ラストレター
書名 | ラストレター | ||
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著者 | さだまさし | 本の所在 | 蔵書 |
出版社 | 朝日新聞出版 | 価格 | 1,620円(本体1,500円) |
出版年 | 2014年09月30日 | 評価 | ★★★★★ |
読書期間 | 2014年09月18日〜2014年09月20日 | ||
心に残った言葉 | 「今はよ、腹ん中で舌出して嘘でも演じられるキャラの時代だ。だが、いいかボウズ、気づけ。時代はすでに違う。演じられない“人格そのものの時代”だ。」(「1米騒動」より大越の台詞) 「大人になったらな……正しいと思ったことは……ちゃんと言葉にしなきゃ駄目だ」(「最終章ラストレター」より大越の台詞) |
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感想 | さだまさしさんの第9作目の小説です。架空の放送局「東亜放送」の駆け出しアナウンサー「寺島尚人」が先輩社員の大越から受けた言葉を元に、自分も周りも変わって行くと言う話です。 小説は、先の二つの台詞の間を埋める様に、様々な出来事が書かれています。その間に、笑いあり、涙あり。心を大きく揺り動かされます。 小説の中に、エヴァンゲリオンをちゃんと知っていないと書けない様なネタが入っていたり、Bluetoothの話が出たりと、さださんの守備範囲の広さを感じました。 |
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