Mac OS X Leopard環境の確認結果[追記あり]
Mac OS X Leopard買いました[追記ありx2]の続きです。Mac OS X Leopard対応状況について、確認してみました。
- Classic環境のソフトは動きませんでした。別パーティションにインストールしてあるMac OS 9.2.2で再起動する事は出来ました。どうしてもClassicアプリを動かしたい場合は、これで逃げる事が出来ます。もちろん、Mac OS 9対応ハードウェアの場合ですが。
- VirturalPCは、起動しました。でも、前にも増して、動作が遅くなったような気がします。とりあえず、Windows Updateをかけてみましたが、正常に終了しました。
- TimeMachineのバックアップ先に、LANDISK Home(NAS)を選ぶ事は出来ませんでした。ただ、噂では、Mac OS X 10.5.2になると、ネットワーク越しのディスクへのバックアップが出来るようになるとか…。その時が来たら、もう一度試してみます。
- 一応、AppleWorksは起動しました。詳しい検証はしていません。
- 移行アシスタント.appで、旧OSの環境を簡単にコピーできました。ただ、egbridge Universal 2の日本語変換ができませんでした。egbridge Universal 2のLeopard用のupdaterを再度かけ直す事で、無事日本語変換できるようになりました。
- やはり、Adobe Photoshop Element 2は動きませんでした。起動途中でエラーになります。
- Graphic Converterは動きました。でも、Photoshopにあるような、レイヤー機能が判りません。レイヤー機能は無いかな? アルファチャンネルはあるのですが…。年賀状を作る時にレイヤー機能を使いまくったので、この機能は必須です。Photoshop Element 6が、4月4日に発売になるらしいので、買おうかな…。
- BluetoothヘッドフォンでA2DP/AVRCPが使えたのは、Mac OS X Leopard買いました[追記ありx2]で書いた通りです。
- アプリケーション/ユーティリティ/ディレクトリユーティリティ.appで、rootユーザを有効にできました。編集→ルートユーザを有効にする、で出来ます。当然、パスワードを設定しなければなりません。
- 各ユーザのLogin Shell、Homeを変更するのは、Mac OS X Leopard対応状況で書いた通りです。変更を試していませんが。
- ヒューレット・パッカードから、Mac OS X 10.5対応のドライバがリリースされています。一応、問題なさそうです。
ただ、困った事に、葉書やLサイズ用紙専用の後部トレイが、選択肢に現れません。何故でしょう? 後部トレイはあまり使わないのですが、使えないとなると不便です。日本のヒューレット・パッカードを見ると、最新ドライバ(9.7)は10.5にしか対応してないと書かれているのですが、アメリカのサイトを見ると、同じバージョンのドライバで10.3.9、10.4、10.5に対応しているようです。
他に試してみたのは、次の通りです。
- スクリーンセーバの後のloginウィンドウでも、キーボードの入力メニューが表示されるようになりました。
- USBのJISキーボードをつないでいます。egbridge Universal 2だと、何故かUS配列として認識されてしまいます。Leopardで日本語入力に問題と言うサイトを見つけました。この情報によると、Windows用USBキーボードをMacで使うが紹介されていました。ここで紹介されている方法は、Mac OS X 10.3 Pantherでの方法なのですが、10.5 Leopardでも使えるようです。このソフトをインストールした後に、egbridge Universal 2の環境設定ツール→入力→キーボード→英数配列をUSB JISにすれば、JIS配列で入力できるようになります。ただ、この状態でMac OS X 10.4に戻すと、日本語入力が出来なくなってしまっていました。致命的です。キーボードを替えるか、ことえりに転向するか…。
- 困った事に、スリープから復帰した後、増設したUSB2.0につないだ機器の電源が入りません。Mac OS X 10.5をインストールした直後はスリープ後も正しく動いていたのですが…。これも、致命的です。
- FLV形式のファイルを、QulickLookでプレビュー出来ないかと探していたところ、flv Quick Look Plugin topを見つけました。perianをインストールして、flv Quick Look Pluginをインストールすれば、QuickLookでFLVファイルをプレビュー出来るようになります。快適です。ですが、今一度検証したところ、プレビュー出来なくなってしまっています。その後、何故かプレビューが出来るようになっていました。条件が不明です。
- archive Quick Look Plugin topと言う物も見つけました。ZIP形式やTAR+GZ、SIT、LZHなどで圧縮されたファイルの中身をプレビューする事が出来ます。便利です。
- Folder Quick Look Plugin topも見つけました。フォルダの中身をプレビュー出来ます。
- LANDISK Homeをホームにして運用しています。LANDISK Homeをホームにした弊害、LANDISK Homeをホームにした弊害が一部解消と言う状況に変化は無い物の、LANDISK Homeをホームディレクトリにすると言う運用が、Mac OS X 10.3.9、10.4、10.5でも出来る事がわかりました。
全体的な感想として、QuickLookが非常に良い出来で、ファイルの詳細なプレビューが出来ると、こんなに作業効率が上がるのかと、驚いています。いままで散らかしていたファイルの整理が、ぐんぐん進みました。flv Quick Look Plugin top、archive Quick Look Plugin top、Folder Quick Look Plugin topは、同じ作者による物です。大感謝です。
ただ、増設USBの電源問題とか、egbridge Universal 2のキーボード問題とか、不安定と思われる要素があります。どちらも、Apple標準構成では無いので仕方がないのかも知れませんが、何とかして欲しいところです。
完全移行するのは、これらの問題が解決されるupdaterを待ってからかな…? 次のupdater 10.5.2で直っていますように!!
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(追記 2008-3-2 23:21)Officejet 7410の用紙サイズを、後部トレイ対応のサイズにした時しか、選択肢に現れないようです。
(追記 2010-04-16 22:40)遂に解決方法が見つかりました。
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