iPod miniのバッテリーを交換

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いよいよ、iPod miniのバッテリーがダメになりました。満充電しても、15分間しか動作しません。iPod miniを持っている友人が、自分でバッテリーを交換したと聞いていたので、自分でも挑戦する事にしました。

まずは、情報収集です。Googleで、「ipod mini バッテリー 交換 作業」で検索すると、山ほど出てきます。

バッテリーは、バッテリー ロワジャパン ROWA JAPAN デジカメバッテリー(デジタルカメラバッテリー)・バッテリー充電器で買う事にしました。バッテリーその物が安かったのと、定形外郵便を選ぶと送料が無料になると言うのが決め手でした。実際には、クロネコメール便で届きました。一番安い、EC003を注文しました。高い方は、増量バッテリーなのですが、そこまで必要ないと言う判断の元です。注文してから到着するまで、中三日かかりました(土日含む)。

交換作業を記した物で、一番分かりやすかったのは、iPod miniのバッテリを取替えた記録<9/11>と言う記事です。ロワバッテリーの事も、ここで知りました。

3DCGの世界へようこそ | iPod mini バッテリー交換の記事(ここも分りやすいです)で知ったのですが、Newer Technology, Inc.® Technical Support – Downloadsの下の方に、"Installation Videos"と言う項目があって、この中にiPod miniのバッテリー交換の方法を説明したビデオがあります。やはり、ビデオでの解説が一番作業内容を掴みやすいです。このビデオでは、プラスチック部品を外す前に3〜4分、再度取り付ける前に1分程、ドライヤーで暖めるように説明しています。でも、これほど長時間は不必要な様です。それぞれ、2分、30秒で良さそうです。ビデオの通り、4分間1000Wのドライヤーで暖めたら、iPod miniを素手で持てなくなるほど熱くなりました…。1000Wじゃダメなのか? ビデオでは、ドライヤーの電力までは説明されていませんでした。多分…。

検索すると、失敗例も出てきました。一番多かったのは、クリック・ホイールとロジックボードをつないでいるリボンコネクタを傷つけてしまい、クリック・ホイールが動作しなくなってしまうと言う物でした。リボンコネクタは、Dockコネクタを覆っているC clipの裏にあります。このC clipを外す時に、リボンコネクタを傷つけないように注意する必要があります。

C clipは、先の細いプライヤーで外すのが簡単なようですが、マイナスドライバーでも外せます。ただ、注意しないと、本体ケースの塗装に傷を付けてしまいます。私は、一箇所傷つけてしまいました。

プラスチックカバーは、両面テープで貼り付けられているだけなので、それをどう頑張ってはがせるかが一番難しい所でした。治具を隙間に入れて、慎重かつ大胆に作業する必要があります。

バッテリー交換のために、ロジックボードを全て引き出してしまうと、元に戻すのが大変と言う記事も見かけました。バッテリーを交換できるギリギリの所までしか、引き出しませんでした。それでも、ロジックボードを収納する時に引っ掛かりが出て、苦労しました。

新しいバッテリーは、充放電を3〜4回繰り返さないと、性能を発揮できないそうです。今、調整中ですが、おおむね良好に動作しています。

Posted by お市のかた