マナカナの大阪LOVERS(9)「夏の迷子」
3月11日放送の、NHK
FM「青春アドベンチャー〜マナカナの大阪LOVERS〜」第九回「夏の迷子」(掛川浩司:かけがわこうじ)を聴きました。以下ネタバレです。ご注意を。
- お父さん(鶴見辰吾)
- ユキのお父さん。妻と別居中で、東京に住んでいる。
- ハシモトシンジ(賀集利樹)
- ユキの友達。大阪の大学を中退して、東京に帰ってきた。働いている。
- ナツノユキ(三倉茉奈)
- 大阪に住む大学生。シンジとは友達以上恋人未満。
東京に住んでいるお父さんに会うと言う名目で、大学の夏休みに大阪から東京にやってきたユキ。本当の目的は、シンジに逢って、愛の告白をする事です。花火大会の日、二人は再開します。ユキがシンジに告白する前に、シンジがユキに愛の告白をします。ユキはシンジの手をにぎってそれに答えました。ユキと一緒に花火大会に来ていたお父さんは、ユキにおいてけぼりをくらいました。迷子案内のテントの前で、お父さんはユキを待っていました。お父さんの前に突然現れた、娘の彼氏。ユキの成長を見届け、お父さんはシンジにユキを迷子にしないように託すのでした。
あんず飴、舐めてみたいです。
サブタイトル「夏の迷子」と「ナツノ、迷子」を、かけているのかな? 5歳の時のユキの迷子、大人になってからの迷子。
ストーリーの基本は、ユキとシンジの恋物語〜愛の告白〜です。それに絡ませる形で、子供から大人に成長するユキを見守るお父さんがいます。あんず飴をシンジからも貰っていた事が、その暗喩となっていると思います。
なんか、ほんわかする話でした。純情でいいなぁ。掌を重ねて「私の返事です」って! 胸キュンです。
お腹が痛くなるユキの芝居がよかったです。玄人が素人芝居を演じているのですが、わざとらしく無くて、聴いていてすんなりドラマの世界に入れました。
茉奈さんはしっとりしたシーンから、元気いっぱいのシーンまで、幅広く演じていました。ナレーションも、落ち着いた感じで良かったです。
茉奈さんは、ラジオドラマの中でも、大阪から東京まで、ドロンしていました。ドロンと言うのは、マナカナ界の専門用語で、「車中、寝て過ごして、目的地に瞬間移動したつもりになる事」です。
ドラマの後の、茉奈さんと佳奈さんのトークから。茉奈さんが中学校・高校の時、修学旅行や遠足の注文写真の中に、好きな男の子が写っている写真をこっそり混ぜておいて、写真の入手後、手帳に挟んでいたそうです。佳奈さんはそれを聞いて、「かわいい〜。女の子やねぇ」と言っていましたが、男子でも同じ事をすると思います。
いよいよ本日、最終日です。22:45〜23:00 NHK FMです。番組のサブタイトル「二人いる」からして、本日は、茉奈さんと佳奈さんの両方が、ラジオドラマに出演するような気がします。茉奈さんと佳奈さんの声を聞き分けられますか? もちろん、私は大丈夫です。
【シリーズ記事】
- マナカナの大阪LOVERS(1)「恋のキューピッド」
- マナカナの大阪LOVERS(2)「天の川さくら色」
- マナカナの大阪LOVERS(3)「君を探し続けて」
- マナカナの大阪LOVERS(4)「婚活実習」
- マナカナの大阪LOVERS(5)「たこ焼き焼けた」
- マナカナの大阪LOVERS(6)「大阪LOVE ROAD」
- マナカナの大阪LOVERS(7)「鈴虫が鳴く庭で」
- マナカナの大阪LOVERS(8)「そして二人残った…」
- マナカナの大阪LOVERS(9)「夏の迷子」
- マナカナの大阪LOVERS(10)「二人いる」
番組の感想は、次の所に送って下さい。茉奈さんと佳奈さんの出演した番組の評判が良ければ、続編があるかもしれませんので。
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