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舞台「眉山」(再演)を観てきました

本日、舞台「眉山」を観てきました。さだまさしさんによる原作小説「眉山」を骨格に据えながらも、舞台用に作り替えられた、新しい作品でした。

「眉山」は、一昨年の12月にも舞台化されていました。前回は、体調が非常に悪い状態で、また、ストーリーも全く知らない状態で観ましたので、良くわからなかったと言うのが、素直な感想です。

今回は違いました。原作を読んだ上、舞台観覧は2度目、テレビドラマも見ています。良かったです。感動しました。舞台に吸い寄せられる感じでした。

まだ、公演中の舞台ですので、脚本・演出のネタバレが無い程度に感想を書きます。

小説は、話の舞台や細かい設定を綴る事が出来ますが、舞台では、限られたセットと時間の中で、話をまとめなければなりません。舞台用に、非常に良くまとめられていると思います。

話の途中では、咲子と寺澤医師の恋バナの展開が弱いかな? と感じていたのですが、最後は納得の行くまとめ方がされていました。

テーマ曲「眉山」も、絶妙のタイミングで入ってきます。脚本と歌詩が一致しています。歌詩を説明する為に、脚本が出来ているような気もしました。

明治座には花道があります。一昨年観た時には、「花道の使い方がちょっと…」と思っていたのですが(私が、うまくキャッチ出来なかったのかも知れません)、今回は効果的に使われていたと思います。

一昨年は、3階のB席(5千円)で観ました。3階からは、花道の様子が陰になっていて良くわからないのです。今回はその反省を踏まえ、1階3列6のA席(1万2千円)、しかも最前列花道横と言う場所を選びました。舞台にも花道にも近いので、迫力満点です。でも、会場の左端で、音響的には今一つでした。舞台中央に立つ役者さんの台詞が、舞台中央と左側のスピーカーからの両方が耳に入ってきます。ものすごく違和感を感じました。観劇の途中で慣れましたけど、少し残念でした。

「眉山」の舞台は、8月18日までの明治座の公演の後、22日〜27日まで中日劇場で、9月11日〜13日まで徳島市立文化センターで公演されます。

本当に良かったです。ストーリーや設定を知らないままで、この舞台を観るのは辛いかも知れません。原作を読んで、自分なりのイメージを展開した上で、自分とは違う解釈の作品を観ると言う方が、楽しめる気がします。

パンフレット(千円)の、「献体と医学」と言う内野滋雄さん(財団法人日本篤志献体協会理事長・東京医科大学名誉教授)のコラムが良かったです。この方は、「眉山」の主題を「献体」と捉えています。「そういう解釈もありか〜」と納得させられました。

脚本: 斎藤雅文さん
演出: 栗山民也さん

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