さだまさし4000回記念コンサートレポートです[追記あり]
さださん、本日もお疲れ様でした。無事、4001回目を終わらせる事ができました。
感想は、昨日書きました。
- さだまさし4000回記念コンサートに行って来ました: プラスα空間 (2013年7月17日)
コンサートレポートの解禁です。
今回のコンサートは、ほぽ全曲、観客からのリクエストによって唄う唄を決めるというもの。座席に置かれていたリクエスト用紙に一曲だけ書いて、事前に投票します。
私は、「つゆのあとさき」をリクエストしましたが、ハズレました。エピソードは「卒業証書=失恋、に気付くまでに時間がかかりました」です。リクエスト曲は「夢」にすれば良かったかな? どちらにしても、ハズレですが。
宝くじみたいな物という事でしたが、正にそんな感じです。当たれ~と念じましたが、ダメでした。
司会進行を立川談春さん、しやかし(冷(ひ)やかし)をALFEEの板崎さんが勤めてらっしゃいました。
他のアーティストとのコラボもありました。tweetを見てると、あまり、それを良く思っていない人もいる様ですが、司会進行がいたり、コラボだったりした方が、さださんが楽をできるのじゃないかな?
一人で、ほぼ全曲リクエストのコンサートをこなすのは、辛いでしょう。まぁ、そもそも一人で司会進行もやるコンサートだったら、全曲リクエストを二日連続ではやらないでしょうけれど…。
ちなみに、私は、楽しめました。
(追記 2013-07-28 15:11 7月28日放送の「今夜も生でさだまさし」で、さださんがお話ししていましたが、次に歌う曲がわからない状態でのコンサートは、本当に辛かったと。さださんが楽をしたのではなく、 視聴者を楽しませるための企画だったとわかりました。本当に、さださんの事を考えるなら、さださんが自分で仕切って進行するコンサートの方が、良いのですね。)
1曲目は、リスエストではなく、「さだまし国民投票1位」の「主人公」。ダントツ、不動の1位。それ以来、良い曲を作って来ていない訳じゃなくて、聴いて下さる方が、本人を大切にしている証拠だと。
(追記 2013-07-20 00:06 「さだまさし国民投票」の結果は、次のウェブサイトで見る事ができます。)
3曲目以降は、7,500枚の投票用紙の中から選びます。沢山引いていましたが、ダブりや、歌えない曲が出た時のためとか。
実際に、ステージで唄うかどうかは、音楽監督兼ピアノの、倉田さんが決めるとか。
その間、最初のゲストの吉田政美さんと2曲目の「精霊流し」。でも、出だしで、ハウリングがおきました。私は「あ〜、音響の人、やっちゃったな〜」と思いました。さださんもそう思った様で、音響の和田さんを名指しで、「お前、悔しいだろうから、もう一度」と言って、弾き直しです。今度は、完璧でした。
吉田さんのギターを聴いていて思ったのですが、吉田さんのギターは、吉田さん自身が唄っている様に聴こえました。吉田さんのギターは、吉田さんそのものなのですね。
そして、遂にリクエスト1曲目の3曲目は「しあわせについて」。いきなり、アンコール級の曲です。
信じられない事に、4曲目は「償い」。最初、23歳女性のリクエストと聞いて、さださんは、「軽い唄だろう」と冗談を飛ばしていたのですが、「償い」ですよぉ。しかも、その女性は、彼氏の影響で、最近、さださんのファンに成ったばかりで、歌詩の意味深さを知ったとか。「償い」をリクエストするなんて、ツウですよ。
5曲目も偶然23歳女性からのリクエストで、「雨やどり」。「こんな彼氏が欲しい」とか。
コンサート終盤で、談春さんが、「『止まらなくて、止まらなくて』の後に、『ませませ〜』ですからね〜」と、冷やかしていました。正に、そんな感じです。
次々と明かされる、リクエスト曲。それを、さださんは、ホールインした時の気持ちのようだと表現していました。なが〜い、たとえでした。
さださんは、リクエスト曲を読み上げる時、デパートのアナウンスの真似をしていました。「俺、デパートでアナウンスした事、あるんだよ」と話されていた時「聞いた〜」と叫びたかったですが、止めました。
- さだまさし展覧会とトーク&ライブに行ってきました[追記・訂正あり]: プラスα空間 (2009年6月11日)
タイトルが「さだまさし展覧会」となっていますが「さだまさし博覧会」の間違いです。
6曲目は、「あなたが好きです」。リクエストした人が、披露宴の時に使った曲だとか。
7曲目は、「いのちの理由」。突然、さださんが客席に岩崎宏美さんがいると明かします。岩崎宏美さんは、ステージに上がり、一緒に「いのちの理由」を手話付きで唄っていました。岩崎宏美さん、上手いです。
岩崎宏美さんの手話は、ほぼ読み取れました。
8曲目は「落日」。観客も一緒に唄います。私は、涙ぐんで、上手く声を出せなかったな。
9曲目は「桜散る」。リクエストしたのは男性で、選んだ理由が「いろいろ」。う〜ん、考えさせられますねぇ。(笑)
10曲目は、「秋桜」。実は、この曲を、ももいろクローバーZのメンバーのあーりんさん(佐々木彩夏さん)がリクエストしていて、ゲストとして登場し、一緒に唄いました。お世辞にも上手とは言えなかったけれど、一所懸命さが伝わってきました。17歳だもんね。山口百恵さんだって、18歳だったんだもの。
18歳で唄いきった、山口百恵さんはすごいですね。あーりんさんも、後一年頑張って、上手になって欲しいです。
(追記 2013-07-19 23:41 あーりんさんの不満は、過保護で、門限が早くてつまらないと言う事です。門限は、基本的に明るい時間のうち。それをさださんがたしなめていました。コンビニの前に深夜でたむろする高校生。そんな仲間に入っちゃ行けない! と。あーりんさんは、ちゃんとわかってくれたかな?)
11曲目は「無縁坂」。板崎さんと一緒に唄います。さださんがバイオリンを演奏します。まじめに演奏するかと思いきや、「赤ちょうちん」に。さださんは、ギターの石川鷹彦さんが誘った! とおっしゃっていました。
12曲目は、「胡桃の日」。三代目 J Soul Brothersとのデュエットです。やっぱ、カッコいいなぁ。照明も派手派手で、すごかったです。
13曲目は、「Birthday」。ホッとしますね。リクエストの理由が、同僚が、今日、ご出産されたからとか。会場にも、7月17日誕生日の人が、沢山いました。
14曲目は、「道化師のソネット」。前ふりで、「サーカスの事故をきっかけにできた曲」と紹介した時点で、あちらこちらから、「あぁ〜」と言う声が聞こえてきました。私はわかりませんでしたけれど、古くからのファンの方は、すごいですね。
さださん自身、ゲストの曲を全曲引き当てるとは思ってなかった様で、8:15になったら、ゲストの人を一人ずつ呼んで、一緒に唄うつもりだったそうです。ところが、全曲、当てちゃった!
さださんは、何か持ってるとか、何か降りて来たとか、冗談を言っていました。でも、本当にすごい引きです。この曲順は、抽選で引いた通りの曲順なのです。それが、そのままま完璧なセットリストに成っている! すごいです。
最後のトークは、東日本大震災で、ご主人を失い、その後の激務で片腕を失ってしまった看護婦さんの話でした。ご主人は、市役所の職員で、住民を助けるために、最後まで案内を続け、逃げ後れて亡くなってしまったそうです。そのご主人と知り合ったのは、中学校の時。それ以来、ずっと好きだったのに、震災で亡くしてしまっって…。ご主人も、さださんが、好きで、一緒にコンサートに良く行っていたそうです。もう、二度とさださんの曲を聴く事も無いと思っていたのに、さださんの慰問コンサートでリクエストした「奇跡〜大きな愛のように〜」。15曲目でした。
これで、予定していた曲は終了。そして、鳴り止まぬ拍手。やがて、アンコールを促す拍手に変わり、さださんの登場です。
アンコールは、「風に立つライオン」でした。同じタイトルの小説を書いたから、買ってね〜と、ちゃっかり宣伝していました。
[amazonjs asin="4344024222" locale="JP"]こう言う、スペシャルなコンサートの時は、セットリストが掲示されないのです。それがわかっていたので、しっかりメモしてきました。そして、当日のうちに、iTunesでプレイリストを作り、今日はiPod touchで、余韻に浸っていました。
4000回の、セットリストです。
- 主人公(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- 精霊流し(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- しあわせについて(Only Singles)
- 償い(天晴〜オール・タイムベスト〜)
- 雨やどり(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- あなたが好きです(Only Singles)
- いのちの理由(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- 落日(逢いみての)
- 桜散る(Glass Age)
- 秋桜(天晴〜オール・タイムベスト〜)
- 無縁坂(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- 胡桃の日(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- Birthday(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- 道化師のソネット(天晴〜オール・タイムベスト〜)
- 奇跡〜大きな愛のように〜(天晴〜オール・タイムベスト〜)
E.C.
- 風に立つライオン(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
全部で、16曲。括弧内は、収録アルバムです。「天晴〜オール・タイムベスト〜」からの曲が多いですね。
[amazonjs asin="B00CCRY3DO" locale="JP"]本日の第4001回のコンサートにも行きたかったのですが、さすがに二日連続は、きつかったです。でも、曲名を @timeandtide36 さんに教えていただきました。ありがとうございます。
4001回のセットリストです。
- 主人公(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- パンプキンとシナモンティー(天晴〜オール・タイムベスト〜)
- あなたへ(もう来る頃…)
- 童話作家(続・帰郷)
- 精霊流し(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- デイジー(天晴〜オール・タイムベスト〜)
- 秋桜(天晴〜オール・タイムベスト〜)
- 関白宣言(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- 献灯会(美しき日本の面影)
- 案山子(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- 片恋(予感)
- きみのとなりに(CD無し)
- 空になる(もう来る頃…)
- 奇跡〜大きな愛のように〜(天晴〜オール・タイムベスト〜)
E.C.
- 風に立つライオン(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
- 遥かなるクリスマス(天晴〜オール・タイムベスト〜) ○
曲の終わりに付けた「○」は、私の直前予想結果です。結構、当たっていました。
- さだまさし4000回記念コンサート!直前予想!: プラスα空間 (2013年7月16日)
4001回、アンコール2曲目の「遥かなるクリスマス」は、21日の参院選に対する、さだまさしさんからの強力なメッセージだと思います。他にも同じ事を思った方がいて、伝わる人には伝わったはずです。
憲法第9条を改正して、正式に軍隊を持たせようとしている政党に、日本をゆだねて良いのか? と言う。子どもを戦場に送り出す契約をしてしまって良いのか? と言う。
みなさんは、いかがでしょうか?
スタンド花も、沢山届けられていました。ひときわ目を引くのが、コレ!
「生さだ」からです。低予算番組なのに、こんな所に、お金を使ってる〜。(笑)
普通のスタンド花だと、1万5千円(1段)〜3万円(2段)ですが、これは、4万円以上はかかっていますね!
(追記 2013-07-19 00:55)
さださんが「上を向いたらキリが無い、下を向いたら後が無い」とおっしゃっていました。私は、今の自分を受け入れて、やれるだけの事をやろうと言う意味だと理解しました。
それと、パスポートを持っていき忘れて、代わりにメモ帳にスタンプを押しました。(泣)
(追記 2013-07-19 23:41)
あーりんさんファンのために、エピソードを追記しました。
(追記 2013-07-20 00:06)
「さだまさし国民投票」結果へのリンクを追加しました。
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