ドラマ「赤い糸の女」第6週[追記あり]

2012年11月5日マナカナ,文化・芸術,映画・テレビ・ラジオ

昼ドラ「赤い糸の女」第6週、上田編の話が始まりました。

第26話(火)〜第29話(金)です。月曜日は、マラソン中継の為、放送がありませんでした。

舞台が、横浜→東京から上田に移って、少しは、まったりした感じになるのかと思っていたら、大間違いでした。上田でも、やはりドロドロが続きます。

第4週〜第5週は、本当に見るのが辛かったです。第6週もゴタゴタ・ドロドロですが、第4週〜第5週の様な、尊厳を踏みにじられる様な目には遭っていません。この先どうなるかは不安ですけれど。

主要な登場人物は、何かしら欠陥(おかしな性格)を抱えていますね…。とりあえず、今出演している人物の欠点をまとめてみました。

  • 唯美…意志が弱い。恋以外の主張が弱い。
  • 芹亜…自分の欲望の為なら、周りの人間をどんどん利用する。
  • 豊子…平気で嘘を付き、自分勝手。
  • 栃彦…自分の信条が最優先で、状況が見えていない。
  • 多嶺…麻衣子の死を受け入れられずに認知症。
  • 遥香…自分からは苦労したくない。
  • 琴子…自分が絶対。従わない物は排除。

こういう欠点もありますが、それぞれ良いところも持っています。

  • 唯美…意志が強い。誠実。素直。恋に関しては積極的。
  • 芹亜…どうすれば人を動かせるかわかっている。
  • 豊子…普段は質素な暮らしで、物腰が柔らか。
  • 栃彦…技術に対して専門家。自然志向でエコを実践。
  • 多嶺…良家を護る為に努力。
  • 遥香…物怖じせず、おかしな事はおかしいと言える。
  • 琴子…上田紬の専門家。高いプロ意識。道を究めるために最大の努力を払う。

(追記 2012-11-04 20:04 唯美の欠点/長所で、「意志が強い」を移動しました。悪い事とは言え、借金返済の為に、最後の客まで投げ出さなかった事は、意志が強くないとできません。本当は、2週間前程に直したつもりだったのですが、きちんと保存されていませんでした。)

なんだか、バランスの取れた人がいませんね。琴子の弟子の紫奈は、まともなのかも。まだ見えていないだけ?

ドラマ「赤い糸の女」が始まってから、だいたい次の様な感じで一週間分をまとめています。

  1. 超ザックリ版あらすじ
  2. あらすじ
  3. 感想
  4. 視聴メモ

実際には、この逆の順序で作業しています。結構時間がかかります。今回は、ビデオを見る時間以外に、ブログをまとめるだけで5時間以上。ここまでしてドラマをまとめているのは、茉奈さんへの愛です。

まずは、超ザックリ版あらすじです。

唯美は上田に来て琴子に弟子入りしました。上田に来てから1ヶ月で豊子と断絶、10ヶ月で徳須と再会するも拒絶、栃彦と結ばれます。唯美の過去と現在を遥香に知られ、遥香の激昂を買ってしまいました。

次に各話のまとめです。だんだん、まとめの行数が増えてきました。単なる状況描写ではなく、もっと簡潔にまとめないと。

“FATE"は、英語で運命。それぞれの話数に対応しています。この様な表記にしているのは、ガンダムSEEDの影響です。ちなみに、ガンダムSEEDだと話数表記が"PHASE"となっています。

(FATE-26) 2012-10-09

唯美は、上田では、貴道家の麻衣子の部屋で暮らす事になりました。古河琴子の工房のすぐ近くと言う事と、実母豊子とは一緒に暮らさない方が良いと父征行から忠告されていたからです。唯美は、歓迎会を開いてもらいました。

次の朝、唯美は麻衣子との悪夢で目が覚めます。麻衣子の部屋には、麻衣子の幽霊が出ると遥香に告げられます。じきに慣れると。唯美は、多嶺と遥香の3人で朝食をとり、琴子の工房へ出かけます。

唯美は、琴子の工房でいきなり機織りを習います。琴子の厳しい指導が始まります。工房には石母田栃彦(いしもだとちひこ)も織り、お互いに気になっています。作業が終わった後、唯美は夕食の支度をし、琴子、紫奈と共に夕食をとります。その場で琴子から、栃彦には遥香と縁談があると聞かされます。

工房の栃彦のところに、遥香がやってきます。すり寄る遥かでしたが、栃彦は遥香の事は眼中にありません。

その夜、唯美は麻衣子の部屋で、心霊現象を経験するのでした。その事を遥香に告げると、遥香はむしろ喜んでいる様でした。

(FATE-27) 2012-10-10

唯美が上田に来た理由の一つは、栃彦と逢いたかったからです。ですが、栃彦と親しく交際する事は、琴子から止められてしまいました。

上田に来てから一ヶ月も経っているのに、唯美はまだ、来ている事をまだ豊子に話していません。唯美は、子供の頃に豊子から受けた仕打ちを思い出していました。唯美は、豊子に会いに行く事を決意します。その矢先、唯美が上田に来ている事を嗅ぎ付けた豊子が、貴道家にやってきます。激しい剣幕で、唯美を責め立てます。その様子を見ていた遥香が、豊子の行動を制します。むしろ、感謝されるべきだと。

唯美は、工房での作業に集中できません。琴子からは、栃彦の事が気になって集中できないのではないかと疑われます。栃彦は、唯美に優しく声をかけますが、唯美はどうして良いかわからず、泣いてしまいます。

豊子は、琴子の工房にやってきました。唯美が豊子の家に来る様に言って欲しいと、琴子に懇願します。唯美は琴子に弟子入りしたのだから、師匠のところで寝泊まりするのは当然と、受け入れません。母親なら、娘の成長を見守るのが筋だろうと琴子。その助言を受け入れられない豊子は切れて出て行ってしまいます。琴子は、唯美が作業に集中できない理由が栃彦ではない事がわかり、ほっとしました。

染色場で栃彦と話す唯美。琴子から聞いていた、栃彦と遥香の縁談は、琴子の勝手な思惑だと言う事がわかりました。栃彦の価値観をわかってくれるのは唯美しかいないと、唯美に告げます。栃彦のりんご園にやって来た唯美は、お互いに好きな事を確認し、キスします。

(FATE-28) 2012-10-11

栃彦の自宅で、唯美の前でチェロの練習曲(コスマン作曲)を弾いています。チェロの音色を聴いて唯美は男の人が優しく語りかけてくれるみたいと話します。その考えに、宮沢賢治の話を持ち出し、栃彦も共感します。栃彦は音楽が好きなのですが、電気の無い生活で、音楽を聴けないのが不満だと感じています。そんな栃彦に、唯美は歌を歌います。豊子が歌ってくれていた「お菓子の好きな巴里娘」。お互い、好きに思っている気持ちを確認し合います。

上田に来てから10ヶ月経ったある日、玄関で呼ぶ聞き覚えのある声がします。唯美が出て行ってみると、徳須でした。戸惑う唯美。多嶺と遥香に引き合わせます。貴道家にとっては、徳須は麻衣子を過失致死させた張本人です。ですが、徳須は落とし穴を掘ったのは自分ではないが、婚約者としてすべての罪をかぶったと告白します。遥香は、落とし穴を掘ったのが誰かと問いただします。

多嶺は認知症にかかっていて、唯美の事を麻衣子だと思い込んでいます。多嶺は、徳須と麻衣子(唯美)が早く結婚してくれればと願っています。それに話を合わせて、徳須は唯美を連れて出て行きます。

唯美は、徳須が泊まっているホテルに連れて行かれます。徳須のその後の事を聞かされ、まだ芹亜と付き合っている事を知ります。そして徳須は、芹亜から唯美が借金を返す為に売春していた事を聞いていたのでした。唯美は、徳須に押し倒されます。

栃彦は琴子から、貴道家に養子に入って欲しいと告げられます。琴子は、貴道家の養子に入れば、莫大な財産を使って好きな事ができるし、貴道家の血筋を絶やさない為にも栃彦が必要だと。唯美の事が好きな栃彦は、頑として断ります。琴子は、唯美と一緒になりたければ、二人とも出て行けと突き放すばかりか、人間としての唯美を馬鹿にします。

徳須の元から逃げ帰って来た唯美。栃彦に抱いて貰います。

(FATE-29) 2012-10-12

貴道家では、麻衣子(唯美)は徳須に抱かれて帰ってこないと、遥香が多嶺に話しています。

その頃、唯美は栃彦に愛されていたのでした。唯美はフクロウの鳴き声以外に、何か気味の悪い鳴き声がすると言います。それは、ゴイサギだと、栃彦に教えてもらいます。栃彦も、最初にゴイサギの鳴き声を聞いた時は気味が悪かったのですが、自然の中で暮らすと言うのはどういう事かを理解するに至ります。

唯美は、栃彦の家で、コチニールで染められた赤い糸を見つけます。栃彦との赤い糸は、もう切れる事は無いと信じる唯美でした。

芹亜は「谷間の百合」で徳須と逢います。徳須から唯美の様子を聞かされました。徳須は、結局唯美に拒まれ、抱けなかったのです。芹亜は、唯美の事を、神の様な奴隷の様な、特別な存在だと考えています。

麻衣子の部屋にいた唯美のところに、遥香が入ってきます。遥香は、麻衣子が書かせた誓約書を発見します。そこには、唯美と徳須が肉体関係にあった事が、はっきり書かれていました。でも、遥香は、唯美が謝った事で水に流すと言います。徳須と結婚して、多嶺を安心させろと。本当の気持ちを主張できない唯美でした。

芹亜は、休診日に、征行のクリニックを訪ねてきます。そして、征行に色仕掛けを仕掛けます。

唯美は琴子から、遥香が栃彦の事を好きだと聞かされます。動揺を隠せない唯美でした。

栃彦は、貴道家を訪ねてきました。栃彦は、遥香と多嶺から、結婚を迫られます。栃彦は、貴道家の養子になる話をはっきりと断ります。栃彦は、唯美の事が好きだと遥香に告げます。遥香は、麻衣子の婚約者だった徳須と唯美が肉体関係にあった事を栃彦にばらします。栃彦は、そんな過去の事は関係ないと切り捨て、既に唯美と愛し合っていると遥香に告げます。

貴道家に帰って来た唯美でしたが、栃彦との関係をしった遥香に追い出しを迫られます。

iPhoneがあれば、栃彦も音楽を聴けるのにね。そう、iPhoneならね。

充電は必要ですけど、工房でコンセントを借りるとかすれば、大丈夫なんじゃない? もしくは、ソーラー充電器とか。そもそも、そういう文化的グッズを持つ事自体、栃彦の信条に反するのか?!

それにしても、LPレコードで音楽を集めてたって言うのは、時代設定が古すぎないか? 相当の音楽マニアだった様な感じですが。それを貰ってくれた人がいたと言うのも驚きです。

CDが一般発売されたのが、1982年。今から30年前。栃彦が小学生か中学生の頃には、ほとんどLPレコードは無くなっていたはず。

私の周りの音楽好きの人でも、LPレコードで集めている人はいないです。

徳須との過去は気にしていない栃彦ですが、唯美の売春の事実を知ったらどうなるでしょうね…。それでも受け入れるのか? 栃彦が受け入れたとしても、唯美の売春が周りの人々に知られたら?! そんなふしだらな女は、弟子にはできないと、琴子にも追い出しを喰らうのではないでしょうか? 村でも後ろ指を指されるでしょうし。徳須とのスキャンダルの時は、「人の噂も75日」と言う事でほとぼりが冷めましたが、狭い村の中ですから、ずーっと後ろ指を指されたままになると思います。果たして、そんな環境に耐えられるのか? 多分、栃彦ではなく、唯美の方が参ってしまうと思います。それを防ぐには、栃彦が全力で唯美を護らなければならないのですが、果たしてそこまでの覚悟と気力と実力があるかどうか?

栃彦さん、「想いだけでも、力だけでも駄目なのです。」って、ラクス・クラインに言われちゃうよ〜。(ガンダムSEEDネタでした。すみません)

豊子は、温厚そうな感じだったのに、すごく感情の起伏が激しいし、人に罪をなすり付ける。というか、自分の子供を虐待しています。唯美は、豊子に対しては、悪い思い出が無かったと言っていましたが、こんな事されていたら、絶対覚えているよな。設定のねじれ?

「昼ドラ倶楽部」と言うケータイサイトがあります。

昼ドラ倶楽部

その中に、シナリオ(原作)コーナーがあります。「昼ドラ倶楽部」は有料で、月315円です。

今週は、シナリオの方もあわせて読んでみたのですが、シナリオ(原作脚本)に書かれていて、放送でカットされている部分や描写が違う部分がたくさんありますね。

この事は、他のマナカナファンから聞いてはいたのですが、実際に読んでみるとそうなっている事がやっと理解できました。また、実際はシナリオ通りに撮影されていて、編集の段階でカットされているのでは? と推測していました。

有料コンテンツ利用規約に反してしまうので、シナリオの内容は書けません。以下、差し障りの無いと思われる範囲で書きます。

豊子の設定にブレがあるのは、放送でのカット版での都合でしょうか?

第25話のシナリオでのやり取りを見ると、やはり唯美はそれ程、豊子の事を悪く思っていない様です。放送でのカットでは無く、元の脚本に載っていないと言う事か。

すべてが奇麗につながっていると言う原作でもなさそうです。

そういうところもありますが、横浜(女子大時代)・東京(OL時代)の出来事が、上田編にうまく引き継がれているところが多く、全体としてはきちんとしているのだと思います。

シナリオには、状況描写や本人の気持ちのト書きもありますが、実際の放送では、そこまで読み取れないところがありました。演出の限界なのでしょうか? それとも、私の感受性が低く、キャッチできていない?

私は、作品(テレビ、舞台、映画など)を見る前の簡単なネタバレは受け入れられる派なのですが、シナリオ形式の原作(倉本聰さんの「北の国から」など)を読んでから映像作品を見るのは受け入れられない派です。シナリオだと、そこから想像する自分なりのイメージと、実際の映像が違っていて、かなりがっかりしてしまうです。

今回は、放送を見てからシナリオを読んでいるので、「あぁ、ここがカットされているのか」「実は、〇〇はこういう意味だったのか」と、二度楽しめる感じです。

ちなみに、シナリオ形式でない原作(小説)を映像化したものは、原作を読んでからの方が楽しめる気がします。人物設定とか背景とか、時間の関係で映像作品ではカットされているところが多く、原作を知らないとその世界に入れない場合があるからです。

原作のエッセンスを抜き出して、うまく作品を再構築している舞台・映画に出会うと、嬉しいです。

以下、視聴メモです。放送を見ながら、メモをとっています。その際、字幕をONにして、視聴メモの助けとしています。なんだか最近は、視聴メモをとる方に一所懸命になってしまい、テレビ画面よりPC(Mac)の画面を見ている時間の方が長いかも…。本末転倒ですね。

赤い糸の女 #26-#29
2012-10-09〜2012-10-12

(FATE-26)

いよいよ結婚。
寺坂にバレる。
上田にくる
古河琴子に入門。

(主題歌)

唯美、貴道家に。
麻衣子の部屋に。
麻衣子の物は、全部唯美が使ってよい。
子供の頃の、麻衣子みたい。
麻衣子と同じ年の娘が来て、時間が生き返る。
唯美の歓迎会。
なんだか、麻衣子が帰って来た。
まだ時々、麻衣子が生きている気がする。
生まれ変わりの様に、唯美が来てくれた。
ウチの娘だと思って付き合って欲しい。
弟子は弟子だから、厳しく使う。
唯美、心から感謝。
栃彦、ウーロン茶。運転して帰る。
限界集落。山奥。
電気もガスも無い。
よっぽど物好き。
よっぽど変わり者。
結局、文化人。
それなりのカルチャー。
遥香s、栃彦を気にしている。
唯美、何か一言。
何かの縁。頑張ってやって行きたい。

(CM)キューピードレッシング。
(CM)ジョイ。ジョイは行ける。スポンジ、洗わなくて良いねん。
(CM)イシマル→エディオン。
(CM)ボールド。タッチでマジック。
(CM)SK-IIピテラ。

唯美、麻衣子の部屋。
なんだか、麻衣子の霊がさまよっている様な。
あんな死に方をしたから、成仏できないでいるのかしら。
麻衣子のシーン、回想。唯美の夢。

唯美、降りてくる。
麻衣子の部屋、幽霊が出る。
麻衣子の魂が出て行かない。
一晩中、霊が寄り添っていたんじゃないかしら。
そのうちあなたも、幽霊に慣れるわよ。
3人で食事できるって、良いわね。

琴子の工房。
(挿入歌)
いきなり、機織り機を使う。
踏んで、横糸の紡ぎ糸をを通す。
踏み替えて、おさでトントンと二回。
栃彦が入ってくる。
染色について。薄い。鉄で三回。

栃彦の染色場。
スーパーの場所。
夜のお惣菜。
しながやっていた事が全部唯美に。
媒染剤を変えた。
重い金属。
軽い金属。
唯美が来てくれてよかった。
楽しくなりそう。

琴子。お酒を飲んでいる。
食事を運ぶ唯美。
鯵の南蛮漬け。
唯美が作った。
栃彦、はるかと縁談がある。
親しくするのは構わないけど、

朝は貴道家で朝食。
夕方まで工房。後片付けをして帰る。

貴道家。麻衣子〜、おいで〜。
リンゴ。おいしいよ、麻衣子。
そこら辺りのリンゴとは違う。

(CM)ジョイ。ちょちょいのジョイやで。
(CM)手品の始まりです。タッチでマジック。ボールド。
(CM)SK-IIピテラ。
(CM)パラマウントベッド。楽匠Sシリーズ。
(CM)ドモホルンリンクル。

栃彦。遥香が来ている。
お礼。すり寄る遥香。
明日休み、唯美に家に来て欲しい。栃彦。
唯美、断る。

麻衣子の部屋。
麻衣子の服、カーディガン。
声がしない? 麻衣子だわ。ここに座っているでしょう?
人形と話す、多嶺。いいわ、二人だけにしてあげる。
麻衣子が、唯美と二人だけで話がしたい。
じゃあ、仲良くね。
多嶺が出て行く、突然停電。
麻衣子の呼ぶ声。
苦しいの、助けて。唯美、助けて。
人形が、いすから落ちる。
ウェディングドレスを着た人形。
病院の回想シーン。
唯美に助けを呼ぶ麻衣子。

雷鳴。遥香。
出たの? 幽霊が出たのね?
笑う遥香。幽霊が出たんだ。
復讐しようとしてるのかしら。

(予告)

{荒れ狂う豊子}

(FATE-27)

停電した麻衣子の部屋。麻衣子の声。
唯美、苦しいの、助けて。
病院の回想シーン。
唯美、下に落ちてくる。
出たの? 幽霊が出たのね。
高笑いする、遥香。
この家に世話になっちゃ行けないと、ふと思いました。

(主題歌)

染色場。栃彦。
それを唯美が見る。
唯美が来た理由の一つは、栃彦と逢いたかった。
豊子には、まだ知らせていない。
街に出て、唯美が豊子と会いそうになる。
豊子の回想シーン。
征行が大事にしている壷を割る豊子。
子供の唯美に、片付ける様に言いつける豊子。
そこに征行。
割った事を、唯美に押し付ける豊子。
泣く唯美。けろっとしている豊子。
お小遣いを唯美に渡そうとする。
何かあった時は、お母さんに味方してくれなきゃ困る。
子供の頃の唯美とって、母は女王の様な存在だった。

(CM)新ハーバラルエッセンス。
(CM)新h&s。
(CM)医療保険を3,000円/月。アメリカンホームダイレクト。
(CM)ウィスパー。コスモ吸収。
(CM)ウェラ。
(CM)スクラビングバブル。防カビバスクリーナー。
(CM)お風呂がわきました。スクラビングバブル。ジャバ。

貴道家。朝食。
豊子に会いに行く。ちゃんと会いに行く。
挨拶する。
色々、つもる話もある。
出かける唯美。
そこへ、豊子が現れる。
荒れ狂う豊子。
多嶺。
琴子先生。工房を持っている。弟子入り。
辞めたの? 会社を?
今日じゃ遅いだろう。
東京土産を踏みつける豊子。
あんた、それでも私の娘なの。
この年になって、こんな仕打ちを受けるとは思わなかった。
遥香、豊子に詰め寄る。
唯美を世話しているのは、貴道家。
お母さんの所から工房に通うのは不便。
人形を叩く豊子。

工房にやってくる唯美。
糸の紬がうまく行かない唯美。
琴子にしかられる。
唯美は、栃彦の事が気になって、集中できないんじゃ無いかしら?
琴子が疑う。
栃彦が、唯美を誘う。遊びに来て欲しい。
泣く唯美。
帰る、栃彦。
外で待っている、豊子。
豊子をあげる、栃彦。
琴子に、名乗りを上げる豊子。
豊子の知らない一ヶ月の間に、貴道家の娘の様に。
親戚でも無い貴道家に居候するなんて。
先生の口から、豊子と住む様に言って欲しい。
16年間の溝を埋めたい。
先生に、懇願する豊子。
母子のきずな。
唯美が聞いていた。
唯美は、琴子の弟子。
師匠の家で暮らすのが当たり前。
唯美の勉強の邪魔になる。
母親として、遠くから娘の成長を見守れ。
泣く豊子。
縁を切れって言うんなら、こっちから切ってやる。

食事をする、琴子と紫奈と唯美。
仕事に集中できないのは、栃彦のせいかと思っていたが、
あのお母さんのせい。良かった。
どうなの? 唯美さん。

(CM)パンテーン。補修から育てる。
(CM)ボールド。ソープの香りがフローラルに変わった。ボールド。
(CM)ウェラトーン21。
(CM)プラス糀シリーズ。生塩糀。生しょうゆ糀。生糀みそ。マルコメ。
(CM)ドモホルンリンクル。

染色場。栃彦。
遥香との縁談、聞いた事も無い。
嘘。あの人、二人が接近するのを見たくない。
仕事一筋の人だから。
栃彦、唯美しか眼中に無い。
価値観をわかってくれるのは、唯美しかいない。
琴子が入ってくる。

りんご園。唯美が来ている。
リンゴをかじる唯美。甘い。
好きだよ。私も。
キスする二人。

(予告)

{徳須、栃彦}

(FATE-28)

りんご園。リンゴをかじる唯美。
好きだよ。私も。
キスする二人。

(タイトルin)

チェロの演奏。栃彦が弾いている。
お持ちを焼く唯美。
コスマンの練習曲。
チェロの音って、男の人が優しく語りかけてくれているみたい。
宮沢賢治も言ってた。あたたかな人の声のようだ。
クラシックが好き。以前はLPレコードをいっぱい集めていた。
スピーカーにもこだわっていた。
音楽が聴けないのが不満。
いいなぁ、こんな生活。
唯美、歌を歌う。
母が歌った歌。
お菓子の好きな巴里娘
二人そろえばいそいそと。
角の菓子屋へボンジュール。
選る間も遅しエクレール。
腰もかけずにむしゃ…。
咳き込む唯美。
さする栃彦。
涙が出る唯美。
愛している。
キスする二人。私もよ。
大好きよ、栃彦さん。

(CM)アオハタジャム。80周年。
(CM)黒。変身する香り。レノアハピネス。ブラック。
(CM)イシマル→エディオン。EDION
(CM)新ハーバラルエッセンス。椿成分。
(CM)SK-II。

10ヶ月経った。
多嶺。梅干しを裏返す、多嶺。
麻衣子のカーディガンを借りる唯美。
徳須の声。
徳須が昨日着いたばかり。
元気だった?
芹亜と? 彼女も元気。
懐かしいなあ。逢いたかったよ。唯美。
こちらの家の人を呼んでくる。

麻衣子、早く結婚しなきゃ駄目じゃない。
徳須。ご無沙汰しています。
一度お訪ねして、ちゃんとあやまらなければ。
刑務所でて、何年になる?
徳須の事がわからない多嶺。

工房。機を織る唯美。

貴道家。どうぞ、燐平さん。
両親も、こちらには顔向けできないんでしょう。
過失致死罪。
僕は、落とし穴には、ほとんど手をつけていない。
婚約者として、すべてひっかぶった。
ずいぶん、簡単に言うのね。
ずっと、はれない思いのまま暮らして来た。
いったい、落とし穴を掘ったのは誰なの?
せっかく燐平さんが来てくれたのに。
ちょっと、麻衣子を呼んでくる。
麻衣子は、死んだの。位牌を見せる遥香。

私は、唯美よ。いつも、麻衣子の服来てるじゃないの。
薄情な事をしないで、年寄りを。

唯美を徳須の隣に座らせる。
麻衣子、燐平さんにお茶をついであげなさい。
麻衣子の事をずっと愛していた。
麻衣子は、結婚衣装の準備ができている。
結婚式の事とか、相談したい。
二人になりたい。
断れない唯美。

栃彦。琴子から結婚。
貴道家に親戚。
琴子から言って欲しい。
遥香から、栃彦に来て欲しい。
養子に。

唯美と徳須。
ホテル。我がふるさと。
親に会っていない。
詐欺罪で、徳須。
ある程度は資金をためた。
芹亜とはまだ付き合っている。
唯美と、芹亜と、麻衣子。
一番好きだったのは、唯美。
唯美の事ばかり。会いたかった。
見えない糸でつながり合っている。
この体から、女なしで生きられない。
返さない。売春してたんだってな。
体売って、金返していた。
唯美が、徳須に襲われる。

(CM)抗菌アリエール。24時間。
(CM)新ハーバルエッセンス。
(CM)新h&s。
(CM)パラマウントベッド。楽匠Sシリーズ。
(CM)ドモホルンリンクル。

琴子と栃彦。断ります。
いくらだって、好き放題、農業ができる。
染色と織物に。
貴道家の資産を動かして、工場も。
遥香に興味は無い。
栃彦、ごめん被ります。
遥香に養子をとらなきゃ、子孫が絶える。
遥香は、
悪いけど、僕は種馬じゃありません。
唯美とは、結婚できないわよ。
まだ修行中。湯島の白梅。
先生の許可が無ければ、一緒になれない。
どうしても一緒になりたいなら、
二人して、工房を出て行け。
唯美って、あんたが惚れ込む程の女か?

唯美が帰ってくる。栃彦さん。
泣く唯美。

栃彦の家。抱いて。
君以外のだれも愛して欲しくない。
抱いて欲しかったの。

(主題歌)

抱き合う、唯美と栃彦。

(予告)

{芹亜}

(FATE-29)

泣く唯美。
抱き合う唯美と栃彦。
キスする二人。

(主題歌)

貴道家。麻衣子は?
今夜は、麻衣子、帰ってこない。
燐平とホテル。
麻衣子は、結婚しなきゃ。
きっと、愛し合っているわよ。

唯美と栃彦。
フクロウの声。
別の声も。気味が悪い。
ゴイサギ。
聞きたくない。
最初、この声を聞いた時、
人間の存在を否定されている。
自分の野生を呼び覚まされている。
この辺りには、いろんな森の生き物がいる。
あっ、赤い糸。
コチニールでクロームの媒染。
琴子には内緒で。
あの赤が好き。
赤い糸を栃彦から貰う唯美。
もう切れる事は無い。
愛してる。私も、愛している。
キスする二人。

芹亜。谷間の百合。
芥田。いなくなった。出て行った。
男と女じゃない。赤い糸。
一度切れても、つないだから元通りになる。
徳須がやってくる。
徳須と芹亜。
麻衣子の家には行った。
唯美と、会った? ばっちり会って来た。
売春してたなんて、思えない。
幸せなんだろうな?
ホテルに連れ込んで。
いいとこまでいったんだけど、できなかった。
一度切れてしまった女とは元に戻らない。
恋人はいるのかしら?
男が寄ってくる。
ゴミみたいな恋愛。
唯美は、誰にも渡さないよ。
唯美は、私にとって特別な存在。
神の様な奴隷の様な。

(CM)ジョイ。油でべっとり。すごっ! ジョイくん。
(CM)医療保険。一律3,000円/月。アメリカンホームダイレクト。
(CM)新h&s。
(CM)ウィスパーコスモ吸収。ラクトフレックス。
(CM)I LOVE YOU. ロマティクフローラル。
(CM)スクラビングバブル。防カビバスクリーナー。

麻衣子の部屋、唯美。遥香が入ってくる。
女子大時代に、燐平とできていた。
ここに、証拠がある。
何となく、押し入れをあけてみた。
麻衣子のバッグがあった。
この中に、何が入っていたと思う?
誓約書。
忘れていると行けないから、読みましょうね。
肉体関係。異常。
一切、徳須燐平と肉体関係と結ばない。
女子大時代から。

芹亜が、クリニックにやってくる。

遥香と唯美。婚約者とできてた。
誓約書を書いてからは、麻衣子を裏切っていない。
そうして謝ってくれれば、もう良い。
気にしないで、燐平とよりを戻しなさい。
(唯美)私は、…。
唯美さん、頼むわね。

芹亜。肋骨一本外した。
レントゲン。
先生、私、変な気分になっちゃった。
芹亜、征行を抱き寄せる。

(CM)松岡修造。ファブリーズ。ダブル除菌。
(CM)SK-II。
(CM)ウィスパーコスモ吸収。
(CM)プラス糀シリーズ。
(CM)ドモホルンリンクル。

唯美、工房にやってくる。
琴子と栃彦。
前から言っている。
遥香が、栃彦にラブラブ。

多嶺に紹介する。
多嶺、栃彦がわからない。
男が来ても、すぐいなくなる。
生影の方って不便じゃない?
椎茸栽培。椎茸栽培にはぴったりの環境。
遥香に言い寄られる。
結婚しなさい。早く、結婚しなさい。
結婚はしない。
栃彦は、この養子にはならない。
断りに来た。
正式な話じゃない。
栃彦、好きな人がいる。
唯美の過去をご存知かしら?
スキャンダル。徳須燐平とできてた。
婚約者。ちゃんと証拠もある。
どっちにしても、過去の話。どうでも良い。
今も、関係が続いている。
栃彦、彼女は、夕べ僕の家で泊まった。
栃彦、唯美との関係を、遥香にばらす。

工房。栃彦が戻ってくる。
遥香を断って来た。
不満そうな琴子。

貴道家に帰って来た唯美。
出て行け。
素性がバレた以上。
泥棒猫。

(予告)

{芹亜、唯美、妊娠。般若の面。遥香}

「お菓子の好きな巴里娘」は、実際には「お菓子と娘」と言うタイトルで、西条八十さん作詞、橋本国彦さん作曲による歌の様です。著作権は切れていますので、メモをそのまま掲載します。

iTunes Storeでも売られています。

この歌を歌う時、茉奈さんは相当恥ずかしかった様です。

来週予告を見ると、芹亜と唯美が妊娠する様です。そして、あの般若の面をかぶった遥香が登場。また来週も色々ありそうです。

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Posted by お市のかた