朗読劇「私の頭の中の消しゴム」矢崎・三倉ペア千秋楽を観てきました
4月29日に、朗読劇「私の頭の中の消しゴム」を観てきました。
- 朗読劇「私の頭の中の消しゴム」を観てきました[追記あり] : プラスα空間 (2016年4月29日)
この記事に書いたとおり、とても良い作品です。本日も観てきました。観劇前に、朗読劇の原作小説(脚本)を読んでいきました。サウンドトラックを聞きながら。
[amazonjs asin="4072775819" locale="JP"] [amazonjs asin="B004S7UTYI" locale="JP"]小説を読むと、4月29日に舞台で見た情景が浮かび上がってきます。また、舞台を見ていた時には気づかなかった伏線に気がつきました。
- 薫が浩介に出会ったはじめの頃、スケッチしていたのは浩介の顔→舞台終盤でのスケッチブックの内容に続く
そうか、最初から仕組まれていたのか。
本日の観劇は、前回の観劇内容と小説を読んだ知識を総動員して、迎えました。かなり、話の内容がつながりました。そして、もう一つ伏線があったのにも気づきました。
- 薫が髪を切っても記憶は無くならないと言われ、「記憶なんてなくなっちゃえばいいのに」と日記に記載
実はこれは、前回の観劇でも気になっていたセリフではあったのですが、改めて聞くと、深みが増します。
最前列ほぼ中央で観劇できました。そして、舞台中盤からは、茉奈さんが私の真正面に座りました。超ドキドキです。舞台中、薫が視線を落として、じっとその先を見つめているシーンがあります。その時間は約60秒。その間、私は茉奈さんとずっと目が合っていた気がします。本当に茉奈さんが私を見ていたかはわからないのですが、見ていた事にしておきます。その方が、嬉しいじゃないですか。
前回の舞台では、私は矢崎さんを全舞台中の1%位しか見ていませんでした。ごめんなさい。今回は、なんとその3倍の3%観ていました! 残りの96%は茉奈さんを観ていました。残る1%は舞台セットを観ていました。
矢崎さんを、前回の3倍観たためだと思いますが、矢崎さんはお芝居が非常に上手だと言う事がわかりました。浩介も、芝居の進行に合わせてキャラが変わっていきます。粗野な青年から優しい夫へと、実に見事に変化しています。やはり、矢崎さんは浩介になりきっていて、浩介の気持ちで演じているようでした。
矢崎さんがセリフを話している間も、私は茉奈さんを観ていました。そうすると、セリフの無い茉奈さんが矢崎さんのセリフに反応して、表情をゆがめたり、笑ったり、他のアクションをしている事がわかりました。茉奈さんの演技は続いているのです。茉奈さんの気持ちが高ぶっていくのが、手に取るようにわかりました。
茉奈さんは、薫の状態の変化に応じて、キャラを演じ分けています。その演じ分けも素晴らしいです。最初はチャラいOL、恋する乙女、恋人を支える女性、新婚生活を楽しむ新妻、そして終盤へと。本当に生き生きと演じられていました。
3度目のカーテンコールで、茉奈さんがいつも通り深々とお辞儀をします。私はその時左手後方の観客が立ち上がったのを察知し、私も立ち上がりました。多分、それらが連鎖して、スタンディングオベーションにつながったようです。顔を上げた茉奈さんは、本当に感激していました。「うわぁ」って、声が上がっていたと思います。想像していなかった様です。茉奈さんや佳奈さんが深くお辞儀をするのって、この為なのかな? (もちろん、それが目的で無いとはわかっています。)
実は、この記事には感想以外の続きがあるのですが、ちょっと時間をかけないと書き上がらない事がわかりました。それなりに分量もありますので、後日に回します。
茉奈さんがブログをアップロードしています。
本当に良い公演でした。
ディスカッション
お市さん2公演観覧お疲れ様でした。美人の茉奈ちゃんをずっと見てしまいますよねぇ。是非とも観に行きたかったです。しかし2公演共に諦めました。過去にとあるミュージカルで沢山目線を合わしてくれた事があります。その時はめちゃめちゃ幸せな時間でしたし嬉しかったのを覚えてます。
たくろうさんへ、いつもコメントありがとうございます。
朗読劇「私の頭の中の消しゴム」は本が出ていますので、ぜひお読みください。
目が合うと、嬉しいですよね。