QNAP TS-412 (FW4.1.2)をもう一度試す

2015年2月19日FreeBSD,NAS,netatalk,パソコン・インターネット

先日、QNAP TS-412のファームウェア4.1.2を試してみました。なんだか、測定した性能が低くて、おかしいな〜と思っていました。

原因がわかりました! 測定系の原因です。ベンチマークに使っている、Macbook Pro 15 (Early 2011)のネットワーク接続が、無線LAN(IEEE 802.11n @ 243Mbps)でした…。orz

Gigabit Ether(有線)に変更して測定し直した所、全く違う値になりました。気付いたのは、ディスクのベンチマークの定番のCrystalDiskMarkで測定したからです。

CristalDiskMark QNAP TS-412

それほど悪い値ではありません。ちなみに、HDDを1台のみ搭載しています。

CristalDiskMarkの結果と、fioを使った結果を比較してみました。(fio)がfioでの測定結果で、(CDM)がCrisitalDiskMarkでの測定結果です。CristalDiskMarkはWindows上のアプリケーションですので、SMB接続でしか測定出来ません。CristalDiskMarkの方が、若干速めに出ている様です。

NASパフォーマンス CrisitalDiskMarkとも比較

FreeBSDのハードウェア構成はかなりリッチにしています。それでも、Sequntial Read/Writeなら、あまり変わりないのか…。載せていませんが、Random Read/Writeだと差が出ます。

ちなみに、ファームウェア3.8.2に比べ、OSのバージョンが更新されていました。

# uname -a
Linux QNAPTS412 3.4.6 #1 Mon Jan 26 21:55:44 CST 2015 armv5tel unknown
# cat /proc/version
Linux version 3.4.6 (root@BuildServer45-1) (gcc version 4.2.1) #1 Mon Jan 26 21:55:44 CST 2015

まとめページに追加しておきました。

Posted by お市のかた