LANDISK Home HDL4-Gでやりたい事
IODATAから、新型のNASが発売になっています。データ転送速度が、非常に高速になっています。
発表になったとき、「欲しいな!」と思ったのですが、いろいろあって止めました。
今私は、IODATAのNAS「LANDISK Home HDL4-G2.0」を使っています。
割と出て直ぐに購入し、ずっと活用してきました。TimeMachineのバックアップ先としても、重宝していました。
ところが、OS X 10.7 Lionになってから、HDL4-GがTimeMachineのバックアップ先に使えなくなってしまいました。
う〜ん。
これは、HDL4-Gのnetatalkのバージョンが古い為です。IODATAから、アップデータが出るのを期待していましたが、最新のHDL2-AですらLionに対応していないと書かれているので、期待するだけ無駄でしょう。
そうなると、HDL4-Gを、自分の力でなんとかしなければなりません。
HDL4-Gに、netatalk 2.2.1を入れたい!
ところが、HDL4-GのOSがDebian 3.1 Sargeなので、netatalk 2.2系をインストールするのは無理と言う事が、実験でわかっています。
Debianのバージョンを一つ上げて、Etchにすれば、2.2.0をインストールできる事は確認しました。
HDL2-G2.0(OSはDebian Etch)に、netatalk 2.2.1をインストールした事例があります。
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(序): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(その1): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(その2): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(その3): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(その4): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(その5): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(その6): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.0をインストール(その7・最終回): tonopぶらり
- HDL2-G2.0にnetatalk 2.2.1をインストール: tonopぶらり
お疲れ様でした。
それならば、次のステップで、netatalkをインストールできるはずです。
- データバックアップ
- システムバックアップ
- OSのアップグレード(Debian Sarge → Etch)
- netatalk 2.2.1インストール
Lionで使うには、netatalk 2.2.1を入れるだけで十分なのですが、せっかくなので、次の事も一緒にやりたいです。
- 壊れかかった冷却ファンの交換
- 容量増加(2TB→6TB)
書いてみると、これだけなのですが、実際にやろうとすると大変です。
まず、データのバックアップには、かなりの時間がかかります。HDL4-Gが遅いので。
システムのバックアップは、結構難しいみたいです。正しくバックアップしないと、システム復旧に使えないみたいです。
この方法は、いろいろ調べて、だいたいわかりました。
OSのアップグレードも大変そうです。やればできそうなのですが、きちんとシステムをバックアップしてからにしたいです。
容量増加で、4TBまでは比較的簡単な様ですが、それを超えると、とたんに難しくなります。
でも、この方法も情報を見つけたので、めどが立っています。
冷却ファンの交換方法も、情報を見つけました。
それぞれ、結構大変そうだけど、面白そう。
でも、こんな事をしてHDL4-Gを延命するより、PCにLinuxを入れてnetatalkをインストールした方が、簡単だし性能が上だろうな…。消費電力がどうなるか心配ですけれど。
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