ZFSでの差分バックアップの取り方?

FreeBSD,NAS,パソコン・インターネット

ZFSを使っていて便利だなと思う機能の一つにスナップショットがあります。このスナップショットを使えば、差分バックアップが簡単に取れる様です。

次の資料の、34ページから42ページを読むと、以下の方法で大丈夫だと思います。

upool/export/mysqlが今使っているデータセットで、ypoolがバックアップ用のpoolだとします。現時点で、upool/export/mysql@20140531とypool/export/mysql@20140531と言うスナップショットがあるとします。新しく、本日分のスナップショットを作り、ypoolにコピーします。

  1. zfs snapshot upool/export/mysql@20141111
  2. zfs send -R -i upool/export/mysql@20140531 upool/export/mysql@20141111 | zfs receive -d -F ypool

一応、このやり方で、ypoolに最新のデータセットができた様です。サイズ的には、同じになっていました。

root@freebsd:/ # zfs list upool/export/mysql
NAME                 USED  AVAIL  REFER  MOUNTPOINT
upool/export/mysql  4.20G   461G  4.04G  /export/mysql
root@freebsd:/ # zfs list ypool/export/mysql
NAME                 USED  AVAIL  REFER  MOUNTPOINT
ypool/export/mysql  4.20G  75.2G  4.04G  none

多分、正しいと思うのですけれど。他のデータセットで試したら、考えていた通りにできていましたので。

Posted by お市のかた