横浜楽友協会の第33回定期演奏会に行ってきました

文化・芸術,音楽

7月3日(日)、横浜楽友協会の第33回定期演奏会に行ってきました。場所は、例年通り神奈川県立音楽堂です。

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横浜楽友協会は、オーケストラ用の曲を原曲調のままで吹奏楽に自分達でアレンジ(編曲)し、演奏してしまうと言う、すばらしい吹奏楽団です。

同僚が所属しているので、毎年聴きに行っています。

今回の曲目は、次の通りでした。

  • レナード・バーンスタイン / 「キャンディード」
    • 序曲
  • ヴィンセント・パーシケッティ / 交響曲第6番 作品69 (吹奏楽のための交響曲)
    • 第1楽章
    • 第2楽章
    • 第3楽章
    • 第4楽章
  • リリャルト・ワーグナー / 楽劇「トリスタンとイゾルテ」
    • 前奏曲
    • 愛の死
  • クロード・ドビュッシー / 「海」管弦楽のための3つの交響的素描
    • 海の夜明けから真昼まで
    • 海の戯れ
    • 風と海との対話

演奏会に行く前に、曲を予習して行ったのですが、あまり作品の中に入り込めなかったです…。曲を覚えられなかったためと思われ…。

でも、ヘッドフォンで聴く音楽と、生で聴く音楽は全く違います!!

バーンと拡がる音の空間。

演奏が始まる前の、チューニングですら感動してしまいました。

「キャンディード」序曲は、パンチがあっていいですね。「題名のない音楽会」のテーマ曲です。

後の曲は…う〜ん、どうだったか思い出せない…。

すごく、良い演奏だと言うのはわかりましたが、なんだか印象に残っていないのです。なんでだろう…。やっぱり、予習が足りなかったかな…。

あ、ちゃんと起きていましたよ。後ろに座っていた人からは、いびきが聞こえてきましたけれど…。

ホールに入ると、プログラム「non troppo」が手渡されます。中に、演奏曲にまつわるいろいろな話が書かれています。その曲の背景とか演奏手法とか。いろいろ詳しく書かれていて、勉強になります。

私は、音楽的な知識がほとんどないので、クラシック音楽の背景はまったく知りません。クラシック音楽を好きな人は、その音楽の背景まで詳しく知っていて、すごいなぁと思います。

その事を、クラシック好きの友達に聞いたら、「音楽が好きだから、いろいろ調べて、自然に詳しくなる。」との事でした。それは、私がMacの事をいろいろ調べて、詳しくなるのと同じ事みたいです。好きになる対象が違うって事なのですね。なるほど〜。

今回の「non troppo」で面白いなぁと思ったのは、「協会徒然草」です。内容からして、最近入団した人、年の若い人が原稿を書いていると思われます。文章から、若いのに(若いから?)、音楽に対する情熱があふれています。本当に、音楽が好きなのですね。

実は、結構アンコール曲が楽しみなのです。今回のアンコール曲は、次の通りでした。

  1. 斎藤高順作曲 行進曲「ブルーインパルス」
  2. J.P.スーザ作曲 行進曲「星条旗よ永遠なれ」

アンコール曲名は、いつもわからなくて、同僚の楽団員に教えてもらっています。演奏が終わった後に、ロビーに張り出してくれるか、横浜楽友協会のホームページにでも掲載してくれるとうれしいんだけれどな。

「ブルーインパルス」は、航空自衛隊の「ブルーインパルス」をテーマにしたマーチだそうです。「震災後の自衛隊の活躍に敬意を表して。」と言うのが、選曲の理由だそうです。なるほど〜。

「星条旗よ永遠なれ」は毎回の定番なのですが、その時の楽団の構成に合わせて、アレンジし直されていると思います。今回は、ハープ2本用って言うのが、特殊だったんじゃないかな?

それと、指揮者の小田野宏之さんが、客席に向かって指揮をしてくれるのです。観客は、拍手で演奏に参加します。一緒に演奏している気分になれて、楽しいです。

次回は、2012年7月16日(月・祝)です。場所は同じく、神奈川県立音楽堂です。興味のある方は、ぜひ。

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Posted by お市のかた