映画「幸福の黄色いハンカチ」を観ました

2015年2月4日映画・テレビ・ラジオ

私は、Yahoo!プレミアム会員です。ヤフオク!で出品するために。プレミアム会員だと、GYAO!の会員専用映像を見る事が出来ます。先月「幸福の黄色いハンカチ」が無料だったので、観ました。超有名な映画ですが、今まで、ちゃんと観た事が無かったので。

幸福の黄色いハンカチ

あらすじを説明するまでも無い様な気がしますが、一応。

島勇作(高倉健)は、刑期を終えて夕張へ向かう途中です。途中であった花田欽也(武田鉄矢)、小川朱美(桃井かおり)と同行します。勇作が夕張へ向かう理由は、離婚したはずの島光枝(倍賞千恵子)の気持ちを確かめるためでした。もし光枝がまだ一人で、勇作の事を待っていてくれたら、鯉のぼりの竿に黄色いハンカチを挙げておいて欲しいと、手紙を出していたのでした。一行が、夕張の家に着くと、竿一杯に黄色いハンカチが張られていました。

Wikipediaに詳しいストーリーが出ていますので、そちらをご覧下さい。

テレビの特集で、最後の黄色いハンカチのシーンは見た事がありましたが、どう言う経緯でこのシーンにたどり着くか、わかりませんでした。それぞれに事情を抱えた三人が、少しずつ互いの事を理解しながら夕張の勇作の家にたどり着く脚本は非常に良く出来ています。純粋な心を持っていると、感動出来ると思います。

ただ、演出でちょっと気になった事があります。勇作が喧嘩でチンピラの頭を石の階段に打ち付けて死なせてしまい、それが刑務所に入る理由でした。旅の途中、やくざ風の男の頭を車のボンネットに打ち付けるシーンは、チンピラとの喧嘩を思い出させてしまいます。刑務所に入っても、反省出来ていなかったのではないかと。

それ以外は、非常に良く出来ていると思います。黄色いハンカチは、光枝が妊娠していた事を知らせた合図が伏線になっており、最後の竿一杯の黄色いハンカチは、幸せの象徴だったんですね。

Posted by お市のかた