ドラマ「鈴子の恋」第8週[追記あり]

マナカナ,映画・テレビ・ラジオ

「鈴子の恋」は第8週目です。第33話〜第37話です。

第8週は、特に激しい展開でした。特に第33話が…。三倉佳奈さんのファンにとっては衝撃のシーンがありました。

いつもは、週末にまとめ見するのですが、第8週は毎晩見ていました。

今週は、視聴メモではなく、ちゃんとストーリーまとめにしました。

「鈴子の恋」(あらすじ)

一関大佐の戦死の知らせを聞いて半狂乱になるワカナをかばいつつ、何とかラジオ放送を形にする鈴子。でも、その晩、ワカナが良太を奪う所を見てしまったのです。

その後、ワカナを見かけた時は、何やら危ない感じになっていました。

5年後、戦争も終わり、鈴子達は旅一座「柳枝劇団」として活動していました。柳枝を座長に、鈴子、春夫、夏子、秋夫、冬子、玉祭と昔からのメンバー、さくら、桔梗と言う新しいメンバーが加わっていました。更に、早乙女美麗と吉村朝治も加わります。

鈴子は、ばったりワカナと再開します。ワカナは、ヒロポン中毒で非常に危ない状態になっていました。鈴子は何とかワカナを引き受け、ヒロポン中毒から更生させる為に、旅を共にします。

一座が向かった先は、新宮劇場です。新宮劇場には、鈴子が昔駆け落ちした相手、真蔵がいます。鈴子は真蔵には未練はありませんが、真蔵はまだ鈴子の事が気になっています。真蔵はすでに結婚しているのにも関わらず、鈴子に近づきます。

美麗が、真蔵の妻茂子に、鈴子と真蔵が逢い引きをしていると言うウソの情報を流します。その為、「柳枝劇団」は新宮劇場から出て行って欲しいと、茂子に要求されます。

困った鈴子は、ワカナの協力で、真蔵に取りはからってもらう事にしました。

鈴子は、真蔵と二人っきりで、舞台の倉庫部屋で話す約束になっていました。ところがそこへ、柳枝が、色仕掛けで近づいている美麗と共にやって来たのです。

隠れていた鈴子は、その女が誰だかわからず、不安になるのでした。

大体、こんな感じです。視聴メモを元に、もっと細かくまとめた物は、以下の通りです。メチャクチャ長いです。

「鈴子の恋」(まとめ)

#33

一関大佐の戦死の知らせを聞いて半狂乱になるワカナ。でも、本番スタート。鈴子は、一関大佐の想い出を語り始めます。ワカナもそれに従って、放送を続け、何とか放送は終了しました。

自宅でワカナは、一関大佐から貰った防寒着を来て、一人でお通夜をしています。やがて外へ出て行き、良太が寝泊まりしているお寺に行って良太待っていました。そこへ良太が帰って来て、ワカナは良太と激しくキスします。一郎は、ワカナは鈴子の初恋の相手を奪って、鈴子に復讐するつもりだと気が付きます。それを阻止する為にワカナを探しに来た鈴子と一郎が二人のキスを目撃し、その二人はショックでその場を立ち去ります。ワカナと良太は、ワカナの家に帰り、激しいキスの続きをします。

鈴子は、今後の事を御寮人と話をします。その帰り道、鈴子はワカナと出会いました。ワカナの腕には、多数の注射の痕がありました。ワカナは、薬(ヒロポン)でラリっていたのです。

#34

その5年後の昭和23年。戦争が終わり、鈴子達は「柳枝劇団」を結成し、旅一座になっていました。

ある日、弟子にして欲しいと早乙女美麗と言う戦争で親を亡くした21歳の娘がやってきます。美麗は、鈴子達の前ではおとなしかったのですが、年下のさくら・桔梗の前で豹変します。美麗は、裏表のある人間だったのです。

英次郎は戦争が終わったのに、帰ってきません。英次郎を探しに一座のみんなと法善寺横町に来ていた鈴子は、法善寺の闇市で偶然良太を見つけます。良太はワカナとは大空襲でバラバラになって、行方がわからないと。そのしばらく後で、ワカナがアメリカ兵と歩いて来ました。ワカナは、アメリカ兵の相手をしている様です。ワカナは今、地獄にいると鈴子に告げます。

#35

そんなある日、吉村朝治(よしむらちょうじ)と言う、20歳の若者が、弟子にして欲しいとやって来ます。役者志望で、御寮人に聞いてやって来たそうです。鈴子は今書いている芝居にちょうど良いと、朝治を雇う事に決めました。

しばらくして、ワカナが突然訪ねて来て、金を貸してくれと言います。ひどく震えていて、何事かわからない鈴子でしたが、大切に取っておいたお金を鈴子に貸してしまいます。

鈴子は、ワカナに何事があったのかを知りたくて、闇市の良太に会いに行きます。そして聞いたのは、良太はワカナにヒロポンを教え、ワカナはヒロポン中毒になってしまい、病院に入れないと危険な状態だと聞かされます。

ワカナは、進駐軍のアパートに入るようですが、そこに入る為には、進駐軍の知り合いが必要なのです。困った鈴子でしたが、朝治に進駐軍に知り合いがいる事がわかり、話を付けてもらいます。ワカナは、進駐軍のバー東京ブギウギを歌っていました。ですが、歌っている最中に、倒れてしまったのです。

鈴子達は、ワカナを病人に入院させます。ワカナは非常に危険な状態で、もう一度薬に溺れると死んでしまいます。治る為には、禁断症状を克服する必要があり、24時間監視する必要があります。一座のみんなは、ワカナの為に協力を惜しみませんでした。

次の日、鈴子はワカナをお見舞いに来ます。ワカナは、鈴子に感謝しますが、またヒロポンを買って来て欲しいと頼みます。鈴子が断ると、ワカナは罵声を浴びせます。そこへ良太と一郎が駆けつけます。ですが、ワカナは一郎が誰だかわかりません。禁断症状の為、錯乱するワカナにショックを受けた一郎は、その原因を作った良太を殴ります。

3日後ワカナは退院し、ワカナと一郎は、一座と一緒に新宮の新宮劇場にいく事になりました。前途多難な、旅の始まりでした。

#36

新宮劇場では、真蔵が劇場主になっていました。鈴子は、真蔵からこの10年におきた事を聞きます。真蔵の父は他界しており、真蔵は結婚していました。でも、奥さんとはうまく行っていないそうです。戦争にも行き、何とか生き延びた事を聞かされました。二人が親しく話しているのを、美麗は影から見ていました。

またワカナに、禁断症状が現れて、錯乱します。ワカナは、手足を紐で縛られ、静かになりました。

ある時、美麗にワカナの監視役が回って来ました。美麗は、ワカナにヒロポンの事を色々聞きます。美麗は、ワカナにヒロポンを買って来てあげると言いますが、ワカナは美麗の危険性を察知し、断りました。

新宮劇場での目玉は「夫婦道」です。ですが、柳枝は鈴子が芝居に集中していない事がわかります。鈴子が客席の方を気にしていたと。確かに鈴子は、客席の真蔵を気にしていたのです。柳枝は、怒って出て行ってしまいました。

食事になっても柳枝は帰って来ません。茂子が真蔵の釣った魚のお造りを持って来ます。真蔵は釣りが趣味なのですが、鈴子は知りませんでした。茂子から、駆け落ちだと外を出歩けないからですねと、嫌み。

ワカナは、一郎に見張られています。そこへ鈴子が入って来て、美麗から聞いたワカナの事を報告します。美麗は、自分でヒロポンを勧めておきながら「ワカナが薬を欲しがらなかったので偉い」と話していた様です。それを聞いたワカナは、不審に思った様ですが、それ以上の追求はしませんでした。それどころか、ワカナは自ら手足を縛って欲しいとお願いします。どうせ縛られるなら、意識がハッキリしている時の方が良いと。

鈴子が楽屋に戻って来ると、奇麗に鉛筆が削られていました。朝治がしてくれたのだと直感します。ところが、柳枝に買ってもらった想い出のコンパクトの鏡が、何者かによって割られているのです。鈴子は、朝治に確認しますが、触っていないと。

次の朝、柳枝は、芝居ができない程にぐでんぐでんに酔っぱらって帰って来ました。それを見た真蔵は、ヒロポンを買って来る様に朝治に告げますが、それを鈴子が止めます。あんな怖い物は使いたくないと。でも、芝居に穴を空ける訳には行きません。そこで鈴子は、真蔵に代役を頼みます。10年前に、ロミオの代役を頼んだ様にです。「あなたらならできます。」と鈴子。

「夫婦道」 鈴子と真蔵が芝居をしています。ですが、真蔵は緊張して舞台の上で震えています。それに気が付いた鈴子は、アドリブで昔話をします。そして舞台上で二人は抱き合い、幕となります。その様子を見ていた茂子は嫉妬します。

真蔵は鈴子に、10年前と同じ様に、「城ヶ浜で待っている」と告げますが、鈴子は拒否します。

芝居を見ていた柳枝は、鈴子と真蔵の間にあった本当の話だろう? と疑います。柳枝はまた呑みに出かけてしまいました。

#37

城ヶ浜では、真蔵が待っていました。結局、鈴子は出かけてしまいます。二人は、城ヶ浜で逢い、真蔵が鈴子を無理矢理抱き寄せます。ですが、鈴子にはその気はありません。こっそり後を付けて来た美麗が、その様子を見ていました。

鈴子帰って来た時、柳枝は寝ていました。不安になっていた鈴子は、柳枝に抱きつきます。鈴子にはもう、柳枝しかいないのです。

次の日、茂子が鈴子の部屋にやって来ます。鈴子が真蔵と逢い引きしている噂があると、その真偽を確かめにやって来たのでした。鈴子は、茂子に真実を話します。ですが、茂子は信じません。茂子は、自分は鈴子を忘れる為にだけ結婚させられたんだと憤慨しています。興行を止めて、さっさと帰って欲しいと要求し、出て行ってしまいました。

舞台では、柳枝がエロ落語をしています。それを見ていた美麗は、柳枝に自分からキスして、誘います。生唾を飲む柳枝。また、悪い癖が顔を出して来た様です。

ワカナは、自分からご飯を食べる程に快復して来ました。食べ物の味がわかって来た様です。食欲が出て来たら、快復に向かっているとの事でした。

一郎が部屋を出て行った後、鈴子はワカナに真蔵と茂子の事を相談します。ワカナは、その話に興味が出て来たようで、嬉しそうです。だいぶ頭が回る様になって来たと。

柳枝は、鈴子の楽屋で待っていました。鈴子が楽屋で徹夜をして台本を書く事を聞き、柳枝は宿に帰ると告げます。

柳枝が帰る途中、美麗にだけにわかる様に、合図しました。それを聞いた美麗は、風呂へ行くと言って、部屋を出て行きました。

鈴子の楽屋では、朝治が鈴子の鉛筆を削っています。朝治は、鉛筆を削るのも苦労には思っていません。その鉛筆で芝居が面白くなるなら嬉しいと。鈴子は、芝居での真蔵とのいきさつを朝治に話してしまいます。朝治の前では、素直に何でも話せてしまう様でした。その話を理由も含めて、ぜひ台本に入れて欲しいと朝治は提案にします。

この時は、鈴子は気付いていませんでしたが、朝治には鈴子の才能を引き出す力がある様です。それは、後になってわかる事なのでした。

宿では、美麗が柳枝を馬にして、お馬さんごっこをして、柳枝をもてあそんでいます。ところが、それ以上には進展しませんでした。

真蔵と茂子と、ワカナと一郎は、真蔵の家の応接間で話しています。仕事の話でやって来たと。ワカナと一郎は、本業の漫才を復活させる為に、新宮劇場で漫才大会を開きたいと提案します。

でも、それは、本当の目的ではありませんでした。茂子に何者かが、鈴子と真蔵が逢い引きをしていると言うウソの噂を流し、鈴子達を新宮劇場から追い出されそうになっている事を伝えます。それと、鈴子は真蔵に未練が無い事も。真蔵は、鈴子と二人きりで逢わせてもらう事を条件に、承諾します。

茂子は、まだ鈴子の事を疑っています。その茂子にウソの情報を流していたのは、美麗でした。

真蔵はワカナに、鈴子と真蔵が二人きりで逢える場所を教えていました。舞台下の倉庫部屋です。ワカナは、それを想像して、ドキドキしています。一種の逢い引きだと。

舞台終了後、鈴子は真蔵の待つ倉庫部屋に行きました。話し合いだけだと思っていた鈴子でしたが、真蔵は鈴子を抱き寄せます。

そんな状況の中、誰かが倉庫部屋に入って来ます。柳枝と美麗でした。柳枝は美麗に、続きがしたいと詰め寄りますが、美麗はじらして部屋を出て行ってしまいます。

鈴子は隠れていたので、柳枝と話していた女が誰だかわかりませんでした。

戦後になり、登場人物に新しいメンバーが加わりました。

目的がわからず、とても怪しい動きをする早乙女美麗。注目しなければなりません。一体、何を考えているのだか…。周囲を混乱させて、ただ楽しんでいるだけの様に思えますけれど、真意は一体なんでしょうか?

もう一人新しく加わった吉村朝治。鈴子の才能を引き出す為に、重要な役割を担う様ですけれど…。すでに、ワカナ救出の為に占領軍の敷地に入る手配をしたり、鈴子の台本を改善する為のアイデアを出したり、とても良い活躍をしています。

美麗は、朝治と対極に置く事で、朝治の良さを引き立てる役回りなのでしょうか?

恒例(?)の、ワカナを中心に見据えたまとめです。

「ワカナの恋」(あらすじ)

一関大佐の死を知り、悲しみに打ちひしがれるワカナ。想い出の防寒着を着て、一人お通夜をします。

ワカナは、鈴子への復讐を思いつき、鈴子の初恋の相手である良太に近づき、奪い取ります。

5年後、鈴子と再開したワカナでしたが、ワカナはヒロポン中毒になっていました。良太に薬を教えられたのです。でも、その良太とはすでに別れ別れになっていました。

ワカナは占領軍のアパートで暮らしていました。そして、クラブで歌っていました。でも、薬の影響で、倒れてしまいます。その様子を見ていた鈴子達に助けられ、中毒から抜け出す為に、入院させられました。

その後ワカナは、柳枝劇団に身を寄せ、禁断症状と闘います。遂に、食事を美味しく思える程、快復して来ました。

更には、鈴子を助ける為、真蔵と掛け合う程になっていました。

詳細まとめは、次の通りです。

「ワカナの恋」(まとめ)

一関大佐の死を知り、ワカナは取り乱し、半狂乱になっています。本番30秒前になってしまいました。

本番が始まり、鈴子は冷静に放送を続けます。一関大佐の想い出を語り始めたのです。

日本の歌は懐かしい。この漫才を、戦死して行った仲間に聞かせたかったと、一関大佐は一目もはばからずに涙を流されたと。

あの時と同様に、ワカナがくしゃみをします。涙で鼻が詰まったと。

鈴子「おい、私の防寒着をもってこい。」

一郎「ハッ」

その防寒着を、ワカナは今でも大事に持っています。

イッチーの為に何か歌いましょうと言う鈴子の呼びかけに、「シナの夜」を泣きながら歌うワカナでした。

放送終了後、鈴子とは、水掛け不動の前で別れました。

ワカナは家に帰り、一関大佐から貰った防寒着を着て、一人でお通夜をしていました。

やがて、ワカナは人で家を出て行き、フラフラと良太が寝泊まりしていたお寺で待っていました。

そこへ良太が帰って来ます。指の無い良太の左手を握り、「私の手を使って」と言うワカナ。二人は抱き合い、激しくキスをします。

その場に、鈴子と一郎が駆けつけました。一郎は、鈴子に復讐する為に良太に逢いに行ったと気付き、追いかけて来たのです。二人の様子を目撃した鈴子と一郎は、激怒してその場を立ち去りました。

ワカナは良太を家に連れ帰り、ソファーの上で激しいキスを続けます。そしてそのまま…。

それからしばらくして、ワカナは法善寺横町で、鈴子とすれ違います。ワカナは、タバコを吸い、しかも腕には多数の注射の痕がありました。完全にラリっていました。

5年後、鈴子が良太と会った時、すでに良太はワカナと別れていました。大阪に大空襲があった時、そのまま別れ別れになってしまったのです。

ワカナは、法善寺横町にいる鈴子を見つけ、声をかけました。「ヘイ、鈴子。ハロー」。ワカナは、アメリカ兵の腕を取り、法善寺横町を歩いていました。ワカナは鈴子に、今地獄にいると告げます。

鈴子が大阪にいる事を知ったワカナは、ある日突然鈴子を訪ねて来ました。お金を借りる為です。切羽詰まった様子で、震えながらお金を無心します。鈴子からお金を奪い取り、どこかへ行ってしまいました。

ワカナは、ヒロポン中毒だったのです。ワカナにヒロポンを教えたのは、良太でした。ワカナは初め、興味本位でしたが、今は中毒になってしまいました。良太の話だと、ワカナを病院に入れないと命の危険があると。

ワカナは、進駐軍のアパートに入る事を鈴子達が知ります。

鈴子達が進駐軍のクラブにやって来たとき、ワカナは東京ブギウギを歌っていました。その最中、鈴子達の目の前で倒れてしまいました。

ワカナが気が付いた時、そこは病院でした。手足を縛られています。禁断症状が出ると、暴れる為です。鈴子と面会したときは落ち着いていたワカナでしたが、鈴子がヒロポンを買って来てくれない事を知ると、暴れだします。禁断症状が現れ始めたのです。駆けつけた一郎を、ワカナは誰だかわからない程になっていました。

一郎は、激高して一緒に見舞いに来ていた良太を殴り倒しました。「お前やろ! ワカナに薬を教えたんは!」一郎の激しい怒りでした。

それから3日後、ワカナは退院し、柳枝劇団に預けられる事になりました。

せっかく薬が抜けたワカナでしたが、一郎にヒロポンを買って来て欲しいとねだります。ワカナは、禁断症状が出て、どんな事をするか怖いのです。それでも一郎は、ワカナをヒロポン中毒から救う為だったら、構わないと言います。それにホッとするワカナでした。

薬が抜けたととは言え、まだ禁断症状が襲って来ます。鈴子の前で禁断症状が現れ、口にはタオルをあてがわれ、手足は紐で縛られました。そのまま、ワカナはおとなしくなりました。

ワカナは、座員が交代に見張っています。美麗に見張りの番が回って来た時、美麗はワカナにヒロポンを買って来てやると言います。美麗の危険さを察知したワカナは、「あんたみたいなガキに支配されたない。」と拒絶します。

ワカナは、それで決心したのか、一郎に紐で手足を縛ってくれと言います。どうせ縛れるのなら、意識がハッキリしているときの方が良いと。

その後ワカナは、自分からご飯を進んで食べる程に快復して来ました。もう、食べ物の味がわかる様になって来たのです。医者からは、食欲が出て来たら、快方に向かっていると告げられていました。

そんなワカナに、鈴子が真蔵の事を相談します。恋のトラブルの話を聞いて、ワカナは元気が出て来た様です。だいぶ頭が回る様になって来たと、喜びました。

ワカナは一郎とともに、真蔵と茂子に話を付けに来ます。ワカナと一郎は、本格的に漫才で復活したいので、新宮劇場で漫才大会ができないかと話を持ち寄ります。でも、それは表向きの理由でした。鈴子が茂子に出て行けと言われているのを何とかしようと、真蔵に相談にしに来たのでした。茂子がお茶の用意をする為に席を外した合間に、一気に真蔵と話を付けました。

ワカナと真蔵との話を、鈴子に伝えます。ワカナは、鈴子と真蔵の事を考えると、一種の逢い引きのようで、何だかドキドキして来ました。

第8週が始まった時は、ワカナはどうなってしまうのかと思いました。落ちる所まで落ちたと言う感じです。

最後には、ヒロポン中毒から抜け出したようで、良かったです。

ただ、予告編を見ると、注射器が映っていたり、予断を許しません。怖いです。

まあ、ここまでが、ドラマの感想です。

第8週、第33話で特筆すべき事は、三倉佳奈さんの濃厚なキスシーンでしょう。第32話で放送された予告編で、キスする事は予想できていましたけれど、やはり現実の物となると、衝撃ですね。

フレンチキスではなく、ディープキスです。それもかなり激しく、長時間に渡ってです。

でも、鈴子に衝撃を与える為ですから、軽いキスでは視聴者を納得させられないのです。その為、あの様な激しいキスシーンになったのだと思います。

twitterでも、かなり話題に上っていました。

これだけ書くと、Googleでの検索順位が上がりますね…。現時点でも、「三倉佳奈 キスシーン」で検索されて来ていますから…。

衝撃は、それだけではありませんでした。ソファーの上での、ワカナと良太のベッドシーンです。これから濡れ場に入ると言う雰囲気をにおわすだけのシーンでしたが、絡み合う男女の役を、三倉佳奈さんが演じたのは初めてでしょう。

もう一つ衝撃だったのは、佳奈さんがタバコをふかすシーンです。一瞬だけですけれど、タバコの煙が沸き上がりました。アレは、佳奈さんがタバコを咥えないと、撮れないシーンだと思います。

三倉佳奈さんは、非喫煙者のはずです。公式に表明されています。

4年も前の事ですが、非喫煙者と信じています。喫煙は、もちろん本人の体に悪いですし、非喫煙者にも迷惑をかけるので、止めて欲しいです。

佳奈さんは、演出上、仕方なくタバコをふかしたと…。

以上の3点で、可愛い子役のイメージからは、脱皮ですね。この後は、どんな役でもできる事でしょう。これは、役者としての、大きな節目ですね。

(追記 2012-02-27 00:43)

ワカナの禁断症状のシーンは、ものすごい迫力です。それだけ、覚せい剤の影響は恐ろしいと言う事なのでしょう。

このシーンにかける、佳奈さんの想いは、次のブログに掲載されています。

薬をやり出したときの、ラリっている所もすごかったな。完全に、行っちゃっています。アチャラの人になり切っていました。

【衣装シリーズ】

法善寺横町を、占領軍と一緒に歩いているときの衣装。

占領軍のクラブで歌っているときの衣装。

病院に入院しているときの衣装。

【シリーズ記事】

Posted by お市のかた