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フリーソフトを使ってMacの再生音をタイマー録音する[追記あり]

次の記事で書きたかった事の本題です。

色々準備する方法を書きましたが、最後に「Macで『らじる★らじる』や公式ウェブサイトから録音する」方法について触れています。実際の方法を記事にしました。

この記事は、次の記事を参照しています。ありがとうございました。

私は、Macbook Pro 15 (Early 15)のOS X 10.9.1で試しています。

次の手順となります。

  1. 各種ソフトのインストール
  2. システム環境設定のサウンド設定
  3. Audacity起動と設定
  4. 録音したいウェブページを表示
  5. すぐに録音あるいはタイマー録音
  6. 保存
  7. Soundflowerbedの設定
  8. 仕組み

それでは、解説を始めます。ちょっと、文章が長くなってしまいました。

1. 各種ソフトのインストール

まず、次のソフトをインストールします。

  1. Soundflower
  2. Audacity
  3. LAME

次の通り、各種ソフトをインストールします。

1.1 Soundflower

このソフト(ドライバ)は、Macの標準音声入力、標準音声出力を奪い取って、”Soundflower”と言う仮想デバイスに割り付けまる物です。小さなディレイ、低いCPU使用率で実現できているとの事です。

次のページのリンクをたどって、”Soundflower-1.6.6b.dmg”をダウンロードしてきます。
10.8までしか動作条件に書かれていませんが、10.9.1でも動きました。

OS X 10.9.2以降のSoundflowerは次の所の物が使えます。(追記 2016-01-17 22:11 twitterで教えていただきました。)

Soundflowerのドライブの中に入っている、”Soundflower.pkg”を開いて、インストーラに従ってインストールします。システム管理者権限が必要です。

ただし、開発元が未確認のため、Gatekeeperではじかれます。

「システム環境設定」のセキュリティとプライバシーで、「すべてのアプリケーションを許可」にしているとダブルクリックで起動します。「システム環境設定」で設定しても良いのですが、設定を元に戻すのを忘れると危険です。

右クリックか、Controlキーを押しながらクリックでコンテキストメニューを出して開くで開いた方が安全だと思います。

次のアプリケーション(Soundflowerbed)を使うと、Soundflowerに出力しながら、内蔵スピーカーでモニターできます。ですが、インストーラがOS X 10.9.2以降に対応していないようです。(コメントをいただき、私も試してみました)

コメントに書かれている方法で、Soundflowerと内蔵スピーカーの両方に出力できるようになります。

1.2 Audacity

このソフトで録音します。録音した物を各種形式でエクスポートできます。

次のページから、”Download Audacity 2.0.5″のリンクをクリックしてダウンロードして下さい。

“Audacity 2.0.5″と言うドライブの、”Audacity”と言うフォルダを、OS Xのアプリケーションフォルダ(/Applications)にコピーします。管理者権限が必要です。

1.3 LAME

録音した物を、MP3フォーマットでエクスポートする為に必要です。Audacityの中からも、リンク先を選べます。次のところとなります。

このページのOS Xの所に、LAMEダウンロード先のリンクが書かれています。

このページも見づらいのですが、”Lame_Library_v3.98.2_for_Audacity_on_OSX.dmg”をクリックして、ダウンロードして下さい。

“Lame Library v3.98.2 for Audacity”と言うドライブの中の”Lame Library v3.98.2 for Audacity.pkg”を、右クリックか、Controlキーを押しながらクリックでコンテキストメニューを出し、開くで開きます。

後は、インストーラに従って、インストールして下さい。

録音用のアプリも売られています。タイマー録音機能もある様です。

2. システム環境設定のサウンド設定

「システム環境設定」のサウンドを開きます。

Soundflowerをインストールする事により、システム環境設定のサウンドの、出力入力にそれぞれ、[Soundflower (2ch)][Soundflower (64ch)]ができています。

両方とも、[Soundflower (2ch)]を選んで下さい。そうすると、Macのサウンド出力とサウンド入力が、Soundflower内部で直結されます。

Macのサウンドの出力として、[Soundflower (2ch)]を選んで下さい。

サウンド出力

3. Audacity起動と設定

Audacityを起動します。Launchpadで開いても良いですし、アプリケーションフォルダの”Audacity”にある”Audacity.app”を開いても良いです。

次の設定が必要です。

  1. インターフェース
  2. ライブラリ
  3. 入出力

3.1 インターフェース

起動した後、Preferences…を開きます。その中のInterfaceを開きます。

Audacity Interface

Languageが[English]になっているので[Nihongo]にしてOKを押します。メニューその他が、日本語で表示されます。次にPreferences…を開いた時は、こちらも日本語になっています。

Audacity Nihongo

3.2 ライブラリ

次に、Preferences…ライブラリを開き、「MP3ライブラリバージョン」にLAMEが設定されている事を確認します。

Audacity ライブラリ

1.3の手順で正しく設定されていれば、場所(L)…を開くと、次の様になっているはずです。

Audacity LAME

3.3 入出力

一番肝心な所です。

スピーカーアイコンの所を「Built-in Output」、マイクアイコンの所を「Soundflower (2ch)」に設定します。

Audacity 入出力

これで、録音準備が整いました。

4. 録音したいウェブページを表示

一般的には、次のところですかねぇ。

私が録音したいのは、NHKの語学番組です。NHKのイベントのアンケートに、必ず「語学番組はPodcastで放送して欲しい。」と要望を出しています。また、ウェブサイトからも2回ほど要望を出していますが、2回とも断られました。

受信料払っているんだから、Podcast配信して、利用者の利便性を上げて欲しいです。

5. すぐに録音あるいはタイマー録音

  1. すぐに録音
  2. タイマー録音

5.1 すぐに録音

録音ボタンを押せば、すぐに録音が始まります。

Audacity 録音開始

停止ボタンを押せば、録音停止です。

Audacity 録音停止

録音がうまく行くと、次の様になります。

Audacity 録音済み

5.2 タイマー録音

タイマー録音機能もあります。録音と再生(r)タイマーを使った録音(T)…で、次の画面が開きます。

Audacity タイマーセット

微妙に時間のずれがあるので、前後1分位ずつ、余分に録音しておいた方が良いと思います。

Ok(O)を押すと、次の画面になります。

Audacity タイマースタート

タイマーが起動するまでの間、Mac本体の電源が落ちない様に、「システム環境設定」の省エネルギーで設定しておいて下さい。

6. 保存

ファイル(F)書き出し(E)…を選択します。

Audacity エクスポート

ファイル名を設定して、Saveを押すと、タグの設定画面になります。

Audacity MP3タグ設定

タグの設定内容は、ひな形として保存できる様ですし、デフォルト設定もできます。

OK(O)を押すと変換が始まるので、終わるまで待ちます。

Audacity MP3変換

これで、完成です。

7. Soundflowerbedの設定

Soundflowerをインストールすると、Soundflowerbedと言うアプリケーションも追加されます。このアプリケーションを起動すると、メニューバーにSoundflowerが現れます。このメニューで、Built-in Outputを選んでおく事で、Soundflowerからの出力をMacのスピーカーに出力できます。

Soundflowerメニュー

ログイン項目に入れておくと便利です。

Soundflowerbedをログイン項目に追加

8. 仕組み

Soundflowerの動作を説明する為の概念図です。実際のアプリケーション(ドライバ)がこの通りになっている事を保証する物ではありません。

通常

Soundflower未使用時

ブラウザのサウンド出力が、そのままスピーカーから流れます。

Soundflower使用時

Soundflower使用時

ブラウザのサウンド出力をSoundflowerに切り替えます。Audacityの入力をSoundflowerとする事で、ブラウザのサウンド出力がAudacityの入力となります。

(追記 2015-01-02 19:24)

記述で不正確な部分を修正しました。Soundflowerbedの設定と、仕組みを追加しました。

それと、録音しているのはMacで再生される音なので、タイトルを変更しました。ストリーミングデータをそのまま保存している訳ではありません。

(追記 2016-01-17 22:11)

OS X 10.9.2以降のSoundflowerは次の所の物が使えます。

twitterで教えていただきました。

(追記 2017-04-04 03:09)

macOS Sierraへのインストール方法をまとめました。

macOS SierraでMacの再生音をタイマー録音する方法
フリーソフトを使ってMacの再生音をタイマー録音する[追記あり]”に“9”個のコメント
  • おーでおまにあ より:

    拝啓、
    OS10.9.2以降でSoundflowerが立ち上がらないが、インストールしてドライバはインストールされる、という状態になります。そうなると、タイマー録音は可能だが、その録音の際にスピーカから音が出てこない、という現象となります。
    そこでMacOSユーティリティの「Audio MIDI設定」を立ち上げ、
    https://www.youtube.com/watch?v=0vWfALWwxvM
    にしたがって複数デバイスへ出力する機器セットをつくると、Soundflowerの本体が立ち上がらなくとも、ドライバだけでスピーカから音が出て、かつ、録音ができる状態になります。
    Soundflowerのドライバはきちんとインストールされている必要があります。

    • おーでおまにあさんへ、初コメントありがとうございます。お返事が遅くなってすみません。やっと確認が終わりました。
      Soundflowerを使うとき、音声をモニターするのにSoundflowerbedを使いますが、このインストーラがOS X 10.9.2以降(?)に対応していないのですね。インストーラが対応していないだけで、すでにインストールされているSoundflowerbedは動作するようです。
      ご連絡いただいた、「Audio MIDI設定」も試してみました。ご指摘のMovieの通りの操作で、Soundflower (2ch)と内蔵スピーカーの両方に出力できるようになりました。

  • Mac初心者 より:

    大変お手数ですが、現行機のMacでもSoundflowerによる録音をしつつ、Macのスピーカーから音も出せる方法をご存知でしたら教えていただけませんか?現在、OS10.12.4を使用しているのですが、「おーでおまにあ」さんの指示に従って見たところ、Quick Timeの「オーディオ収録」画面が新しくなっており、複数デバイスへ出力する機器セットを作る方法がわかりません.どうぞよろしくお願いします.

  • Mac初心者 より:

    お市の方さんへ
    色々とありがとうございます.
    記事に書いていただいたように、「オーディオ装置」で「複数出力装置」を作成・選択し、Soundflower (2ch)と内蔵出力にチェックを入れたのですが、記事に示していただいた図とは異なり、「複数出力装置」の右側に表示されるマークがマイクのみで、MacOSのマークが「内蔵出力」の右側に残ったままになってしまいます.おそらくこれと関連があると思いますが、「オーディオ装置」で「複数出力装置」を選択しても、スピーカーから音が出ず、また録音もできません.何か対処法があるでしょうか?度々お手数おかけして申し訳ありませんが、もしお分かりになりましたら教えてください.

  • Mac初心者 より:

    お市のかたさんへ
    音を出しながら録音できました.いろいろとどうもありがとうございました!

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