QNAP TS-412 (FW4.1.2)をもう一度試す
先日、QNAP TS-412のファームウェア4.1.2を試してみました。なんだか、測定した性能が低くて、おかしいな〜と思っていました。
- QNAP TS-412 (FW4.1.2)を試してました[追記あり] : プラスα空間 (2015年2月7日)
原因がわかりました! 測定系の原因です。ベンチマークに使っている、Macbook Pro 15 (Early 2011)のネットワーク接続が、無線LAN(IEEE 802.11n @ 243Mbps)でした…。orz
Gigabit Ether(有線)に変更して測定し直した所、全く違う値になりました。気付いたのは、ディスクのベンチマークの定番のCrystalDiskMarkで測定したからです。
それほど悪い値ではありません。ちなみに、HDDを1台のみ搭載しています。
CristalDiskMarkの結果と、fioを使った結果を比較してみました。(fio)がfioでの測定結果で、(CDM)がCrisitalDiskMarkでの測定結果です。CristalDiskMarkはWindows上のアプリケーションですので、SMB接続でしか測定出来ません。CristalDiskMarkの方が、若干速めに出ている様です。
FreeBSDのハードウェア構成はかなりリッチにしています。それでも、Sequntial Read/Writeなら、あまり変わりないのか…。載せていませんが、Random Read/Writeだと差が出ます。
ちなみに、ファームウェア3.8.2に比べ、OSのバージョンが更新されていました。
- QNAP TS-412の中身(OSバージョン) : プラスα空間 (2013年3月24日)
# uname -a Linux QNAPTS412 3.4.6 #1 Mon Jan 26 21:55:44 CST 2015 armv5tel unknown # cat /proc/version Linux version 3.4.6 (root@BuildServer45-1) (gcc version 4.2.1) #1 Mon Jan 26 21:55:44 CST 2015
まとめページに追加しておきました。
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