マナカナの大阪LOVERS(10)「二人いる」
3月12日放送の、NHK
FM「青春アドベンチャー〜マナカナの大阪LOVERS〜」第十回「二人いる」(中村志保:なかむらしほ)を聴きました。以下ネタバレです。ご注意を。
- 神父(鶴見辰吾)
- 教会の神父。鬼?
- ヤマダタカシ(賀集利樹)
- マヤの婚約者。新郎。
- 赤いマヤ(三倉茉奈)
- 楽天家のマヤ。ポジティブ〜。
- 青いマヤ(三倉佳奈)
- 心配性のマヤ。ネガティブ〜。本体?
とある教会。この教会で結婚式を挙げると、必ず別れると言うジンクスのある…。(青い)マヤは、「私たちなら絶対に別れない」と言い張り、結婚式を強行します。結婚式は、あいにくの嵐で、雷が鳴っています。結婚式の最中、雷が鳴って、マヤの顔が突然青くなります。結婚の誓いも拒絶します。そこへ現れた、青いマヤとうり二つの赤いマヤ。能天気な感じで、青いマヤの代わりに結婚しますと。マヤは、青いマヤと赤いマヤに分かれてしまったのです。神父さんが言うには、裏山のご神体(鬼)の祟りだと。それは、鬼伝説に由来します。鬼伝説、それは、次のような話です。本当に新郎が新婦を愛しているのかどうかに付いて悩んでいる新婦に恋をした鬼が、新婦を本物の花嫁と偽物の花嫁に分けてしまいます。新郎は、偽物の花嫁を選んでしまいました。鬼は花嫁を連れ去ってしまいます。その伝説が、よみがえったのでした。タカシは心配性な青いマヤの話を聞いてショックを受けますが、本当のマヤだと見抜きます。青いマヤもタカシと話しながら、自分の本当の気持ちに気付きます。その時、二人に別れていたマヤは、元のマヤに戻ります。ところが今度はタカシの顔が青くなり…。
結婚に付いて、考えさせられる話でした。結婚の原動力は何でしょうね? やはり、「好き」でしょうか? 「好き」だったら、どんな困難も乗り越えられるかもしれません。
私はどうかな? やはり、好きだからだと思います。今も、多分、好き。結婚した当時の熱い好きではなく、静かに燃える感じです。
ネガティブだった青いマヤが、タカシの本当の愛に触れて不安が消えて、結婚するとなったのが良かったです。
教会にご神体? と言うところで、私も突っ込みました。タカシが突っ込んで、神父さんが日本語ペラペーラみたいな感じで話し出す演出が良かったです。演出は、大久保篤(おおくぼあつし)さんです。
今回は、茉奈さんと佳奈さんの両方が出演する話でした。聞き分け出来たでしょうか? 結構、声の感じや話し方を変えていたと思うので、簡単だったのではないでしょうか? 茉奈さんははじける感じで、佳奈さんは落ち着いた感じで。
全10回、2週間に渡るドラマ、面白かったです。茉奈さん、佳奈さんは、ラジオドラマ初挑戦と言う事でしたが、とても上手でした。その二人を、鶴見辰吾さんと賀集利樹さんが支えていました。鶴見さんも賀集さんも、めちゃうまです。
続編があると良いなぁ。
【シリーズ記事】
- マナカナの大阪LOVERS(1)「恋のキューピッド」
- マナカナの大阪LOVERS(2)「天の川さくら色」
- マナカナの大阪LOVERS(3)「君を探し続けて」
- マナカナの大阪LOVERS(4)「婚活実習」
- マナカナの大阪LOVERS(5)「たこ焼き焼けた」
- マナカナの大阪LOVERS(6)「大阪LOVE ROAD」
- マナカナの大阪LOVERS(7)「鈴虫が鳴く庭で」
- マナカナの大阪LOVERS(8)「そして二人残った…」
- マナカナの大阪LOVERS(9)「夏の迷子」
- マナカナの大阪LOVERS(10)「二人いる」
番組の感想は、次の所に送って下さい。茉奈さんと佳奈さんの出演した番組の評判が良ければ、続編があるかもしれませんので。
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