SVNリポジトリの中にサイトデータを作る
Mac OS X 10.5.8
Leopardで、Subversion(SVN)によるWebサイト(ホームページ)の管理システムを構築しました。何回かに分けて、紹介しています。
一つのリポジトリには、一つのWebサイトのデータを保存する物とします。
まず、次の設定が出来ているものとします。
次に、作ったリポジトリの中に、trunk, banches, tagsと言うディレクトリを作ります。リポジトリの中のディレクトリ構成は自由なのですが、この三つを作るのが標準的なようです。
この管理システムでは、次のような使い分けをしています。
- trunk
- 最新版
- branches
- 分岐版
- tags
- リリース版
$ svn mkdir http://localhost/svn/wwwlocal/trunk -m "trunk作成" Committed revision 1. $ svn mkdir http://localhost/svn/wwwlocal/branches -m "branches作成" Committed revision 2. $ svn mkdir http://localhost/svn/wwwlocal/tags -m "tags作成" Committed revision 3.
-mに続く文字列は、修正履歴に残るコメントです。わかりやすい物を付けておきます。以下このオプションが出てきた時は、同様の意味です。
ディレクトリを作った後、ホームページのデータを、リポジトリのtrunkの中に入れます。
その前に、~/.subversion/configを修正しておきます。
$ cd $ cd .subversion $ vi config
- [miscellany]の中の、global-ignoresの行頭の"#"削除
- [miscellany]の中の、global-ignoresに.localizedを追加
- [miscellany]の中の、enable-auto-propsの行頭の"#"削除
[miscellany] global-ignores = *.o *.lo *.la #*# .*.rej *.rej .*~ *~ .#* .DS_Store .localized enable-auto-props = yes
この設定をしておくと、パターンに一致するファイルを、svn addやsvn importをする時に無視してくれます。.localizedの追加はMac OS Xでは必要だと思います。
ホームページデータは~/Sitesにある物とします。リポジトリに入れる為には、次のようにします。
$ cd $ svn import Sites http://localhost/svn/wwwlocal/trunk -m "初回Sites import" Adding Sites/styles.css Adding Sites/index.html Committed revision 4.
これで、リポジトリ内へのサイトデータの作成は終了です。
~/.subversion/configによるファイルの除外方法は、次のページを参考にしました。ありがとうございます。
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