2013年参院選直前!各党政策比較
いよいよ明日、2013年参院選の投票日です。既に、期日前(きじつぜん)投票を済ませてしまったかたもいらっしゃるでしょうか?
私は、明日直接投票所に行く予定です。
前回の衆院選もそうでしたが、今回の参院選も、これからの日本の進路に非常に重要です。
- 2012年衆院選[追記あり]: プラスα空間 (2012年12月9日)
直前ですが、各党の政策を比較してみました。
党名 | 護憲 | TPP反対 | 脱原発 |
---|---|---|---|
自由民主党 | × | × | × |
民主党 | △ | ? | ○ |
日本維新の会 | × | × | ○ |
公明党 | × | ? | ○ |
みんなの党 | × | × | ○ |
生活の党 | △ | ○ | ○ |
日本共産党 | ○ | ○ | ◎ |
日本社民党 | ○ | ○ | ◎ |
みどりの風 | ○ | ○ | ◎ |
この表は、次のウェブサイトからのリンクを基に、各政党のウェブサイトを見て、それぞれの政党について3〜5分でまとめた内容です。ですので、間違えて読んでいる可能性もあります。
憲法改正について
私は、憲法は絶対に変えてはいけないとは思わないのですが、変えるとしても、前文はいじらないとか、公権力を制限する方向で改正するとか、ドイツやアメリカ的な改正の仕方が必要だと思います。
現時点では、そう言う事にこだわらずに、今の憲法を護るかどうかについてまとめてみました。
ただ、自民党の憲法改正案は危険すぎます。第9条を改正して軍隊を正式に認め、その運用も非常に厳しい物(軍法会議の復活等)にしようとしています。
TPPについて
TPPについての私の考えは、先日まとめました。
- TPPについてわかり易く描かれた漫画: プラスα空間 (2013年7月10日)
メリット、デメリットがありますが、私が一番懸念しているデメリットは、日本の皆保険制度が壊滅して、低所得者層がまともな医療を受けられなくなる事です。TPPは例外を認めていないので、アメリカの保険会社は、ガンガンに責めてきますよ。そうなったら、盲腸の手術で200万円とかになってしまいます。保険に入れない低所得者層は、早死にするしかありません。
メリットとしては、日本の腐った官僚組織や利権団体を破壊して、0からやり直せるかもしれない事ですが、そう上手くはいかないでしょうね。
原発について
私は、原子力技術自体には賛成です。管理体制、非常時の対応方法、廃炉まで入れたコスト計算がしっかりしていれば(子孫の世代に負担を先送りしない)、原発に頼っても良いと思っています。きちんと制御できれば、クリーンに発電できます。基本的に、核反応で発生した熱でお湯を沸かして蒸気を作り、タービンを回して発電しているだけですから。
ですが、事故を起こしたときの影響がとてつもなく重大です。その為の管理体制と非常時の対応方法です。311以前の電力会社と反原発派は、「絶対安全」「絶対安全ならなぜ事故を起こした時を想定するのか」と、こう着状態に陥り、その体制ができませんでした。どちらも愚かだと思います。
311の後でも、今の東電(東京電力)の対応を見ていると、安全に運用するための改革は、電力会社に期待できません。それなら、いっそ止めてしまったらと思います。
まとめ
以上ですが、意見には個人差があり、私の考えが本当に正しいかどうかはわかりません。
ただ、日本を軍国国家、ひいては子どもを戦場に送ろうとしている政党には絶対に投票したくありません。
さだまさしさんも、同じ考えでしょう。
- さだまさし4000回記念コンサートレポートです[追記あり]: プラスα空間 (2013年7月18日)
4001回のアンコール曲2曲目、「遥かなるクリスマス」がすべてを物語っていると思います。
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