「ご近所の底力」認知症徘徊問題

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NHKのご近所の底力を見ました。見てつくづく、暖かい番組だなぁと思いました。

今回のテーマは、認知症で徘徊していしまう老人にどう向き合うかでした。

徘徊するとなると、ついつい、その老人を閉じこめてしまう方へ考えが向きますが、番組では違いました。閉じこめてしまうのではなく、徘徊に一緒に付き合って、気を紛らわしてあげる事が大切なようです。

この様な対策をしていても、家族の知らない間に徘徊してしまう事があります。そういう時は、地域の方々の助けを借りて、捜索するのだとか…。捜索に携わる人たちは、普段の仕事が外回りをする人を中心に置かれていたり、定期的に捜索の訓練を受けていたりするようです。そういった取り組みで、捜索願の出ていた人たちを無事連れ戻しているそうです。

別の話で、大坂城公園での花見のバーベキューをやめさせると言う取り組みの結果が紹介されていました。1万人の人出に対して、取り組みに関わるメンバーは20人…。正直、少ないです。でも、その少ないメンバーで、花見でバーベキューをしている人たちに声掛けし、桜に影響が及ばないように、バーベキューコンロをどかしてもらう事に成功していました。

バーベキューをしていたのは若者達でした。最初、移動する事を拒んでいたのですが、火気が桜の枝や根を痛めてしまうと言う事を、取り組んでいるメンバーがきちんと説明する事で、若者達は納得したようです。火気が桜に悪影響を及ぼす事を知らず、バーベキューをしてしまったとの事でした。

大人が、きちんと説明すれば、ちゃんとわかってくれるのですね。私も勇気を持って、若者に接して行きたいです。

5月18日の10:05から、NHK総合テレビで再放送するようです。

Posted by お市のかた