ドラマ「鈴子の恋」第2週

マナカナ,映画・テレビ・ラジオ

一週間録りためた、「鈴子の恋」を一気見しました。2時間半。疲れた〜。

ドラマを見ながら、ブログ記事を書くのって、「だんだん」以来。「だんだん」の時の記事は、詳細になりすぎました。とにかく、全部を記録に残したくて書いていましたが、読むのが大変過ぎます。

今回は、その反省を生かして、なるべく簡単にまとめたいと思います。

第2週のあらすじ(敬称略)

二人の気持ちを確認した鈴子と良太(酒井幸人)。でも鈴子は、この後、大阪に旅立たなければならなかったのです。

鈴子は、良太に貰った中原中也(なかはらちゅうや)の詩集「山羊の歌」で漢字を勉強します。詩をそらんじられる程になりました。

日向鈴子一座は、神戸新開地「柳座」で公演する事になります。そこへ、ある一人の女性が来ている事を、鈴子の父、日向英次郎(片岡鶴太郎)が見つけます。
その女性は、鈴子の実の母でした。

鈴子は、良太から恋文を貰います。でも、あまり漢字を読めない鈴子は、手紙の内容がわかりませんでした。いつか、自分で読める日までその手紙を取っておこうと決意します。

一座は、再び筑豊に戻ってきました。ところが、良太の家は空き家になっていたのです。恋文を春夫(佐野和真)に読んでもらった所、良太は東京へ引っ越した事がわかりました。

鈴子は良太の事が気になって、舞台で失敗してしまいます。鈴子の母、日向さき(浅野ゆう子)は、鈴子を厳しくとがめます。鈴子が恋をする事で、さきは鈴子の気持ちがわからなくなって行きます。そしてとうとう、自分が産みの母でない事を鈴子にバラしてしまいます。

出生の秘密、そして本当の母の事を知りたい鈴子。鈴子は、エンタツ師匠(青野敏行)に頼み込んで、本当に母、斎藤ハナ(多岐川裕美)に会わせてもらいました。どんな事も、芸の肥やしにする事が条件です。

そこに待っていたのは、普通の家庭の普通の幸せ。芸に生きる鈴子とは無縁の世界です。実の兄、斎藤英一(真山明大)とも会います。

鈴子は、一泊の後、一座に帰ってきます。鈴子の決心は…。

良いですね〜。気持ち良く、ストーリーが進んで行きます。

出生の秘密を知るために、鈴子が天宝(田口主将)に相談して言われた言葉が良かったな。

手品は、種を知ったら面白くないでしょ? 座長の人生には種も仕掛けもございません。今を受け入れたらどうですか?

過去の事は気にせずに、今を生きる。現実的な生き方ですね。

でも、鈴子は、それに満足できなかったんですね。ちゃんと知っておきたいと。それも、芸の肥やしにしろって言う、エンタツ師匠、厳しいですね。芸に生きるって事でしょうか…。

劇中に出てきた、中原中也の詩が掲載されているサイトを見つけました。ありがとうございます。

あらすじをまとめてみた物の、三倉佳奈さんの演じる、ミスワカナの事を書けませんね…。それを書いてしまうと、あらすじが複雑になってしまうので…。

そうだ! ミスワカナを中心に据えたあらすじを書けば良いんだ!

芳春師匠の元で漫才をしているミスワカナ(三倉佳奈)。鈴子とは、2年前に知り合いました。

新しい漫才のスタイルを確立したいミスワカナは、相方を替えて欲しいと芳春師匠に頼みますが、却下されます。

ミスワカナの目指す新しい漫才は、ミスワカナのしゃべくりを中心とした、漫才と歌をミックスしたスタイルです。その為、相方に口数が少なく、アコーディオンを演奏できる、一郎(清水伸)を選びます。

日向鈴子一座で、漫才と歌をやらせてもらうミスワカナ。お客さんに大受けします。

でも、そのスタイルは、エンタツ師匠にも受け入れられません。相方をこき下ろしているだけで、芸ではないと。

ミスワカナは、自問自答します。そして、一度芳春師匠の元へ帰り、芸に生きるか恋に生きるかを考え直す事にします。

そこに居合わせた鈴子に、鈴子もミスワカナと同じく「一生、芸と恋の狭間で苦しんで行く定め」と予言します。

新しい相方と組んだミスワカナ。でも、やはりミスワカナの目指している漫才とは方向性が違い、相方と喧嘩します。

結局、ミスワカナは、6度目の破門を芳春師匠に言い渡され、鳥取に帰る事にします。

こんな感じで、ミスワカナ中心のあらすじをまとめれば良いのだな!

ミスワカナ役で三倉佳奈さんが出ているのを、やっと見られました! すごい! 佳奈さん、全力でお芝居しています。

出演する以上、本気でお芝居するのは当たり前かもしれませんが、その仕上がりがすごいです。テレビを見ていても伝わってきます。

台詞に迫力がありますし、スムーズですし。

なんだか、ちょっと大げさだなぁ〜と思う所もあるのですが、多分、ミスワカナのキャラ的な所なのだと思います。そこまで、ミスワカナを作り込んでいると言う事でしょう。

昼ドラなので、他の役者さんの、ちょっとした濡れ場のシーンがあります。ミスワカナはどうなのでしょうか…。

でも、そういうシーンがあったとしても、三倉佳奈さんは、演じ切るでしょうね。役者として。佳奈さんの本気を信じます。

来週の予告を見ると、鈴子が一座を辞める事になるのかも…。ミスワカナも出演します。

来週が楽しみです。

なんだか、結局長くなってしまいました。このくらいだったら、許容範囲でしょうか?

一週間分、一気見をして、記事を書くのは、かなり大変です。ドラマを見るのに2時間半。この記事をまとめるのにも2時間半かかっています。こんな調子だと、持たないな…。

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Posted by お市のかた