NAS補完計画〜ナスが、来宅〜
結局、QNAPのTS-412にしました。
- 安い
- それなりの性能
- 高機能
- 機能の追加が楽(のはず)
性能は高くはないのですけれど、我慢できない程ではないと思います。
だいたい、PowerMac G4/MDDでNetatalkを動かした程度の性能だと思います。
- netatalkの転送速度を測定しました: プラスα空間 (2012年8月11日)
外箱、結構大きいです。でも、持って帰れる程度の大きさと重さです。
開けるとき、結構ワクワクしました。割と奇麗にパッケージングされています。外箱のデザインと、フタを開けた時に見えるメッセージが、良いんですよね〜。
まず、HDDを何も入れずに電源を入れました。ファンが回っているはずですが、ほとんど無音です。ここまで静かだとは思いませんでした。
ネットワークにつなぐと、DHCPでアドレスを拾ってくる様です。
QNAP Finderユーティリティを使うと、QNAPを発見でき、設定画面を開けます。
ですが、HDDを入れない状態だと、設定できません。TS-412自体は起動しますが、NASのためのファームウェアは、HDDに書き込まれる様です。
最低1台から起動できます。その後、ディスクを足して行く事で、組み合わせに制限はある物の、比較的自由にRAID1, RAID5, RAID6に切り替える事ができます。この組み合わせについては、マニュアルに載っています。
TS-412を選んだのは、機能が豊富な事に加え、機能追加が楽な事です。
機能追加は、QPKGと言う仕組みで、簡単にできます。WordPressなんかもインストール出来ちゃいます。
中でも、目を引くのが、"Optware IPKG"です。これは何かと言うと、DD-WRT(ルータのカスタムファームウェア)などで使われている、IPKG形式のファイルをQNAPで使える様にするQPKGです。
次のページから、IPKGを検索できます。本当に、沢山あります。
必要なパッケージは、ここで全部揃いそうです。
と、思っていたのですが、甘かった。
例えば、QNAPで使えるIPKGは、上記で検索できる物程多くありません。
SSHでloginして、ipkg listで調べると、バージョンが古いのが多いです。数が少ないと言っても、1,300以上のパッケージがあります。でも、「欲しい!」と思った物が無いのです。
開発環境(コンパイラなど)も、とりあえずはそろっているので、ある程度までだったら自分でコンパイルして使えるようになります。ある程度までですが…。
とりあえず、買ってしまったので、後は使い倒すだけです。
現時点で習得した技術は次の通りです。
- 基本設定
- QPKG追加(既存の物)
- IPKG追加(既存の物)
- QNAP内でのソフトウェアのビルド(コンパイル)
- IPKG作成とインストール
ザックリ使うだけだったら、まあ、普通に使えます。ですが、ちょっと違った使い方をしようとするとハマります。
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