横浜楽友協会の第32回定期演奏会[追記あり]
6月6日(日)、神奈川県立音楽堂に、横浜楽友協会の第32回定期演奏会を聴きに行きました。
曲目は次の通りです。
- アルフレッド リード/アルメニアンダンス Part I
- フィリップ スパーク/シンフォニエッタ 第2番
- ジャン シベリウス/交響曲第2番 ニ長調 作品43
- 第1楽章 Allegretto
- 第2楽章 Tempo andante, ma rubato
- 第3楽章 Vivacissimo
- 第4楽章 Findle, Allegro moderato
横浜楽友協会の演奏会には、昨年も行っています。
横浜楽友協会は、管弦楽(オーケストラ)向けに書かれたクラシック音楽を、吹奏楽の楽器にアレンジ(編曲)し直して演奏すると言う吹奏楽団です。
編曲から演奏まで、みなさんアマチュアの方です。アマチュアとは思えないくらい、とてもレベルが高いと思います。
演奏が始まる前に、指揮者の小田野宏之さんと団内指揮者の長谷川正英さんとのプレトークがありました。主に、シベリウスの話でした。プレトークで、曲の内容を紹介していただき、演奏を聴いている時に、どこに注意すれば良いのかわかりました。
プレトークでもありましたが、シベリウスの交響曲第2番は、繰り返しが多いです。演奏を見ていて、奏者の方は、あの繰返しを良くも間違わずに吹けるものだと思いました。繰り返しの回数とか、間違えてしまいそうです。
演奏会に行く前に、演奏される曲をiPodで予習していました。でも、繰返しを多用されていると言う事に気付かず、プレトークで説明を受けて、初めてわかりました。曲について、小田野さんが解説していただけるので、ありがたいです。
事前に聴いていて、第1楽章の、ピチカートの部分をどう演奏するか興味がありました。普通にアクセントを付けて演奏されていたように思います。弦のはじけるような感じの再現性は70%と言う感じでしょうか(素人の感覚です)。ピチカートの表現は難しいと思います。
小田野さんが、大学の指揮科に在籍中に、渡邊暁雄(わたなべあけお)さんに教えていただいたそうです。渡邊さんは、日本におけるシベリウス演奏のパイオニアだそうです。その為かどうかはわかりませんが、編曲された楽譜に、小田野さんからの直しが入ったそうです。
アルメニアンダンスの出だしを聴いて、肌が粟立ちました。やはり、聴いている音楽と、同じ演奏が始まると、嬉しくなります。
アンコールの2曲も楽しめました。
1曲目は、何と言う曲でしょうか? 楽しい感じの曲で良かったです。
アンコールの定番の「星条旗を永遠なれ」では、今回も小田野さんが客席に向かって指揮をしてくれました。指揮台から客席の方を振り返って、指揮してくれます。お客さんは拍手で演奏します。この時間は、小田野さんと横浜楽友協会の楽団員と客席とが、一体になれる気がします。
小田野さんの指揮はわかりやすいと思います。あの方の指揮で演奏できる協会員の方は、幸せだと思います。
今回の演奏会で、非常に申し訳ない事をしてしまいました。演奏の最中に、少し居眠りをしてしまったのです。私が座ったのは客席の前方中央だったので、演奏中の団員の方から見えていたに違いありません。ごめんなさい。
(追記 2010-06-10 00:30)
アンコール1曲目は、龍馬伝のテーマソングだそうです。龍馬伝になってから、見ていないので、気が付かなかった…。録画はしてあるのですが…。
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