舞台「眉山 -びざん-」を観てきました

さだまさし,文化・芸術

先月は明治座11月公演舞台「女ねずみ小僧〜目明かしの女房〜」を観てきました。昨日の12月9日に、同じく明治座の12月公演、眉山 -びざん-を観てきました。観に行った理由は、さだまさしさんのアルバム「Mist」のレビューを書いてみましたに書いた通り、舞台「眉山」のために作られた曲「眉山」(作詩・作曲 さだまさし)がどういうシーンで使われるかを知りたかったからです。もちろん、さださんの書いた「眉山」の内容が知りたかった事もあります。

とても楽しみにしていた舞台だったのですが、残念ながら楽しめませんでした。舞台の世界に、のめり込めなかったのです。昨日は、頭痛ですので、体調が万全ではなかったのです。体調が良くないと、イベントを楽しむ事が出来ません…。チケットは、明治座のインターネット予約「席とりくん」で取ったのですが、予約の変更・キャンセルが出来ないのです。体調が悪くても、行くしかありません…。

この文章以降、公開情報(原作、ホームページやパンフレット(1,200円))に載っている程度のネタバレがあります(あるかも知れません)。

体調が悪いなりにも、ストーリーは追えました。でも、笑いや感動のシーンに付いて行けなかったのです。舞台にしては、舞台セット(大道具)の変更が多く、ついて行くのがやっとでした。

観ていて思ったのが、ストーリーの軸足が「龍子(たつこ)」(宮本信子)なのか、「咲子(さきこ)」(石田ゆり子)なのかが、はっきりしなかったと言う事です。龍子の毅然とした生き方に焦点を当てるのか、迷いながらも結論を出して行った咲子に焦点を当てるのかと言う事です。

これも、体調が悪いせいかとは思いますが、脚本・演出での、笑い・感動の起伏が少なかった様に感じました。周りの人は、笑っていたので、十分だったのだろうと思います。

原作の小説はどうだったのかな? 映画(DVD)はどうだったのだろう? どちらも知らないので、比べる事が出来ません。体調が良い時に舞台を観ていれば、また違った感想になったかも知れません。

明治座には花道があるのですが、「眉山」ではあまり活用されていませんでした。

テーマ曲「眉山」は絶妙のタイミングで掛かっていたと思います。これも体調が悪かったせいだと思いますが、思っていたほど感動できませんでした。歌詞の内容は、確かに、龍子の生き様を表していました。

あらすじを読んでいて、「龍子が咲子に黙って献体を申し込んでいた」と言う部分を疑問に思っていました。普通、献体を申し込むには、遺族の同意が必要なのです。劇中で、きちんと説明されており、納得しました。

鳥料理 玉ひでのテイクアウトの親子丼を食べてみたかったのですが、玉ひでは、日祝日はお休みです。また、ランチと開演の時刻が一緒です。劇の合間の休憩時間に買いに走るしかありません。予約を取るなりして(取れるのか不明)、余程工夫しないと、無理そうです。

明治座の3階の売店で、実演販売されているきんつばを買って帰りました。前回はいもきんつばでしたが、今回は小豆きんつばでした。いもきんつばの方がおいしかったな…。

昨日は、自分の体調コントロールに失望してしまいました。小説かDVDを買って、じっくり取り組んでみようかな…。

ちなみに、今回もB席での観覧でした。

さださんの前作「解夏」(げげ)のDVDを持っています。こちらは非常に楽しめました(感動しました)。

今月は、他に数回イベントがあります。それぞれを楽しめるように、体調を整えておかないと…。

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(追記 2009-09-19 19:32)再演を観てきました。

Posted by お市のかた