MacBook Pro (Early 2011)カスタマイズの理由[追記・訂正あり]

パソコン・インターネット

MacBook Pro (Early 2011) 15-inchのBTO(Built To Order、注文生産方式)オプションを使ったカスタマイズモデルを買いました。

カスタマイズには、MacPeople 5月号と、Mac Fan 5月号を参考にしています。

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購入した仕様は、次の表の通りです。ベースモデルは、MC723J/A(15インチ 2.2GHz Quad Core i7)です。

項目 ノーマル カスタマイズ後
CPU 2.2GHz Quad Core i7 ノーマルのまま
メモリ 4GB 8GB
内蔵ストレージ HDD 750GB SSD 256GB
ディスプレイ 1440×900(光沢) 1680×1050(非光沢)
キーボード JIS ノーマルのまま
Apple Care Protection Plan なし あり

選定理由をまとめて行きます。

その前に、一つ告白しなければならない事があります。実は、MacBook Pro (Early 2011) 13インチも買ってしまっているのです…。こちらは、相方用。相方が使っていたiBook G4(14 inch 1GHz)が壊れて(不調になって)しまったので…。

これを零号機として、いろいろ実験していました。その調査の結果、上記の構成となったのです。

1. ベースモデル

2.0GHzのMC721J/Aにするか、2.2GHzのMC723J/Aにするか、悩みました。

CPUの違いの他に、搭載されているGPUが違います。MC721J/AはHD6490M、MC723J/AはHD6750Mです。

ベンチマークテストの結果を見ると、MC723J/Aの方が、かなり速いです。

GPUの差が、実際の作業で、どれ位違ってくるかわかりません。

アプリ次第なのですが、GPUを使って処理を高速化する仕組みが、Mac OS X 10.6 Snow Leopardに用意されています。今は、数少ないと思うのですけれど、これから増えてくるかも知れません。その時に、GPUが遅いと残念な気持ちになると思われます。

ここは、思い切って、MC723J/Aを選びました。

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2. CPU

ベンチマークテストを見ても、2.2GHzと2.3GHzの差は僅差です。価格に見合いません。よって、ノーマルのままです。

3. メモリ

8GBにしています。

零号機に、PowerMac G4/MDDの環境を転送し、今使っている作業で、どれ位メモリを使っているか調査しました。実装メモリ4GBをほとんど全部を使っています。その時に動かしていたのは、Firefox 3、iTunes、iPhoto、Photoshop Elementsだったと思います。

ソフトを立ち上げすぎと思われるかも知れませんが、本気でブログを書いている時は、これ位のアプリを同時に使っているのです。

使用状況を考えると、4GBじゃ苦しいです。

(追記 2011-04-23 18:37)(訂正 2011-04-25 01:47)

Windowsをインストールしようと思っている方は、メモリを4GBのままにしておいて、8GB分のメモリと一緒にDSP版(OEM版)Windowsを買うと良いかも…。ライセンス的に良いのか悪いのか判断できないので、削除しました。

Windowsをインストールしようと思っている方は、メモリを4GBのままにしておいて、8GB分のメモリと一緒にDSP版Windowsを買うと良いかも…。ちょっと、調べてみました。

メモリの交換の仕方は、MacBook Pro付属の説明書に載っています。これって、ユーザ自身で増設しても良いって事かな? AppleCareは大丈夫??

警告: ご自分で行った作業が原因で発生した故障に対して、製品保証は適用されません。

取扱説明書Everything Macより

メモリ増設が原因で壊れたので無ければ、製品保証があるのかな?

ちなみに、MacBook Pro (Early 2011)用のメモリは、DDR3 SO-DIMM 1333 PC3-10600Sです。4GBを2枚組みで増設します。

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4. 内蔵ストレージ

会社で、SSD内蔵のノートPCを使っています。一度、SSD内蔵のノートPCを使うと、もうHDDには戻れないですね。

SSDの特長は、次の通りです。

  • 高速
  • 耐衝撃性
  • 低消費電力

他にも、「軽い」「無音」などの特長があります。

高速なのは、色々な所で書かれていますね。ここで、書く必要も無いでしょう。

私が注目しているのは、耐衝撃性です。

会社でノートPCを使っていると、ちょっとノートPCにショックを与えただけで、「ヘッドを安全な領域に退避しました」と言うメッセージが出ます。HDDがクラッシュするのでは? と心臓に悪いです。ヘッドを退避しているので、大丈夫のはずですが…。

家でノートPCを使う時は、自分の部屋からリビングへ移動する時、電源を入れたまま移動とか、すると思います。それと、いつも机の上とか、安定した状態では使わないと思います。膝の上とか、不安定な状態で使うと思います。

そんな状態で、ドキドキしながら使うのは嫌です。高くても、SSDにしたかったです。

HDDモデルを買って、自分でSSDに載せ替えると言う方法もあります。ですが、Mac Fan 5月号の40ページを読むと、純正以外のSSDだと、OSのインストールに失敗するか、成功してもフリーズすると言う深刻な問題があるらしいです。

それと、純正以外のSSDでは、TRIMコマンドがサポートされません。

20110422macbookpro_ssd

容量は256GBで、わりとあっさり決めました。128GBだと少なすぎ、512GBだと高すぎです。

256GBだと、容量的に厳しいのですが、工夫して乗り切る事にしました。

5. ディスプレイ

高解像度にするのは、早い内から決めてました。1680×1050です。iPadのアプリを開発しようと思ったら、この位の広さは必要でしょ?

15インチなのに、20インチiMacと同じ画素数なんですよ!!

次に、光沢にするか、非光沢にするかと言う選択肢が来ます。

リビングで、零号機を使うと、照明が映り込みます。これは、非光沢を選ぶしか無いでしょう。

6. キーボード

JISにするか、USにするか悩みました。

利点 欠点
JIS かな/英数の切り替えが楽 Returnキーまでが遠い
US 自然な配列 かな/英数の切り替えがちょっと面倒

私が、生まれて初めて触ったキーボードは、機械式英文タイプライターのキーボードです。それと、一時期、USキーボードで作業していた事もあります。なので、USキーボード配列での入力は、問題ありません。

ただ、かな/英数の切り替えは、どう考えてもJISの方が楽です。ワンキーで、確実にモード切り替えができます。USキーボードでの切り替えは、コマンド+SPACEで、トグル式になっているので、どちらのモードになっているかを覚えておく必要があります。

iPadにつないでいるキーボードRBK-2200iは、US配列です。iPadを使う時は、US配列に接します。

でも、会社のPCはJIS配列なので、圧倒的にJIS配列に接している時間の方が長いです。

かな/英数の切り替えが楽、慣れの問題と言う事で、JIS配列にしました。

でも、仕事ではJIS、オフタイムはUSと言う、切り分けにしておけば良かったかも…。

実は、発注した直後、Apple Storeに電話して、変更できないか聞いてみたのですが、間に合いませんでした。

実際届いてみてから、まあ、JISで良かったかな、と思っています。

7. Apple Care Protection Plan

これは、必須でしょう。

【関連記事】

(追記 2011-04-23 18:37)

項目の順番を変更しました。

メモリの記述に、Windowsの事を追記しました。

(訂正 2011-04-25 01:47)

ライセンス的に良いのか悪いのか判断できないので、Windowsの記述は削除しました。

(追記 2011-05-01 22:09)

ライセンスについて調べてみたので、追記しました。

Posted by お市のかた