SVNによるWebサイト(ホームページ)管理
Mac OS X 10.5.8 Leopardで、Subversion(SVN)によるWebサイト(ホームページ)の管理システムを構築しました。何回かに分けて、紹介したいと思います。
このブログとは別に、ホームページを持っています。でも、更新や管理が大変で、更新間隔が延び延びになっています。更新作業をやりかけて、途中で放り出してしまったり…。そうなると、何処をどう更新したのか、さっぱりわからなくなります。
そんな事があって、前からやりたかったのが、Webサイト(ホームページ)のバージョン管理です。でも具体的に、どうすれば良いのか、見当がつきません。
と言う、良さそうなタイトルのページを見つけましたが、残念ながら私の求めていた物ではありません。他のページは、大変参考になりました。
そんな中、見つけたのが次の記事です。大変参考になりました。ありがとうございます。
- 猫ITソリューションズ | ウェブ制作におけるSubversionによるバージョン管理(1) – 仕様・事前確認 – 猫とLinuxがイノベーションを加速する
- 猫ITソリューションズ | ウェブ制作におけるSubversionによるバージョン管理(2) – インストール・設定 – 猫とLinuxがイノベーションを加速する
WebサイトをSubverstion(SVN)で管理する方法が書かれています。
この記事を、そのまま私の環境で動かす事は出来ないので、基本的な考え方を利用させていただき、私の環境用に新たにシステムを構築しました。構築したシステムの中には、リポジトリへのhttp(WebDAV)アクセスの設定やローカルホームページの設定も含みます。
その為に、この前からSVNの勉強をしていて、何とか形に出来ました。勉強を始めて、三日後には、原形が動き出しました。動いた時は、嬉しかった〜。その後、形を整え、発表出来るまでになりました。
構築したシステムには、Mac OS X 10.5.8 Leopardを使っています。SVNクライアント(GUIなど)のインストールは必要(した方が良い)ですけど、それ以外は不要です。Xcodeを入れなくても、SVNが使えます。標準環境で動きます。
次の様な仕様です。
- ローカルディスクにリポジトリ作成
- リポジトリには、httpでもアクセス可能
- Webサイト(ホームページ)毎に、一つのリポジトリを割り当てる
- Mac内に、ローカルホームページを立ち上げる
- 作業用コピー(ワーキングコピー:WC)をリポジトリに登録(commit)する事で、ローカルホームページが自動更新される
- ローカルホームページからWebサイト(ホームページ)のプロバイダへのFTPは手動でする
システム概略図を次に示します。図をクリックすると、拡大図が別ウィンドウで開きます。
これから、何回かに渡って、紹介して行きたいと思います。とびとびの連載になると思います。
- SVNリポジトリの作成
- SVNリポジトリをhttp(WebDAV)でアクセス出来るようにする
SVNリポジトリをhttp(WebDAV)でアクセス出来るようにする(おまけ)
SVNリポジトリをhttp(WebDAV)でアクセス出来るようにする(Digest認証化) - SVNリポジトリの中にサイトデータを作る
- サイトデータの作業コピーでの作業(ターミナル編)
サイトデータの作業コピーでの作業(Emacsのpsvn編) - SVNでローカルサイトの自動更新
- ローカルサイトをアクセス出来るようにする
- ローカルサイトからインターネットへ
説明の番号に対応させた図を次に示します。図をクリックすると、拡大図が別ウィンドウで開きます。
最後になってしまいましたが、Mac OS Xのターミナル操作(コマンドの入力やファイル編集)を出来る人を想定して記事を書いています。
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