宛名職人Ver.15は、移行アシスタントで移行出来ない欠陥アプリ?![追記あり]

2009年11月23日パソコン・インターネット

PowerMac G4/MDDにLeopardインストールで、非常に不愉快な思いをしました。

Mac OS Xには、移行アシスタント(/アプリケーション/ユーティリティ/移行アシスタント.app)と言う便利なソフトがあって、新しいMacを買った時や、OSをupgradeした時に、以前の環境を非常に簡単に移せる仕組みがあります。

これで移せるのは、ユーザーアカウントとアプリケーションです。ほとんどのアプリケーションがうまく移行出来ます。

今回、Mac OS X 10.4.11 TigerからMac OS X 10.5.8 Leopardに移行して、移行アシスタントで移行出来ないアプリケーションを見つけてしまいました。

宛名職人Ver.15です。

たかが1アプリのくせに、移行アシスタントで移行出来ません。

起動しようとすると、「宛名職人が正しくインストールされていません。」と言うメッセージが出ます。

はぁ〜。って感じです。

ドライバ関係だったら、移行アシスタントで移行出来ないのは仕方ないと思います。でも、たかが、宛名書き/裏面作成ソフトでしょ? システム領域に入れなければならない物は、何も無い様に思えます。

仕方がないので、再インストールをしましたよ。でも、そのままでは、スマートグループの使えない最低バージョンの物がインストールされるので、updateをかけなければなりません。アジェンダからupdaterをダウンロード(株式会社アジェンダ >> ダウンロード >> アップデート)してきて、インストールです。

ところが、何度やっても、/アプリケーション/宛名職人15のフォルダの中は、15.0.0のままなんです。ものすごく悩みました。そして、わかりま
した。アップデートされた15.2,1は、/アプリケーション/宛名職人14/宛名職人15の中に入っていたのです!!
多分、updaterのバグなんじゃないかと思います。

このフォルダを、/アプリケーション直下に移して、update完了です。

ちなみに、宛名職人Ver.12/Ver.14は、移行アシスタントで移行出来ました。

【関連記事】

(追記 2009-11-23 13:49)

移行アシスタントで移行出来ないだけで、「欠陥アプリ」と言うのは言い過ぎかもしれませんが、その前のバージョンでは出来ていた事、他のほとんどのアプリは(手持ちの全アプリケーションで試した訳ではありませんが)移行アシスタントで移行出来る事を考えると、ユーザーの事を考えていないのではないかと、その姿勢が非常に疑問です。宛名職人Ver.16は、移行アシスタントでの移行は大丈夫なのでしょうか…。

(追記 2011-06-20 06:51)

Mac OS X 10.5.8 LeopardからMac OS X 10.6.7 Snow Leopardへの移行は、うまく行きました。