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映画「もうろうをいきる」を観てきました[追記あり]

10月1日に、渋谷の映画館「アップリンク渋谷」で、映画「もうろうをいきる」を観てきました。

もうろうをいきる

データや感想などは、映画鑑賞ノートに記載しました。盲ろうの方の生き方を少しだけ理解できたような気がします。

http://oichinote.com/life/mou-rou-wo-ikiru.html

「盲ろう」と言う言葉が知っていましたが、今まで私が接したことがあるのはたった一人で、しかもその方はかなり重度で、何も話す事はできませんでした。

Facebookの友達から、この映画の紹介があり、観たいと思っていました。公開が8月26日だったのですが、すっかりその事を忘れていました。見逃してしまった…と思ったのですが、検索すると「アップリンク渋谷」で上映されている事がわかりました。私の都合も空いており、行けそうです。

アップリンク渋谷は、渋谷にあるミニ映画館です。私は、初めて行きました。

アップリンク渋谷看板

複数の作品が上映されています。

もうろうをいきる

ちゃんと、お目当の「もうろうをいきる」が貼られています。受付で、座席指定をしてチケットを購入します。ちょうど映画の日で、入場料が1,100円でした。ラッキーです。

シートマップ

上映はスクリーン3でした。全部で41席です。この日は8割方埋まっていたと思います。

アップリンク渋谷スクリーン

小さなスクリーンです。

アップリンク渋谷シート

座席も近いです。最前列は、なんと座椅子です! 私は、A4の座椅子でした。自宅でくつろぎながら映画を観ている感じでした。(写真のアップロードの許可をいただいております)

映画は90分で、8名の盲ろう者が出演し、それぞれのエピソードが展開されます。本当に、それぞれ状況が違います。

「盲ろう者」と言う単語は一つですが、障害の度合いは、全く違います。パンフレットの解説によると、大きく分けると「全盲ろう」「弱視ろう」「盲難聴」「弱視難聴」の4つがあるそうです。そして、障害の発生の順によって「先天性の盲ろう者」「『盲ベース』の盲ろう者」「『ろうベース』の盲ろう者」「左記のいずれでもない盲ろう者」と分けられるそうです。

そして、コミュニケーションの方法にも沢山あります。相手に自分の手を触らせる「触手話」と、相手の掌に文字を書く方法は知っていました。それ以外にたくさんのコミュニケーション方法があります。「指点字」と言う物を初めて知りました。通訳者が盲ろう者の指を、点字タイプライターのようにタイプする事で、文字を伝えます。早く正確に伝えられる方法の様です。

次のWebページに、コミュニケーション方法についてまとめられていました。

映画では、8名の盲ろう者の生き方が綴られて行きます。この内容について、パンフレットに、出演者の一人の福島智さんが実に簡潔にまとめられています。こちらを読んでいただきたいです。

パンフレットは、800円(700円だったかも)で、福島智さんのレビューの他、映画本編から採録したシナリオが載っています。内容盛りだくさんで、お買い得だと思います。

この日は、西原孝至監督によるトークがありました。偶然トーク付きの日に当たったことも驚きです。トーク内容をメモしてきましたので、掲載します。

盲ろう者と会う事がありました。コミュニケーション方法に驚き、映画に残そうと思いました。今は、SNSで伝える時代ですが、直接触って伝えることに感動し、作品に残したいと思いました。生命を肯定したいと言うテーマがあります。映画で何かプラスに感じられたら良いです。
撮影していて、一番障害の重い貝嶋さんの妹さんが「姉の代わりはいない」と言うのが印象的でした。
映画は公開して6週目になりましたが、まだまだ続きます。

監督からのトークは10分弱で、簡潔にまとめられていました。この後、やはり10分弱の質問コーナーがありました。

Q.手話と触手話は違うのですか?
A.私は手話はわからないのですが、少し違うみたいです。指点字もあります。
Q.撮影される人とのコミュニケーションはどうされたのですか? どうやって撮影OKをもらったのですか?
A.通訳者と介助者を通してです。盲ろうの世界を知ってほしいと言うことで、OKをもらいました。
Q.取材時間は一人当たりどれくらいですか?
A.3〜4時間を何回かに分けてと言う感じです。トータルが150時間ですので、単純に人数で割って、一人15時間〜20時間くらいです。実際の時間は撮られる方次第です。

他、この記事を書いている最中に見つけたWebページです。制作中の物と映画のレビューがありました。

出演者の一人の福島智さんの本です。パンフレットの中でも本に触れられています。

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(追記 2017-10-07 20:15)

上映前に説明があったのですが、「もうろうをいきる」はUDCastのために、スマフォを使う人がいますとのことでした。

映画と連動して、手元のスマフォで字幕などのサポートを受けられるみたいです。

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