舞台「パッチギ!」観て来ました(キョンジャ編)

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12月5日に観て来た「パッチギ!」の感想の続きです。今回は、ヒロインのキョンジャについてです。基本的に、ネタバレ無しの方針です。「パッチギ!」ホームページや、事前にテレビなどで放送されている事に関しては、この限りではありません。

三倉佳奈さんがキョンジャを演じています。日本で生まれた在日朝鮮人という設定です。朝高舞踊部に所属しています。

役柄上、三倉さんは朝鮮舞踊を踊っていました。とても綺麗でした。特に、手先足先まで神経(注意)が行き届いている様で、シャキッとしています。

朝鮮舞踊を踊っているキョンジャを見て、松山康介(山本裕典さん)が一目惚れしてしまうのも、仕方ないでしょう。

キョンジャは、はち切れんばかりの笑顔で踊っています。あの笑顔を見て、一目惚れしない人がいましょうか?! (好みはそれぞれですので、そうじゃ無い方は、当然いらっしゃるでしょうけれども)

朝鮮舞踊は、今年の夏頃から少しずつ練習を始めた様ですけど、短期間で良くあそこまで踊れるものだと、感心しました。

三倉さんは、泣きのシーンも上手でした。悲しさを体いっぱいで表現していました。悲しみつつも、ストーリーを進行する上での必要な動きを続け、その中でもさらに悲しみを表現するという、演技を観せていました。

私は、意地悪にも、涙を流しているかどうかをチェックしてしまいました(ごめんなさい)。泣いていなかったように思います。涙目にもなっていませんでした。舞台「だんだん」の時は、本当に涙を流していました。

涙を流しているかどうかなんて、本当はどうでも良いのです。あの、素晴らしい演技を観せてくれれば!

もちろん、踊りや泣きのシーン以外も、素晴らしい演技を観せてくれています。

ぜひ、劇場でお確かめ下さい。

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Posted by お市のかた