「ねんドル岡田ひとみのフェイクフード展」に行ってきました

2014年12月15日ねんドル岡田ひとみ,文化・芸術

先日、公式ブログで案内があった作品展に行ってきました。

ソラマチ

東京スカイツリーのあるソラマチの9階にある、郵政博物館内に展示されています。12月6日(土)〜12月28日(日)までです。

ソラマチに入ってから、郵政博物館にたどり着くまで、かなり時間がかかりました。9階までの直通のエレベータはなさそうです。8階で乗り換える必要があります。

郵政博物館

ありました! 撮影可だったので、いくつか作品を紹介しておきます。

ねんドル岡田ひとみのフェイクフード展

岡田ひとみさんの初期の作品から最新作まで展示されていました。改めて、それらの作品のすごさに圧倒されました。

初期の作品はとにかく、細かい! よくぞ、この様な作品を作れる物だと思いました。最近の作品は、ミニュチュアフードにこだわらず、他の芸術家とのコラボレーションや、本物と区別がつかない程のリアルさ、ストーリー性を加える挑戦もされている様です。

以前からあった、ガリガリ君が溶けて「12分後」の作品の後日談が作られていました。なるほど〜と言う感じです。12時間後に残った高校生同士が結婚した12年後、更にはガリガリ君から120年後にどうなっているかと言うストーリーだそうです。

12分後

この写真は、オリジナルの「12分後」です。続きは会場でご覧ください。

握り寿司のねんど作品を作る為に、ねんどから米粒を「ちねる(こねた小麦の塊を小さくちぎって米粒状にすること)」事に対して、twitterで泣きが入っていましたが、ちゃんと完成されていました。「ちねり」は、黄金伝説での有野さん(よゐこ)の得意技なので、チネラーの有野さんに依頼するべきだった?! でも、それをやってしまうと、ねんドル作品にならないからなぁ…。

ワサビ、背伸び、涙の後悔

この作品のタイトルが意味深で、理解できなかったので聞いてみました。ちょっと背伸びして、わさびに挑戦したお子さんが、やっぱり無理と判断してわさびを取り除こうとしているストーリーになっているそうです。日本語のタイトルが「ワサビ、背伸び、涙の後悔」で、英語のタイトルが「regret…the Japanese horse-radish makes me cry」となっています。和訳すると「後悔…ワサビが僕を泣かせるんだ」となります。

岡田ひとみさんが在館される日程が公表されていますので、直接お確かめになって下さい。お話しできると思いますよ。

なお、私が最初に岡田ひとみさんの作品を知ったのは、さださんの作品がきっかけです。

もう、4年前になるのか…。

Posted by お市のかた