Mountain Lionに本格移行しました

Mac,パソコン・インターネット

今回の話は長いです。起きた事柄を、つらつら書き綴っただけの物になっています。一部の方には、参考になるかもしれません。

再度見直して、関係する部分を抜き出して、別記事にしようかな…。とりあえず、このまま公開します。

昨年夏に、試しにOS X 10.8 Mountain Lionをインストールしました。

その時は、プリンタ/スキャナ複合機にヒューレット・パッカードのPhotosmart C309aを使っていました。

それなりの頻度で使っていたHP Scanが、当時はMountain Lionに対応しておらず、Mountain Lionへの移行を躊躇していました。その後、試していないのですが、どうなのでしょうか?

そんな状態だったのですが、Mountain Lionを試しにインストールした外付けHDDの調子がおかしくなり、継続調査ができなくなってしまっていたのです。

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こちらの方は、ハードディスクが故障していました。電話して確認し、交換修理してもらいました。なかなか対応が良かったです。

ところが、1ヶ月程前に、本体のOS X 10.7 Lionが起動しなくなってしまいました。どうも、システムが壊れてしまった様です。

慌てずに、Snow Leopardの入った、もう一台の外付けHDDからを起動しました。そして、本体のディスクを調べた所、データ自体は無事でした。

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rsyncコマンドで、データを更に他の外付けHDDへバックアップしました。無事、全データを救済できました。

そして今度は、本体のOSの再インストールです。この際ですので、思い切って最初からOS X 10.8 Mountain Lionをインストールしました。

ディスクユーティリティでは、次の様にパーティションを切っています。この順番で作らないと、システムとユーザの分離、およびBOOTCAMPの共存ができません。

  1. システム … 75GB
  2. BOOTCAMP … 50GB
  3. ユーザ … 125GB

インストールした後は、次の状態になっています。

% diskutil list
/dev/disk0
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *251.0 GB   disk0
   1:                        EFI                         209.7 MB   disk0s1
   2:          Apple_CoreStorage                         74.5 GB    disk0s2
   3:                 Apple_Boot Boot OS X               650.0 MB   disk0s3
   4:       Microsoft Basic Data BOOTCAMP                50.0 GB    disk0s4
   5:          Apple_CoreStorage                         125.5 GB   disk0s5
   6:                 Apple_Boot Boot OS X               134.2 MB   disk0s6
/dev/disk1
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:                  Apple_HFS Macintosh HD           *74.2 GB    disk1
/dev/disk3
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:                 Apple_HFSX Users_HD               *125.2 GB   disk3

OS X 10.7 Lionをインストールする時に、パーティションの切り方で、めちゃくちゃ苦労しました。

パーティションの切り方は、Mountain Lionは、Lionと同じ方式で大丈夫でした。

今回苦労した点は、File Vault 2による、ディスクの暗号化です。上記のリストを見ていただくとわかるのですが、一部がApple_CoreStorageと言うパーティションになっています。ここが、暗号化対象になっているディスクです。

システムディスクを暗号化するだけなら、「システム環境設定」で設定できます。ですが、ユーザディスク(私は、データ領域を、Users_HDに分けています)を暗号化して、使える様にするのが面倒でした。

色々方法がある様なのですが、私はdiskutilではなく、ディスクユーティリティ.appで、暗号化してフォーマットしました。

そして、Users_HDを、/Usersに起動時にマウントする様にしています。

一応、Mountain Lionでも、同じ方法でマウントできます。ですが、Users_HDが暗号化されているため、システム管理者以外のIDでログインすると、/Usersがマウントされないのです。

それを解決する方法がありました。

システム管理者権限でログインする時、Users_HDの暗号化解除パスワードを求められます。そしてそれを、キーチェーンのログイン項目に保存します。

その後、キーチェーンアクセスを開き、「ログイン項目」に入っている「Users_HD」のキーを、「システム」に移動します。

こうする事で、システム起動時に、Users_HDも暗号化が解除され、/Usersにマウントされます。

これで、何となく使える様になったのですが、若干問題があります。

OSの起動と、Users_HDの暗号化解除のタイミングと、そしてログインのタイミングが若干違う様なのです。

その為、FinderやDockの情報が上手く反映されません。また、キーチェーンアクセスにアクセスするためのパスワードを、再度聞かれたりします。

Finderは再起動すれば、通常通り使える様になります。ですが、Dockの情報は更新されません。

困っていますが、今の所、解決策がありません。深刻な問題ではないので、諦めて使っています。

それ以外は、全く問題なく使えています。

プリンタ/スキャナ複合機は次の物に買い替えて使っています。

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Mountain Lionでも、問題なく使えています。

「宛名職人Ver.16」は、やっぱり、移行ツールで失敗します。

移行アシスタント.appで、移行できる時とできない時があって、不安定です。今回も失敗したので、宛名職人Ver.16の、基本部分のみ新規インストールしました。裏面デザインとかは、全く使わないので、インストールから除外しました。

メインのデータベースは宛名職人Ver.14に持たせ(Snow Leopardで起動して使用)、宛名職人Ver.16は、Mountain Lionで宛名印刷する時にだけ使います。

なお、BOOTCAMP領域は、バックアップを取らずにまっさらにして、Windows 7→Windows 8とインストールしました。

Windows 8はインストールしただけで、ほとんど使っていません。元々、Windows 7も、ほとんど使っていませんでしたし。

なんだかんだで、今回も色々苦労しました。普通の人なら、諦めているレベルだと思います。

Posted by お市のかた