蛭子の論語 自由に生きるためのヒント

読書ノート

書名 蛭子の論語 自由に生きるためのヒント (角川新書)
著者 蛭子能収 本の所在 Kindle
出版社 KADOKAWA / 角川書店 価格 100円
出版年 2015年11月10日 評価 ★★☆☆☆
読書期間 2017年12月20日〜2017年12月21日
心に残った言葉

余計な御世話かもしれないですけど、自分の不幸なんて、ひとりで抱えているより誰かに話して笑い話にしてしまったほうが、その人にとってもいいと思うんですよ。

『「思いやり」を間違うと批判される』より

感想

Kindleで安くなっていたので購入しました。

蛭子さんが論語の思想と同じところがあると言う事で、この本が企画されたようです。実際に読むと、確かに孔子と同じ考えになっているところがあるのですが、それよりも反対の考えが書かれているところが多かったです。

「人は群れ(派閥を作り)始めたら終わり」「ネガティブな発言に同調しない」と言う考えにはなるほどと思いました。一方「反省しない。反省よりも二度と同じ過ちを繰り返さないこと」と言っているのですが、反省しなければ、過ちにすら気づけないと思うのですが。それに、奥様に言わせると、何度も同じ過ちを繰り返しているそうです。やっぱり、反省していないからなのでは?

救われたのが、Facebookの投稿に「いいね!」をつけてもらえないのは、「あなた自身のことなんて、そもそも誰も興味がありません。」と言うことです。確かに、そうですよね。本当に、良いと思った人にだけ、「いいね!」をつけてもらえば十分です。

確かに、自分の不幸をひとりで抱えていると、辛いです。聞いてもらえる人を苦しめないように打ち明けて、笑い話にできたらいいのにと思います。

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蛭子の論語

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Posted by お市のかた