光ポータブルPWR-Q200の利点・欠点[追記あり]
12月3日に、PWR-Q200が届いてから、約一週間程使っています。
私が使う上での、私の主観に基づく、PWR-Q200の利点と欠点です。他の使い方を重視されている方にも、参考になるでしょうか?
【利点】
- 状態表示がついた
- WAN側3G/Wi-Fi/Autoのハードウェア切り替えスイッチがついた
- 3Gプロファイルを切り替えて使える様になった
- 高速SIMを使った時、ルーティング速度が上がった
- 有線LAN/無線LANの、ルーティング速度が上がった
- IEEE802.11nに対応した
- 滑らかなフォルムなので、カバンの側面ポケットに入れた時に、出っ張らない
【欠点】
- バッテリー表示が、パーセント表示で無くなった
- 無線LANのブリッジモードが無くなった
- iOS用の簡易アプリが、まだ無い
- 本体が、わずかに大きくなった
【他の特徴】
- SSIDが二つ
- バッテリーは、PWR-100Fと同等品と思われる
- 充電用のUSBは、PWR-100Fと同じく、USB miniB
- PWR-100Fと同じく、外部バッテリーから充電を受けながら、通信可能
- SIMの取り付け口が変更になった
PWR-100FにもPWR-Q200にも、microSDカードを使ったNAS機能がありますが、私はこの機能を使った事がありませんので、比較できません。
以下、上記の利点と欠点に関する、私の見解です。
表示画面には、次の情報が表示されます。
- 接続状態(Wi-Fi、3G、有線LAN)
- 時計
- バッテリーレベル
- microSDカードの状態
- ネットワークアドレス他、各種メッセージ
ブラウザや簡易アプリを使わなくてもチェックできる様になったのは嬉しいです。
WAN側の切り替えスイッチは、3G/Wi-Fiが混在する場所で、どちらかに固定したい時に便利です。PWR-100Fでも、ブラウザから設定すればできますけれど、面倒です。
SIMを複数使い分ける場合、3Gプロファイルを覚えておけるのは便利です。
例えば、最初の半年はb-mobile U300を使ったけれど、次の4ヶ月はb-mobile Fairにし、その後再びb-mobile U300に戻る場合等です。
[amazonjs asin="B003H4QHZI" locale="JP"] [amazonjs asin="B004VNR32U" locale="JP"]ルーティング速度向上は単純に嬉しいです。
フレッツ・スポットなら、PWR-100Fより速くなるはずです(無線LANのルーティング速度が向上している事からの推測)。フレッツ・スポットでの、直接比較はできませんでした。
でも、b-mobile U300の様な低速SIMの場合は、速度的なメリットが感じられませんけれど。
IEEE802.11n対応は、必要でしょう。私の使っているクライアント(iPod touch/iPad)が、IEEE802.11n対応なので。
本体が滑らかなフォルムなので(角が無いので)、カバン(ビジネスバッグ)の側面ポケットに入れた時、その一部に圧力がかかって、ポケットが破れる危険性が減ったと思います。
私が使っているのとは違いますけれど、次の様なカバンです。
[amazonjs asin="B0068D8XCA" locale="JP"]バッテリーは、パーセント表示をして欲しいです。もしかしたら、ハードウェアの制約で、精度を出す事ができないのかな? 5段階表示で十分と言う気もします。
無線LANのブリッジモードが無いと、宅内ネットワークで困る事があります。
でも、私の場合は、宅内ではクレードルに置いて有線環境で使いますし、そもそもPWR-Q200の無線LANは「標準クレードル接続時停波機能」で殺しています。つまりは、標準クレードルは、単なる充電台としてしか使っていません。iPod touch/iPadは、PWR-Q200からの電波が無くなったら、宅内に元々ある無線LANに自動的に切り替わります。
そう考えると、無線LANブリッジ機能は(もしかしたら有線LANのブリッジ機能も)、いらないのかも。
簡易アプリがあると、状態確認が一発でできます。それが無くても、ブラウザや、本体表示で十分とも言えますが。
本体の大きさは、PWR-100Fに比べると、少しだけ大きくなっていますが、私は気になりませんでした。
SSIDを二つ持てる様になっています。多分、片方をWEPにして、ニンテンドーDSをつなぐためでしょう。WEPは、セキュリティ的に心配なので、私は使っていません。
PWR-Q200も、外部から(KBC-L2BSから)充電しながら、通信できます。
[amazonjs asin="B00421BB8S" locale="JP"]PWR-Q200のバッテリーが空になるまでの使い方は、まだした事がありません。7時間連続で電源を入れていて、バッテリーが残り2目盛り(残り21%〜40%)と言う事は確認できました。この間、常時iPod touch/iPadと接続してあります。iPod touchを少し触ったくらいで、それほど長時間の操作はしませんでした。
(追記 2011-12-17 01:35 同じ様な使い方で、PWR-Q200は、約9時間でバッテリーが空になりました。PWR-Q200のバッテリーが空の状態で、(KBC-L2BSではなく)KBC-L2ASをつないで、充電しながら通信できました。)
SIMの取り付け口が、変更になっています。キツキツになりました。多分、SIMの接触不良を防ぐためでしょう。SIMの厚さ制限が厳しくなった感じです。
私の場合、micro SIMに自作アダプタを噛ませて使っています。micro SIMを止めるのに、テープを貼っているので、厚さ制限ギリギリって感じです。
私の評価は、こんな感じですかねぇ〜。
欠点に関しては、私にとってはそれほど困る事ではありません。そうすると、利点を考えれば、私の場合は、PWR-Q200に切り替えて正解だったと言う事になります。
PWR-100Fは、バッテリーも含めて、返却してしまいました。もう、戻れません。
(追記 2011-12-18 01:21)
液晶ではありませんでした。記事を修正してあります。
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