サーバー復活[追記あり]

2017年6月22日FreeBSD,NAS,パソコン・インターネット

やっと復活しました! サーバーに使っているCPUが壊れたのが5月中頃です。

サーバーに使っているCPUが壊れたかも

それから1ヶ月、長かったです。壊れたCPU Pentium G630Tの代わりに、新しいCPU i7 2600Kを入手しました。

i7 2600K入手しました

ですが最初は、ソケットのピン曲がりで起動せず、修復に時間がかかりました。

BIOSが起動しないのはLGA1155ソケットのピン曲がりだった

起動後、と言うか実はその前から、システムを別ディスクにコピーして、そこから起動できるようにトライしていました。

FreeBSDのRoot on ZFSシステムの別ディスクへの移行

この理由は、FreeBSD10.0でpkg upgradeができなくなってしまったからです。今年の2月頃でした。

FreeBSD 10.0でpkg upgradeの後にエラー

システムを別ディスクにコピーしてから、FreeBSD11にアップグレードしようとしました。10.0から11.0への直接のアップグレードはできないみたいで、一旦10.3にアップグレードする必要があります。次のページを参考にさせていただきました。

おそらく、この手順で正しいはずですが、再起動後のfreebsd-update installで、なぜかELFバイナリを扱うライブラリが行方不明になり、一切のコマンドが起動不能になります。困りました。

パーティションをshellで設定してRoot on ZFSにFreeBSD11インストール

それで、結局、FreeBSD11.0をクリーンインストールしました。

$ freebsd-version -ku
11.0-RELEASE-p1
11.0-RELEASE-p1

そのシステムに、旧システムから設定ファイルなどをコピーしてきて復旧しました。pkg類のインストールをどうしようかと思ったのですが、/var/db/pkgを旧システムから持ってきて、pkg upgrade -Fで強制的にpkgを再インストールすることで回避しました。

(追記 2017-06-22 22:17 データプールも作り直しています。)

ZFSのデータプールの引越し

かなり、大変でした。やっと、FreeBSDのDaemonさん(赤い悪魔)と再会です。CPUが壊れたからだと1ヶ月、pkgの更新ができなくなってからだと5ヶ月近く、サーバーとしてきちんと使えなくなっていました。

[フリーイラスト] 赤い悪魔の格好をした外国人女性

CPUをi7 2600Kにしたので、Pentium G630Tの4倍の性能になりました。Redmineの画面遷移がめちゃくちゃ早くなりました。速さは正義です。

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Posted by お市のかた