NAS補完計画〜四台の適格者〜[追記あり]

NAS,パソコン・インターネット

自作PCを組み立てる場合、そして市販のNASケースを使う場合を選んでみました。国産のNASは、機能のカスタマイズをやりにくいので、必然的に海外メーカーになります。

目的 評価係数 自作PC
(汎用ケース)
自作PC
(専用ケース)
Netgear
(ReadyNAS Ultra 4)
QNAP
(TS-412)
AFPサーバ 9
TimeMachine対応 9
iTunesサーバ 3
iPhotoサーバ 3
VPNサーバ 9 ?
DDNS/DHCPサーバ 3
設定のし易さ(論理的) 6
設置のし易さ(物理的) 1 ×
稼働までの期間 9
拡張性/カスタマイズ性 3
消費電力 9 ×
性能 9
80MB/s

80MB/s

70MB/s
×
60MB/s
価格 1
¥30,412
×
¥35,804

¥29,296

¥28,179
技術力向上 9
総合点 562 535 387 594

3万円前後を目安に選んでみました。この表の様になりました。

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比較には、性能と価格だけではなく、消費電力、設置性、カスタマイズ性や、立ち上がりまでの期間も要素に入れています。そして、それぞれに重み付けのための評価係数を入れています。

性能は、Webサイトから拾って来た、Crystal Bench MarkのSequential ReadとWriteの平均値っぽい値を使っています。正確ではありません。

「◎」「○」「△」「×」は私の主観です。人によって、違うと思います。

自作PC(NAS4Freeの予定)のAFPが「○」で、TS-412のAFPが「◎」になっているのは、netatalkのバージョンの違いです。 netatalkのバージョンは、NAS4Free(Version 9.1)は2.2.4で、TS-412(Firmware 3.8.2)は3.0.1系です。

性能はやや低い物の、設置性や立ち上がり期間を考えると、QNAPのTS-412が良さそうです。

価格と性能だけを考えると、自作PCなんですけどね〜。カスタマイズも自由自在にできますし。

次回「NAS補完計画〜ナスが、来宅〜」予告。

ヨドバシカメラを出発し、一路自宅へと向かうTS-412と、そのパイロット。突然のNAS襲来は、起動したTS-412に初の設定を強いる。
次回「ナスが、来宅」。

お気づきかもしれませんが、タイトルと内容予告は、アニメ、エヴァンゲリオンを意識しています。

これらについては、次のページを参考にしています。ありがとうございます。

実は、この記事を書いている時点で、既にTS-412が手元にあります。やっぱり、自作PCにしておけば良かったかと、後悔しています。

価格と性能と拡張性(カスタマイズ性)に特化して表を作り直すと、次の様になります。

目的 評価係数 自作PC
(汎用ケース)
自作PC
(専用ケース)
Netgear
(ReadyNAS Ultra 4)
QNAP
(TS-412)
拡張性/カスタマイズ性 9
性能 9
80MB/s

80MB/s

70MB/s
×
60MB/s
価格 9
¥30,412
×
¥35,804

¥29,664

¥28,179
総合点 189 171 162 117

ほら、ね。自作PCの点数の方が、高くなりました。\(^o^)/オワタ

(追記 2013-02-20 22:11)

自作PC(mini-ITXケース)に、マウンタ価格を入れ忘れていたので、足しました。

また、AFPの点数付けの理由と、タイトル/予告の出典を追記しました。

Posted by お市のかた