Redmineのデータを消失(FreeBSD 10.0でApache2.4)

2016年6月18日FreeBSD,パソコン・インターネット

FreeBSD 10.0にアップグレードすると、Apacheの標準が2.2に、MySQLのバージョンが5.5に固定の様な感じです。きちんと調べた訳ではないので、違っているかもしれません。

FreeBSD 10.0になってから、パッケージ管理がpkgコマンドに変更になりました。次のコマンドで、pkgをupgradeできます。

pkg upgrade -f

ですが、apache2.2とMySQL5.5、それとPHP5.4をインストールしようとしてきます。それは、どうもFreeBSD 9.1の時に、apache2.4のmod_fcgiとlibphp5.so(php5.5)、Rubyのrubygem-passengerのインストールをしていたからのようです。mod_fcgiとlibphp5.soがapache22と依存関係を持っていて、rubygem-passengerがMySQL5.5と依存関係を持っている様に見えます。

Apache2.4をApache2.2にダウングレードしてしまえば、何の問題も無くなるのですが、httpd.conf関係のファイルを書き直すのは面倒だし、ダウングレードもちょっとしゃくに障ります。

それで、mod_fcgiとphp55は、makeでインストールする事にしました。それと、どこかで読んだのですが、/etc/make.confに、バージョンを設定しておくと良いみたいです。

WITH_PKGNG= yes
DEFAULT_VERSIONS=php=5.5 mysql=5.6 apache=2.4

その後、portsパッケージを更新して、makeします。

# portsnap fetch
# portsnap upgrade
# cd /usr/ports/lang/php55
# make install clean
# /usr/ports/www/mod_fcgid
# make install clean

今度は、pkg upgrade -fで、これらのパッケージがupgradeされない様に、pkg lockします。多分、次の通りだと思います。違ってたらゴメンナサイ。

# pkg lock ap24-mod_fcgid
# pkg lock rubygem-mysql
# pkg lock rubygem-mysql2
# pkg lock rubygem-passenger
# pkg lock mysql56-server
# pkg lock mysql56-client

一応、この後で、pkg upgrade -fでパッケージをアップグレードしました。

無事環境が整った訳ですが、portsをmakeした後、リブートしたら、Redmineが動かなくなっていたのです。phpMyAdminで調べてみたら、redmineのデータベース(テーブル)の中身が、空っぽになっていました。MySQLが5.5や5.6にコロコロ変わった事や、Redmine関係の設定をぐちゃぐちゃやってしまったためだと思います。

バックアップから、3月末のデータまでは復帰できたのですが、4月と5月の作業分が無くなってしまいました。

WordPressのデータベースは無事だったので、MySQLのバージョン変更は関係無かったのかもしれません。rakeコマンドで、ぐちゃぐちゃやっちゃったからかなぁ。

Redmineのチケットを、備忘録代わりにしていたので、かなり痛いです。

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Posted by お市のかた