. マナカナの大阪LOVERS(6)「大阪LOVE ROAD」
  7. マナカナの大阪LOVERS(7)「鈴虫が鳴く庭で」
  8. マナカナの大阪LOVERS(8)「そして二人残った…」
  9. マナカナの大阪LOVERS(9)「夏の迷子」
  10. マナカナの大阪LOVERS(10)「二人いる」

番組の感想は、次の所に送って下さい。茉奈さんと佳奈さんの出演した番組の評判が良ければ、続編があるかもしれませんので。

Posted by お市のかた