しまなみ海道サイクリング

2015年12月30日スポーツ,旅行・地域,趣味

12月にしまなみ海道をツーリングする予定と言う事をお伝えしました。

お気づきかと思いますが、次の工程でしまなみ海道ツーリングに行ってきました。

  1. 松山空港まで輪行し、松山泊
  2. 松山〜今治まで、電車輪行
  3. 今治〜大三島。大三島泊
  4. 大三島〜尾道。尾道泊

1. 松山空港まで輪行し、松山泊

羽田空港から松山空港まで、飛行機で輪行しました。

ホテルは、松山市内の大街道でした。大街道が、松山の繁華街なんだそうです。ものすごく広くて長いアーケードでした。松山はあいにくの雨です。空港からのバスを降りた後、雨の中を歩く事になりましたが、大街道のアーケードに救われました。

松山市街

最初、iOS9のマップで、ホテルを探したのですが、マップが指し示す位置に、ホテルがありません。ホテルに電話して場所を確認しました。わかりやすい道という事で、大街道を一回りしてほぼ同じ場所に戻ってきました。大体の場所はあっていたのです、後程、Googleマップで確認したら、そちらの方はしっかりホテルの場所を指し示していました。iOSのマップ、信用できません。

明日は、晴れる様にと願い、床に着きました。

2. 松山〜今治まで、電車輪行

翌朝、雨は上がっていました。良かったです。ホテルからJR松山駅まで、タクシーで輪行しました。ホテルのフロントに聞いたら、松山駅までタクシーで輪行した例はないとの事。自転車で走れば、すぐですからね。でも、自転車の組み立て・分解に慣れていないので、タクシーで輪行しました。

JR松山駅からは、電車輪行でJR今治駅まで行きました。偶然、アンパンマンのラッピング電車でした。

アンパンマン電車

今治駅では、バリィさんに迎えられました。ありがとう。

バリィさん

今治駅前には、自転車組立場が用意されていました。

今治駅

しまなみ海道は、サイクリングの人気コースなので、その出発・終着点の今治駅ならではの配慮だと思います。ありがたいです。組立に、1時間以上かかりました。

3. 今治〜大三島。大三島泊

朝から晴れていましたが、ものすごい風です。吹き飛ばされそうです。今治駅から、来島海峡大橋入り口まで、方角と道路標識とを頼りにたどり着きました。走行中、後輪の空気圧が足りないことに気がつきました。

自転車を止め、後輪に空気を入れていました。ところが、風にあおられ、自転車が倒れてしまいました。タイヤに空気を入れるところ(バルブ)に無理な力が加わり、バルブの先端が折れてしまいました。当然、空気を入れることも溜めることもできません。

壊れた空気バルブ

橋を走る前に、サイクリング中止か…と思ってしまいました。でも、そこは抜かりありません。あらかじめ準備していた、予備のチューブに交換しました。無事修理完了です。本当に良かったです。
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最初に渡った橋は、来島海峡大橋です。しまなみ海道の中で、一番長く、そして一番高いところを通っています。上り坂はかなりきつかったです。ですが、自転車専用にスロープが用意されており、走行距離は長くなるものの、勾配が緩く設定されています。頑張れば、押さずに漕ぎ続けられます。親切設計です。

来島海峡大橋

しまなみ海道に架かっている橋は、自転車も有料です。ですが、今年度は、自転車の通行料が無料です。ありがたいです。

通行料無料

大島に着いた後、道の駅「よしうみいきいき館」に立ち寄り、昼食をとりました。普通の食堂もあったのですが、バーベキューも用意されています。これが、正解! めっちゃ美味しい。

道の駅「よしうみいきいき館」BBQ

昼食後は、ひたすら走りました。ペース配分が良くわからなかったのですが、無理しない程度に走り続けました。そして夕方、多々羅しまなみ公園に到着です。全く、ノーマークだったのですが、たまたま一緒になった人に、「サイクリストの聖地」があると教えられました。

サイクリストの聖地

ありました!

この記念碑は、瀬戸内しまなみ海道振興協議会と台湾サイクリスト協会が、2014年10月25日に、瀬戸内しまなみ海道と日月譚(にちげつたん)のサイクリングコースとの姉妹自転車協定を締結したことと、同年10月26日、国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」が開催されたことを記念するとともに、瀬戸内しまなみ海道が「サイクリストの聖地」として、多くの人々に愛されることを願い建立したものである。その造形は、瀬戸内の島々をつなぎ未来へと運ぶ架け橋を、今治市産の大島石により表現したものである。「サイクリストの聖地」碑より、和文全文掲載

ほぉ〜。ちなみに、碑の横には謎のオブジェが。

サイクリストの聖地

実は、自転車を乗せられるようになっています。おもしろ〜い。

この日は、多々羅しまなみ公園近くの民宿に泊まりました。海の幸の料理が美味しかったです。

4. 大三島〜尾道。尾道泊

この日も晴れました。相変わらず、風は強かったです。民宿のおかみさんのお話では、来島海峡大橋の方は、強風で通行止になっているとか。1日ずれていて、助かりました。

多々羅大橋は、2番目に長い橋です。やっぱり、橋までは、上り坂です。しまなみ海道が、サイクリストの聖地に選ばれる訳は、自転車の事をよく考えた設計になっている事も、理由の一つだと思います。

多々羅大橋

綺麗な景色。橋げたに、「多々羅鳴き竜」の案内があります。この地点で、大きな音を鳴らすと、道路を挟んだ反対側の柱と反響して、音が残ります。不思議〜。最初から、こう言う設計だったのでしょうか?

多々羅鳴き龍

無事渡りきり、生口島から多々羅大橋を振り返りました。綺麗な橋です。

多々羅大橋

サイクリストの聖地に選ばれる理由の二つ目が、道案内です。道路脇にコースに沿ってカラー舗装がしてあり、このカラー舗装に従って進めば、間違いありません。ちゃんと、尾道に向かっている事がわかります。曲がり角にもしっかり案内があります。

路肩マーカー

曲がった先にも案内があり、間違いに供養になっています。素晴らしい心遣いです。

路肩マーカー

生口島で、平山郁夫美術館に寄ってきました。会社の先輩から、「良かった」と聞いていたからです。

平山郁夫美術館

詳しくは、Wikipediaなどをご覧ください。

シルクロードに深く関わりがあったそうです。バーミヤン大仏が破壊された時は、たいそう胸を痛められたそうです。こんな素晴らしい遺跡を破壊するなんて…。赦すまじです。

しまなみ海道に架かっている橋の内、因島大橋だけは、2層構造になっています。橋上段を車が、下段が歩行者・自転車・原付用になっています。めちゃくちゃ真っ直ぐで、びっくりです。

因島大橋

因島から尾道までは、渡船です。乗船料100円と自転車代10円かかります。乗っている時間はわずかです。

渡船

サイクルコンピューターでの積算距離は、約80kmでした。

走行距離

尾道に来たからには、お好み焼きと尾道ラーメンです。尾道近くの、お好み焼きの店に入りました。店内に、著名人のサインが飾ってあり、評判の良い店なのかな? と思いました。

まずは、尾道焼き。

尾道焼き

そして、広島のお好み焼きです。

広島焼き

写真だと、美味しそうでしょ? ところが、めちゃくちゃ不味いのです。どうやったら、こんなに美味しくないお好み焼きを作れるのだろうか? と思うくらいです。他に、鉄板で焼く焼き鳥というのも頼んだのですが、これもめちゃくちゃ不味い。しかも、肉が硬い。私は、鶏料理はかなり好きな方です。今まで食べた中で、最低の鶏肉でした。

口直しに、尾道ラーメンの店に入ろうとしました。2008年のしまなみ海道スリーデーマーチに参加した時の、思い出の店です。ところが、営業時間街でした。残念。

仕方なく、コンビニで尾道ラーメンのカップラーメンを買って食べました。美味しかったです。

尾道ラーメン

この日は、尾道に泊まり、翌日新幹線で帰りました。

この時、エヴァンゲリオン新幹線を見てきました。

充実した3泊4日の旅でした。

Posted by お市のかた