FreeBSDの勉強中

2014年3月30日FreeBSD,Mac,netatalk,パソコン・インターネット

以前購入したIODATAのNAS、HDL4-G2.0は、OS X 10.7以降に対応していません。しかも、悲しくなるくらい遅いのです。

NASのリプレースを考えているのですが、どうするのが一番良いのか、検討中です。

既製品のNASだと、例えば次の物があります。

でも、問い合わせの結果、購入候補から外れました。

この記事に色々コメントをいただき、NASをどうすれば良いかを考えるきっかけとなりました。

その後、色々考えた末に、候補の一つに、FreeBSDをNASとして利用する案が出てきました。

そんな訳で、FreeBSDの勉強中です。

次の所から、最新版の9.0をダウンロードしてきました。disc1と呼ばれる、CDサイズのISOファイル(FreeBSD-9.0-RELEASE-amd64-disc1.iso)です。

難しい…。Parallels 8にインストールして使っていますが、難しいと感じたのが、次の事です。

  1. インストーラが、昔ながらのCUI版。
  2. 初期状態では、インストールされているソフトが少ない。
  3. パッケージ管理システムの使い方。
  4. その他。

順を追って説明して行きます。

1. インストーラが、昔ながらのCUI版。

ダウンロードしたISOファイルから立ち上げると、昔ながらのCUIインストーラが起動します。CUIと言っても、メニュー形式ですが。それぞれ、ちゃんと意味を考えながらでないと設定できません。

ちゃんと考えなければならないのは、GUIも同じですが、最近のインストーラは、LiveCDから立ち上げられる様になっていて、LiveCD版で事前に色々調べられます。

2. 初期状態では、インストールされているソフトが少ない。

emacsはもちろんの事、perlやvimすら無いです。

“disc1″を使わず、"dvd1″を使えば良かったのかな?

3. パッケージ管理システムの使い方。

バイナリパッケージをインストールする場合は、pkg_addを使うみたいです。

# pkg_add -r {パッケージ名}

ソースからビルドする時は、/usr/portsの下の、それぞれのパッケージディレクトリで、make install cleanとすれば、インストールと削除作業をやってくれます。

依存関係はある程度チェックされてくれている様ですが、どうも不完全です。

例えば、netatalkをインストールする時に、オプションでavahiにチェックを入れたのですが、avahiパッケージはインストールされませんでした。別にインストールする必要がありました。

また、パッケージをインストールしただけでは使えなくて、/etc/rc.confも含め、色々設定しなければなりません。

ちょっと不親切だと思います。

私がまだ、使い方を良くわかっていないのかもしれませんが。

4. その他。

それと、何故だかTimezoneが日本に設定されませんでした。インストール時は、ちゃんとAsia/Japanにしたはずなのに…。(Tokyoの選択肢が無かったです)

検索するとすぐわかるのですが、JSTに設定するには、次の様にします。

# cp -p /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# ntpdate {ntpサーバ}

一時的に、Timezoneを変更するなら、環境変数TZを設定します。

% date
Sat Nov  3 21:47:23 JST 2012
% setenv TZ America/Los_Angeles
% date
Sat Nov  3 05:47:37 PDT 2012

まだ先は長いです。

Posted by お市のかた