Snow Leopardに向けて[追記あり]
(追記 2009-06-27 00:13 発売前のソフトに付いて書いていますので、核心部分が推測です。)
WWDC 2009でMac OS X 10.6 Snow Leopardが9月に発売される事が発表されました。ものすごい低価格($29)です。日本円だと3千円位? ファミリーパックでも$49だそうです。Windowsに比べるとずっと安いですし、今までのMac OS Xの価格よりも非常に安く設定されています。Snow Leopardに移行させようと言う、Appleの本気がうかがえます。
- 低価格戦略でOSアップデートを促進：「Mac OS X Snow Leopard」はアップグレード価格29ドルで、9月に発売 – ITmedia +D PC USER
- Mac OS X Snow Leopard Up-to-Dateプログラムの価格が980円に決定 – ITmedia +D PC USER
でも、Snow Leopardに移行する為には、CPUがintelプロセッサである必要があります。PowerPCは対象外です。我が家には、PowerMac G4/MDD、iBook G4、そしてiMac 2007 midがあります。Upgrade可能なのは、iMacだけ…。
私の配偶者がiBook G4でAppleWorksを使っています。ところが困った事に、Snow Leopardでは、Carbon Free(Carbonが使えなくなる)と噂されているので、CarbonアプリであるAppleWorksが動かなくなる可能性が非常に高いです。AppleWorksは、Mac OS X 10.5 Leopardでは、何とか使えています。
- Maimaikaburi: Snow Leopard
- June 2008 | HMDT Journal (11日の記事)
- WWDC 2009で、一般向けに公開されている情報(基調講演)では、Carbon Freeの事は無かったと思います。
- アップル、「WWDC 2009」を開催–基調講演をライブカバレッジ:ニュース – CNET Japan
9月にSnow Leopardが発売されてしまうと、それ以降に発売されるMacでは、(今までのAppleの方針からすると)Leopardが動かなくなるはずです。そうすると、AppleWorksも動かなくなるでしょう。それは、かなり困ります。
対策としては、必要なAppleWorksの文書をMicrosoft Office系か、iWorks系に移しておくしかありません。でも、全部は無理かも…。やはり、しばらくはAppleWorksの動く環境を残しておきたいです。
そうなると、今のうちにLeopardが搭載されているMacを買って置く必要があります。さすがに、ずっとPowerPC G4と言う訳にも行かないですし…。それと、今Macを買えば、980円でSnow Lopardにupgrade出来るのです。
もう一つ心配なのが、egword Universal 2がSnow Leopardで動くかどうかです。egword Universal 2はCocoaアプリなので、Snow Leopardでも動く可能性があります。でも、実際に試してみないとわかりません。egword Universal 2の新しいバージョンが出る可能性はほぼ無いですし、サポートも終了しています。
家族新聞をegword Universal 2で作っているので、これが動かないと困ります。一時期、Microsoft Wordで家族新聞を作った事があるのですが、非常に使い辛かったです。その上、仕上がりも汚いのです。egword Universal 2が動かないとなると、Adobe Indesignなどに移らないとダメかも知れません。
AppleWorksもegword Universal 2も良いソフトなのに、見捨てられてしまった可哀相なソフトです。
Snow Leopard対策をどうするか? しばらく、悩みの種です。
(追記 2009/08/27 21:58)
Carbonはなくならない?!もご覧下さい。