聖奈(まりな)の絵はコトバ
書名 | 聖奈(まりな)の絵はコトバ | ||
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著者 | 絵:杉本聖奈、著:杉本香苗 | 本の所在 | 蔵書 |
出版社 | 中央法規出版 | 価格 | 1,728円(1,600円税別) |
出版年 | 2014年07月20日 | 評価 | ★★★★★ |
読書期間 | 2014年07月12日〜2014年08月02日 | ||
心に残った言葉 | 「それは悲しい涙ではなく、『あぁ、これで原因がハッキリした、これから何かが進められる』という安堵の涙でした。」(第一章「なぜ聴覚障害に気づかなかったのか?」の「診断〜安堵の涙〜」より) |
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感想 | 先天性聴覚障がいとアスペルガー傾向を持つ聖奈(まりな)さんの育てたお母様(香苗さん)の手記です。 手記は聖奈さん誕生から香苗さんの疑問が解決するまで、そして最初の悲しい想い出から始まります。 読んでいると、香苗さんの苦労が目に見えてわかり、非常に苦しい思いになります。でも、苦しい道をあきらめずに進み、聖奈さん自身も成長し自分の生きる道を見つけて行きます。 模索しながら子育ての方法を見つけ、同時に成長して行く聖奈さんの様子が、全面にちりばめられた聖奈さんのほのぼのとしたイラストと4コマ漫画でページが進んで行きます。 読むのが辛くなったら、イラストと4コマ漫画を見るだけでも楽しいと思います。 |
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