HANNAH AND HANNA
三倉茉奈さんと三倉佳奈さんの演じる二人芝居、「ハンナとハンナ」がすごく気に入っています。
今までに、何回も観ました。3月19日の公演も、観る予定です。
次の記事で、「ハンナとハンナ」の原作脚本(英語版)がある事を知りました。T-E-R-Uさん、ありがとうございます。
けいさんも手に入れていて、ちらっと読ませていただきました(ありがとうございます)。面白い!!
私が実際に手に入れたのは、多分、去年の9月です。
読み始めたのは、12月頃からだったかな? それから、ひと月に一回2時間ぐらいずつ読み進めて行きました。
普段使わない単語(sorrow:悲しみ)とか、スラング(scum:(人間の)かす、くず)とか、省略形とかが多くて、読み辛かったです。そう言う単語に当たる度に、辞書を引きました。
電子辞書、大活躍です。
[amazonjs asin="B004IWXEL8" locale="JP"]原作脚本を読んでみて、「ハンナとハンナ」が、原作に忠実に作られているのが、良くわかりました。
台詞もそうですし、使われている音楽、芝居に至るまで、ほとんど全部!!
佳奈さんの演じるイギリス人ハンナが、客席に向かって「もっと乗って〜」とか、はやし立てるのはアドリブなんですね。脚本にそう書いてあります。握手会でご本人に確認した事もあるので、間違いありません。
茉奈さんや佳奈さんが、他の登場人物を演じる所も、"(As Bull)"とか、注釈があるんです。
英文を読んでいると、芝居の台詞がよみがえってきます。あの台詞は、元はこう言う表現だったんだ〜とか。もちろん、芝居の台詞を忘れている所がたくさんあって、意味を掴むのに、苦労した所がたくさんありました。
ちなみに、有名な台詞「舌が無ぁ〜いのかしら?」は、原作では次のようになっています。
Haven’t you got a tongue in your head?
Four Plays by John Retallack "HANNAH AND HANNA" Act One, SCENE 2, Act Two, SCENE 3より
直訳すると、「あなたは、あなたの頭の中に舌を持っていませんか?」位だと思うのですが、これを「舌が無ぁ〜いのかしら?」と訳すのは、さすがだと思いました。
他にも、スーパーマーケット(Aldi’s:アルディーズ)のレジのシーンとか、面白いです。
興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。
Amazonで買えます。
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ディスカッション
計画停電による運休で長浜はおろか都心へ辿り着くのもままならない状況で、なにより気持ちの余裕が無くて自分は早々に長浜行きを断念してしまいましたが…。明日の長浜公演、ぜひ楽しんできてください。
ホシ丸こと保科監督のブログによれば1回きりの公演にもかかわらず今回しっかりと台本も手直しされて、昨年夏に上演したものの単なる焼き直しではなさそうですので、そのあたりの違いも楽しめるといいですね。
http://521359.blog60.fc2.com/blog-entry-395.html
観劇後のブログ記事、期待して楽しみにしてます。
T-E-R-Uさんへ、いつもコメントありがとうございます。
本の紹介も、ありがとうございました。
私も、見送りを考えていました。でも、茉奈さんも、佳奈さんも、頑張っているので、その成果をしっかり見届けないとと思い、無理してでも行く事にしました。
保科監督の記事の紹介、ありがとうございます。台本、手直しされているのですか!! 楽しみです。
多分、観劇記事を書けると思います。お待ち下さい。