SVNリポジトリの作成

パソコン・インターネット

Mac OS X 10.5.8
Leopardで、Subversion(SVN)によるWebサイト(ホームページ)の管理システムを構築しました。何回かに分けて、紹介しています。

まず、SVN(Subversion)の基礎から説明しなければならないと思います。と言っても、私よりもずっと詳しい方達が、既に説明して下さっています。それを紹介する事にします。リンク先の記事の著者の方、ありがとうございます。

Subversionとは : バージョン管理システム"Subversion"の紹介 | Linux Evo – Subversion
用語説明など、参考になると思います
Subversion – てんぷらメモ
全般について、目次付きで、簡潔にまとめられています
Subversionでバージョン管理
全般について、簡潔にまとめられています
Subversion FAQ(in Japanese)
興味がある所だけ、拾って読めば良いと思います

一言だけ、リポジトリの説明をしておきます。リポジトリは、SVNで使われるデータベースです。作業した結果などを、このデータベース(リポジトリ)に反映させます。

なお、今後の説明は全て、Mac OS X 10.5.8 Leopardでの場合です。ターミナルでの操作が出来る事を前提としています。Mac OS X 10.5.8の場合、追加ソフトなし(Xcodeも不要)で大丈夫です。

リポジトリ自体は、コマンド一発で作る事が可能なのですが、問題は何処に作るかです。私は、/Usersディレクトリを、別ハードディスク(パーティション)に分けているので、この下に作る事にしました。

まず、SVN用のディレクトリ(/Users/Svn)を作成し、その中にリポジトリ用のディレクトリ(repos)を作成します。ディレクトリを2段構成にしているのは、reposの他に、ログ用のディレクトリ(logs)等を作りたいからです(別の記事での説明になります)。

$ cd /Users
$ sudo mkdir Svn
$ cd Svn
$ sudo mkdir repos

これで、ディレクトリができました。いよいよ、リポジトリを作成します。

$ cd repos
$ sudo svnadmin create --fs-type fsfs wwwlocal

簡単ですよね? リポジトリの中は、次のようになっているはずです。

$ ls wwwlocal
README.txt    dav/        format        locks/
conf/        db/        hooks/

今回の説明は、ここまでです。このリポジトリに対して、もう少し設定しなければならないのですが、次回以降になります。

リポジトリの作成には、次の記事を参考にしました。

この記事の存在は、次の記事から知りました。ありがとうございます。

【シリーズ記事】

SVN
によるWebサイト(ホームページ)管理

  1. SVNリポジトリの作成
  2. SVNリポジトリをhttp(WebDAV)でアクセス出来るようにする
    SVNリポジトリをhttp(WebDAV)でアクセス出来るようにする(おまけ)
    SVNリポジトリをhttp(WebDAV)でアクセス出来るようにする(Digest認証化)
  3. SVNリポジトリの中にサイトデータを作る
  4. サイトデータの作業コピーでの作業(ターミナル編)
    サイトデータの作業コピーでの作業(Emacsのpsvn編)
  5. SVNでローカルサイトの自動更新
  6. ローカルサイトをアクセス出来るようにする
  7. ローカルサイトからインターネットへ

Posted by お市のかた